平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1424 力による平和?

2019-02-21 10:00:37 | 日記
     
16日、ペンス米・副大統領は、ミュンヘン安全保障会議で、
「「トランプ政権は、(東西冷戦の)1980年代以来となる資金を軍事分野に使い、『史上最強の軍事力』を
構築している。核戦力増強やミサイル防衛システム開発を進める。」

「(中国の通信機器大手ファーウェイが、中国法律で、政府保安組織にデータ提供を義務つけられていること
から、米政府は、ファーウェイがスパイ活動に関与していると疑っているので)、
中国通信機器会社は、脅威であり、排除すべきだ。」

「(北朝鮮が過去に、非核化の約束を破棄した経緯を念頭に)我々は過ちを繰り返さない。」
「ロシアのウクライナ侵攻については、責任を取らせる」
「欧州各国は、軍事費を増額すべきだ」

、「力による平和」を力説したようだ。
人類が地球上に生を受けてから、20万年、戦争と平和の繰り返しだった。
力で、平和を永続できた例はない。
一番長いと言われている、パックス・ロマ―ナ(ローマの平和)でも、200年。それも地中海世界でのことで、
その他の地域では、戦争に明け暮れていたのだ。

(紀元前27年、ローマ帝国のアウグストゥスの即位から、 180年の五賢帝時代の終わりまでの200年間、
地中海世界に大きな戦争がなく、 ローマの支配のもと平和が実現、この時代を「ローマの平和」と言われてる)
軍備の限りない増強合戦で、核兵器戦になったら、行き着くところは、人類の滅亡。
5大国の「武力による紛争解決容認」をはずした、「話し合いだけによる」国際連合にしない限り、地球上から
戦争は無くならない。

力による平和なんて、勝者の驕り、妄想である。軍事費膨張に耐えられず、国が亡びる歴史も知るべきだ。
ウォーキングちゅうに出会った花屋さんでの花。

2月21日、「今日は何の日カレンダー」より
日刊新聞創刊の日、食糧管理法公布記念日
▲北条時頼、千人に勧進し、建長寺の梵鐘を鋳造(1255)▲朝廷が家康の神号、東照大権現を勅賜(1617)
▲徳川吉宗、心中物を禁じる。当時、心中事件を扱った狂言が当たり、男女心中が多発したため(1723)
▲「東京日日新聞」(現在の毎日新聞)創刊(1872)▲日米新通商航海条約調印(関税自主権確立)(1911)
▲食糧管理法公布(1942)▲ベルリンで世界平和評議会第1回総会開催(1951)▲黒人指導者マルコムXが
演説中に射殺される。39歳(1965)▲静岡県の寸又狭温泉で金嬉老事件(1968)▲ニクソンが米大統領として
初めて訪中(1972)▲長寿記録保持者・泉重千代さん120歳で天命を全う(1986)
▲長野冬季五輪、ショートトラック男子五百 西谷「金」植松「銅」(1998)