平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1193 貿易戦争の危険

2018-07-03 10:22:22 | 日記
平和への希い1193 戦後73年 
    貿易戦争の危険   2018.7.3.
アメリカファーストのトランプ流が、世界を相手に貿易戦争を仕掛けている。
人類の原始時代の戦争は、動物の世界同様、生きて行くために必要な「食べる物」を確保するための縄張り
争奪戦だった。
そして、第一次、第二次大戦も、持てる国(植民地帝国)と持たざる国(植民地獲得に出遅れた国)との、
生活に必要な「資源・食糧など」の争奪戦が根底にあった。

持てる国が、自国保護のために、資源や食糧を、持たざる国に売らなかったり、制限したりして、持たざる国
にとっては、死活問題になる。持てる国に向かって、「おれにもよこせ」となる。

日本が、韓国・中国を侵略し、挙句の果てには、アジア全域の欧米の植民地争奪を目論んだのは、死活問題を
解決するために、追い詰められ、暴発せざるをえなかった、という一面もあったのです。
自ら、国際連盟という「話し合いの土俵」から下りてしまった。これ幸いと、欧米各国は、
強大な軍部独裁国家日本に経済制裁など、「兵糧攻め」で「暴発」させ、叩き潰す大義名分を作ったのです。

ことほど左様に、原始時代の「食べ物」の延長線上にある、それぞれの国民の生活を支える「経済」がおかしく
なれば、不穏な動きになる。

トランプ流貿易戦争は、世界の「経済」が、持てる国と持たざる国の格差を大きくし、貿易戦争が武力戦争に
発展する危険があるのです。

国際連合を作った中心国アメリカが、国際連合の創立趣旨の1つ、
「寛容を実行し、且つ、善良な隣人として互に平和に生活し、国際の平和及び安全を維持するためにわれらの力を
合わせよう」を、ぶち壊してどうする?

ウォーキング中に出会った花々です。

7月3日「今日は何の日カレンダー」より
波の日
▲小野妹子、随に派遣され(607)▲ザビエル、鹿児島に上陸、布教(1549)▲松尾芭蕉の「猿蓑」刊行(1691)
▲大阪市の天王寺公園の西に歓楽街「新世界ルナパーク」がオープン(1912)▲第四回日露協約調印(1916)
▲テレビ、アメリカで発売(1928)▲東京・浅草に国際劇場、開場(1937)▲東亜国内航空YS11、函館北方の
山腹に激突、68名死亡(1971)▲女性10人含む「イエスの方舟」の千石イエスら26人熱海で発見(1980)
▲同性愛者から原因不明の癌を発見、とNYタイムズが報道。エイズの発見(1981)
▲米イージス艦、戦闘爆撃機F14と誤認しイランのエアバス撃墜(1988)