ここ最近気温が安定したような感じですが、未だ若干肌寒い日があります。
月末に最後ホタル撮影に行ってきました。最近は昼間の撮影をほとんどしてないのですが、事情により撮影時間を４０分間と決めています。薬さえ服用しなければもう少し撮影できるんですが（＾＾；）
豊田の西部地区のホタルも今が最盛期に入りました。ただ、今年のこの場所のホタル、昨年より若干早めに出ていたのでホタル祭りの時には光の数が減りそうな予感もするのでこの月末の夕方は率先して撮影しました。
昨年始めてホタル観賞地となった西部の学校側の川沿い。ここ最近は少数ですが、カメラマンも見えるようになり、また遠くから観賞に来られた方もおられました。県内では周防大島から来られた方もおられましたよ。
今までホタル撮影場所は詳細に掲載してなかったのですが、今が見頃ということで今回は撮影場所を掲載します。
もちろんこの場所以外にも見頃の場所はありますが、僕がこの場所にこだわるのは、かつての学び舎ということもあったからです。子供の頃は親の事情ということでこの学校へ途中入学したわけですが、何もなくほんと田舎オンリーでもありました。毎年来るこのシーズン、撮影場所のグラウンドを通る度に昔の記憶が蘇ってくる時があります。
西部の撮影場所の１つ、豊田中地区の小学校の場所のホタルを紹介します。せっかく豊田に来られてホタルが見れなかったら残念なところもありますし。
駐車スペースもけっこうあり、グラウンドに車を入れない限りはＯＫです。ただ、ゴミ、タバコの始末だけはお願いします。
ちょうど止まっているホタルと乱舞しているホタルを狙ってみたんですが、生憎ライトを忘れてしまい葉に少し照射するのができなくなった１枚です。
この場所での観賞の魅力の１つがたくさんのホタルを橋の上から見えること。多すぎてカメラに止まったり、服に付いたりとある程度のホタルが今から楽しめます。
さて、この小川の側のグラウンドには遊具があり、それを入れながら撮影なんてのもいいかもしれない。
シーソーの背後で乱舞するホタル。露光間、シーソーを動かして動きのある写真を狙ってみた。
たいてい川の流れとのコラボが多いですが、こういった遊具とのコラボも面白いかも。
最後はサッカー日本代表がペルーと対戦することからちょっと変わったホタルの写真を撮ってみた。
乱舞と違い、１～２本のホタルの軌跡が来るのを待っていた。
名づけて「見えないストライカー」
ちょっと設定を誤り、ピントも来ていなくぼやけた写真だけど、ホタルの軌跡をサッカーボールの流れに例えてみた。この撮影場所にはサッカーのゴールポストがあるのでゴールに突き刺す光のシュートをイメージしてみた。これをうまくゴールとして認めてもらえるかは見ている方にジャッジをしてもらおう（笑）
アニメ・キャプテン翼世代の方には懐かしいドライブシュートという感じで（笑）
そういえば小学生の頃に放課後残って友達をサッカーをした事があった。先生から早く帰りなさいという放送が度々あったが、あの頃はとても楽しかったな～。懐かしさを感じながら時折シャッターを押した。
今年もこの撮影場所で何回か撮影するので学校の先生に敷地内に入る許可を言いに行ったら昨年の事も思い出してくれていた。
大切な自然の渓流のホタル、身近な学校の敷地の光の幻想を多くの子供達にも見に行ってもらいたい思いから１枚のホタルの写真をプリントアウトして額縁に入れて渡してみた。いずれは少子化などの問題で人数も減りそうな予感もあるが、故郷豊田のホタルはこのシーズンになって学び舎と共に思い出してほしい思いもあった。
久々にプリントした写真、校長先生だろうかとても喜ばれていた。写真をとって人に喜んでもらえる事が何よりの撮影の励みになった。
いずれは故郷を題材にした写真展などを近い将来やってみたいとは思っている。もっとももう少し修行を積んでからですが（爆）
豊田のホタル、６月に入り最高の乱舞が見れそうです。