前回5年前に来た時は行かなかったんだけど、本堂からさらに「奥の院」へ行く道が延びています。
「奥の院」
なんか惹かれるものがあります。
ジーターも行ってみる気ありっぽかったので老体にムチ打って進む事に。
50mほど登ったところに「義経息抜きの水」というのがあります。
幼少期ここ鞍馬寺で修行していた義経が、奥の院へ向かう途中ここで湧き水を飲んで一息ついたという場所。1300年経ってもまだ湧いているという。一口飲んでみた。
「硬っ!!」
めっちゃ硬水です。ミネラルを飲んでる感じ。
慎重なジーターは「そんなんよう飲むわ」と言って飲みませんでした。湧き水だっちゅーの。
あ、「だっちゅーの」の人結婚しましたね。関係ないけど。
湧き水からさらに登って、そろそろかなあなんて甘い期待を抱き始めた頃、
「奥の院 500m」
なる看板が。
なに!?ご500m!?
・・・衝撃を受けるジーターとひろきち。
だって500m行って終わりじゃないもんね。それからまら500m戻ってきて、さらに車を止めた山門まで降りないと行けないもんね。
むーむーといいながらしばらく歩いているとどうも山頂らしいところに出る。
とりあえずここで一休み。
同じく休んでいた家族連れ(20代後半くらいの娘さんとそのご両親)と情報交換。この人たちはこのまま奥の院経由で貴船へ出るらしい。おれらもう貴船行ってきたもんねぇ。山門まで車取りに行かないといけないしねえ。でもせっかくここまで来たしなあ。
とそのとき、奥の院方面から上がってきたおじさんが「ここ山頂ですか?」。「はい山頂です。こっちへ下りて行ったら鞍馬寺の本堂です。」
そうだ、このおじさんに聞けばいいんだ。
「この先に奥の院があるんですよね?」
「ああ、ありますよ。」
「あの、どんなんですか?」
「こじんまりしててね、閉まってるよ、誰もいないし。」
決定。引き返します。
元の道を下りて行くと鐘があります。
鐘をたたくジーター。