平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い618  くじ引きで生死が・・・戦争は命を大量消費する  

2016-11-29 10:13:55 | 日記
   平和への希い618  戦後71年  
 くじ引きで生死が・・・戦争は命を大量消費する  2016.11.29.
傾聴ボランティアで伺った施設で、戦争に狩り出されて、九死に一生を得た90代の方のお話し。
「兵士の代替は出来るので、鉄砲や弾丸など兵器の方が兵士の命より大事」と言われ、多くの仲間が
命を落として行った、と涙ながらに話されていました。


今朝、NHKの「おはよう日本」で、特攻隊で4500人の少年飛行兵が死地に赴いたことを風化させ
てはならないと、戦死した方々を涙で見送った同年配の女性、池谷さんが食堂を経営しながら、亡くなった
少年飛行兵の記念館を開いていらっしゃる報道がありました。(途中から見たので、どこかわからないが
鹿児島知覧など、特攻隊が出撃した辺りか?)
無謀な戦争を引き起こした国の命令で、尊い命が失われたことに憤りを覚えました。
生き残った91歳の少年飛行兵が、お孫さん2人を連れて、記念館を訪れ、
「部隊から何人か特攻隊員を決めなければならなかった。くじ引きで決めた。たまたま、くじに当らず、
生き延びたが、散って行った仲間の事を思うと辛い。戦争は、絶対してはならないと語り継がねば」と。
池谷さん特製の『すいとん』を食べながら、2人のお孫さんは、
「こんな暖かい中で、暖かい具沢山のすいとんを食べられる幸せを大切にしたい」
「命の大切さを知り、一日一日を大切に生きて行こうと思いました」
と語っていらっしゃいました。池谷さんには、平和へのリレーの場を提供し頂いて、感動しました。


新任務を背負って南スーダンに赴いた自衛隊の方々、送り出したご家族の方々のご心情を思うと、 
やっぱり、憲法違反の集団的自衛権を通してしまったことが悔やまれます。

伊豆旅行で出会った花々です。

11月29「今日は何の日カレンダー」より
▲新島襄、同志社英学校を創立(1875)▲第1回帝国議会が開かれる(1890)
▲南極探検隊出発(1910)▲日本で「第九」初演奏(1924)▲熊本・大洋デパート火災。死者104人(1973)
▲第一回世界女子柔道選手権開催(1980)▲川崎市で金属バットによる両親殺害事件(1980)
▲同時多発ゲリラにより通信ケーブルが切断され、国鉄がマヒ(1985)▲金賢姫らによる大韓航空機爆破(1987)

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