城郭 長谷川博美 基本記録

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尾張御器所西城東城のビイスタ再考

2023-10-19 17:48:35 | 東海の城 ビイスタ工法

尾張御器西城東城のビイスタ再考

 

◆長谷川

尾張国

御器所西城佐久間氏と

御器所東城服部氏関係

は主筋が佐久間氏家臣

が服部氏と解釈される

も東城の規模が大きい

とされ両城の解釈の間

違いを指摘される方も

昔から存在を致します。

一般に言うと従者の城

の規模が主家の城より

規模が大きい事が普通

ですがこの問題につい

は私個人は全く見解を

述べる事が出来ず御免

なさいと言う所です。

伊賀甲賀伊勢型の城館

跡では本城より支城の

面積が広い例もあって

御器所東西の城何れが

佐久間氏の城郭であっ

たか詳細に応えられま

せん。お許し下さい。

 

▼三重県での長谷川講演記録写真

◆長谷川

さて私はアマチュアの

研究家であり著書著述

書を出版しない無冠の

市民研究家と言う事で

インターネットの上で

見聞させて頂いた資料

をお借りして御器所西

城の城郭ビイスタこれ

を城郭測量縄張理論と

言います。中世城館の

多くが正方形でなく歪

な不当辺を成している

事に大きく疑問を長年

感じている研究家です。

明治17年の御器所村の

地籍図からはビイスタ

工法が読み取れると私

は考えておりますが?

これ左上に久松寺なる

地名がありますので

地籍図は御器所東城の

可能性が存在致します。

従って御器所東城のビイ

スタの可能性であります。

東城は北市場を管轄する城

市や城下の管理

西城は佐久間氏の詰めの城

2城で一城を成す別郭一城

◆長谷川

従って御器所東城とすべき

かと考えております。また

東城には重複ビイスタ工法

も読み取れるかと思います。

◆長谷川

さてインターネット上には

丘陵上の城郭御器所西城が

紹介されていますので此れ

が西城の縄張と言う事かと

思います。典型的な丘陵上

の城郭簡単にいうなに岸を

伴う城郭であろうと思われ

ます。▼丘陵城郭西城図

 

◆長谷川

随所に横矢の縄張構造が

読取れ縄張技術は武家に

よる周到な設計縄張です。

またA起点より見事なる

クサビ型形状のビイスタ

が読み取れる素晴らしい

城だった事が昭和40年の

図から解ります。横矢の

構造が解り難い取得難し

い方は米原で脳トレ城郭

講座を開催する予定です。

宜しく御願い申し上げます。

◆長谷川

御器所西城は技巧的な

縄張だったと思えます。

ABCのビイスタ起点も

読取れると思います。

 

◆長谷川

築城技術の発達した永禄元亀

頃の縄張でしょうか目を見張

る青C点ビイスタ

 緑D点ビイスタ

など複合ビイスタは高度です。

 

 

◆長谷川

残念なが私現在「尾濃」愛知岐阜

方面に城郭講師の仕事なく自宅で

引き籠り状態であった人間ですが

縁あって米原町民様の推薦を得て

米原学び合いステーシヨンの講師

として地味に復活をしている最中

です。縄張ボードを作成しまして

城郭ビイスタ論を手指で理解され

る事を目指したいと願ってます。

感謝すべきは名古屋から2名様

岐阜から1名様米原の講座へと

遠路御来場を賜り改めまして厚

く御礼を申し上げます。

 

 

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