城郭 長谷川博美 基本記録

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下三瀬城の往時の測量法を考察する

2023-11-23 08:16:36 | 東海の城 ビイスタ工法
 
◆長谷川
アマチュア城郭研究家の長谷川
です。インターネットを検索し
ていて三重大学伊賀サテライト
研究拠点と言うサイトに下三瀬
城の縄張図が掲載されてました
私は著書が皆無のアマチュアで
す著書出版を目的とする営利と
は関係のない次元で研究を継続
しております。このサイト掲載
されている下三瀬城の縄張図を
研究目的の為にお借り致します。
 
 さてこの城郭が機能してい
往時には、つまり築城当時には
勿論自然地形を利用して要害地
形に城郭が築造された事は充分
に認識出来ます。私常々の生活
の中で街中で三脚を据えて測量
されている姿をみて中世や戦国
時代も放射腺状測量法を用いて
築城されたと常に考えています。
 
  その一例は中世城郭の最高の
到達点にして近世城郭の先駆的
城郭安土城がビイスタ工法つま
り放射状測量によって築城され
たと私は考察を従来からしてお
ります。これを城郭ビイスタと
私は従来より呼称をしています。
 
 
関東八王子城 関西安土城 ビイスタ工法論 - 城郭 長谷川博美 基本記録
 
◆長谷川
さて伊勢下三瀬城にも
ビイスタが存在するの
でしょうか?普通一般
的にはこの様な発想は
世間一般的には決して
発想しないものですが
私だけが発想している
と言う孤独感は否定が
出来ません。伊賀地域
の城址見学会も地味に
地道に参加者様の協力
を得まして資料の片隅
に用意している様な訳
で現代の城郭研究とか
城郭見学ではビイスタ
論は無視あるいは忘れ
去られている事が常で
あります。今回は伊勢
下三瀬城にビイスタや
当時の測量痕跡がある
のか個人的に検討した
と思いますどうぞ宜し
く図面の借用を御理解
をお願い申し上げます。
 
◆対談者
長谷川先生の講演また
講座や現地見学会を私
受講していますが毎回
参加していますが毎回
その解説の切口や視点
は柔軟であり有意義に
感じます。
 
▼下三瀬城 扇形ビイスタ工法
◆長谷川
伊勢下三瀬城に城郭ビイスタ
は存在すると思います。日本
の城はフリーハンドアバウト
で作られている訳ではなくて
設計施工測量が実施されて城
が成立していると私は考えて
います。城は大小に関わらず
その見栄えを重視する権力層
の人口構築物と考えた場合に
は城郭美を構成すレイアウト
やグンランドプランつまりは
見栄えやレイアウトは存在し
ます。例えば日本国の大企業
の経営する大工場でも機能的
な平面設計や工場PRの為の看
板は必ず交通機関、鉄道道路
から見て視認可能な工場名称
を明示する事が普遍的人間行
動です時に愛知の農家の畑作
現場においても長い畝を作る
場合に縄を張って畝を作る現
場をみたり新規建物建築現場
に地縄張がされている場面を
よく目にして人間の作業現場
の普遍性を強く感じる私です。
◆長谷川
伊勢下三瀬城もただアバウトに
適当にフリーハンドで築城され
ているとは私は思いません測量
して軍事的にも光背効果的にも
見栄えする城を築城した事でし
よう。私國學院大學の出身でし
て大和朝廷で倭国を統治した帝
が「しろしめす」と表現してい
る事「城を示す」宮城や宮柵を
当治民に見せる事が「しろしめ
す」つまり統治する政治を行う
事や意味であっと私は思います。
 
◆長谷川
話題はかわりますが 纏向弥生
古代宮殿遺跡等において人間は
見栄えを考慮した建物配置して
いる事に気付くべき事でしよう。
 
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◆長谷川

例えば 伊賀上城に何千回

行っても上野城のビイスタ

に気付く人はいないのです。

◆長谷川

江戸期にはこの様に城を

測量していた現実が残る

 

◆参加者A

城歩会の令和5年11月の

伊賀上野城と福地城見学

会が予想を超える好評だ

ったのです。これだけの

研究家さんが埋もれてる

事はもっいない伊賀の城

を別の角度から学ばせて

頂いた事に対して長谷川

先生は埋もれた市民研究

家と言う事で来春2月には

民が作る民の為の民主主義

的民間歴史城郭講座を開催

しようと言う気運が萌芽し

はじめている事です。勿論

社会には妬みや偏見も常に

存在しており出るクギは打

れるの諺の如くに優れたも

のが淘汰つぶされる事が常

存在する事を社会学的に

認識していなと私達の講演

は危険だと考えております。

◆参加者B

私もそれを感じます。ある

湖東の町で私的な長谷川氏

の講演を妨害する為に来訪

した人を目撃してから私は

先生の米原の講座に参加を

する様になりました。先生

の講座は引出が多くて長く

受講しても飽きが来ない!

毎回切口が異なり万華鏡

の柔軟に変化する楽しさ!

 

◆反論者

何が伊賀上野城ビイスタだ

そんなもんエライ先生とは

一言も書かれてはいないぞ

 

◆長谷川

伊賀上野にも伊勢下三瀬城

にも共通する築城測量技術

が存在する事を考察する事

が冷静な城郭比較研究論だ

と私は考えております。

 

◆参加者

私は東海地域の者なのですが

鳴海城址は何度も行って見て

陰がないのですが鳴海城さえ

かってビイスタ工法で縄張を

された事を講座で知って正直

驚き城の考え方を見直す様に

私は自己啓発が自分では進ん

で自覚自認しておりまます。

 

 

 

◆長谷川

越前と近江の国境に築城

された柴田勝家の玄番尾

城に何千回通ったとして

しても城郭ビイスタ考察

しない人、試みない人に

は何の意味もない事です。

 
 
 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うしみつ太郎)
2023-11-23 02:40:26
長谷川先生の何気ない投稿を読むと何気ない事ではない事を強く認識して改めて仰天してしまいます。
返信する
Unknown (長谷川博美)
2023-12-05 17:54:54
うしみつ様 コメント賜り感謝致します。
返信する

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