平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い3161  人工衛星の「光害」 

2024-01-07 11:20:01 | 日記

今朝の、日経「チャートは語る」で、人工衛星による「光害」が、天文学に大きな影響を与えており、

今後の、増大する世界での人工衛星打ち上げ予定を見ると、環境問題と同じ、「先進国が無秩序に人工

衛星を打ち上げ、後発国も続き、どんどん『光害』は悪い方向に向かう」と警鐘を鳴らしています。

現在、世界で、運用されている人工衛星は、約9千基(衛星の数え方は、1個、2個ではなく、1基、2基)。

うち、6割以上は、2020年以降打ち上げた通信衛星。気象衛星などより低い高度2千km以下の軌道で

地球を覆うようにひしめいている、らしい。

この通信衛星のお蔭で、スマホもパソコンも、直ちにインターネット接続が出来て、便利を喜んでいられる

のです

米・中など、世界の通信衛星企業は、2023年~2029年までに6.5万基の打ち上げを予定しており、日本など

北緯30度~40度の地域で、夏至や春分・秋分の朝夕に、明るく見える星の1割が、通信衛星になるようです。

国際天文学連合は、人工衛星の明るさは、太陽の光を反射して出るのだから、日よけや反射の向きを変える

などして、人工衛星の明るさを抑えるよう、事業者側と話し合っているけれど、簡単にはいかないようです。

日よけを付けると、衛星間の通信がしにくくなったり、大気の抵抗で、軌道から外れやすくなるのです。

いずれにしても、人工衛星低軌道の運用ルールを早く整備しなければ、環境問題の「公害」と同じ道を辿る

ことになります。

もっと、困ることは、大国ばかりではなく、北朝鮮など、の、軍事衛星のルールなき野放図な打ち上げです。

「抑止力」という名のもとに、宇宙空間でも、軍拡狂騒が繰り広げられることです。

この問題は、運用ルールをつくることではなく、政治家が、すべての国から軍備を無くすことなのです。

日本の憲法9条のように。人類が、自滅への道を避けるためにも。

1月7日、「今日は何の日カレンダー」より

人日(じんじつ)の節句、七草(七草がゆの日)、七草爪
▲ガリレオ、初めて望遠鏡を使い木星の衛星発見(1610)▲コロラド州アイダホ・スプリングの南クリア・

クリークで砂金の鉱床が発見される。第2次ゴールドラッシュのきっかけに(1859)▲初の切符自動販売機、

梅田駅に登場。「自動式入場券発売函」(1911)▲間島で朝鮮人暴動がおこる(1914)▲聖徳太子の千円札初登場。

不出来の500億円廃棄(1950) ▲エノケン(榎本健一)死去(1970)▲ポル・ポト政権、首都撤退(1979)

▲昭和天皇崩御。87歳。元号が平成に(1989) ▲伊・ピサの斜塔修復のため閉鎖(1990)▲クリントン大統領

の弾劾裁判開始(1999)▲仏・パリで、ムスリムを風刺した会社にテロ襲撃。12人死亡(2015)▲中央

アフリカのガボン共和国でクーデター未遂(2019)▲首都圏1都3県に2度目の新型コロナ緊急事態宣言

(2021)