平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1135 憲法で、軍備を持たない国

2018-05-03 21:19:53 | 日記
      平和への希い1135 戦後73年 
   憲法で、軍備を持たない国 2018.5.4.
昨日は、憲法記念日。憲法で軍隊を持たないと決めている国があることを知りました。
中央アメリカのコスタリカ共和国は、憲法で軍備を持たないと規定している国です。
他国との戦争や内戦を長く経験してきた結果、1948年、常設軍を廃止するという憲法をつくった

但し、集団的自衛権の行使や自衛権の行使など、非常時には軍隊を組織し、徴兵制をしくことを憲法で認め
ている。
1987年にノーベル平和賞を受賞したコスタリカの元大統領オスカル・アリアス博士が、コスタリカ同様、
憲法で軍備を持たないと決めている日本国民と日本政府に、2001年に呼びかけていました。
「軍備への支出は国家が行い得る最悪の投資である。
国民の健康と教育に重点を置き、投資することは、ミサイルや空母などへ投資するよりも、はるかに深遠な強さ
を国家に与えることが出来る
自衛隊は、これまで通り自国の防衛のみにとどめるべきだ。
日本は軍事力を必要としない、経済、民主、精神において世界にリーダーシップを発揮できる世界の大国である。
軍事力を追加する必要があるなどという愚かな考えを抱くべきではない。軍事力の強化は、経済、民主、精神に
おいて世界をリードできる資質を奪い去り、最終的には日本を弱体化する。
日本政府は、戦争ではなく平和に投資すべきで、軍備強化よりも人間育成に、軍事テクノロジーではなくビジネス
テクノロジーに投資すべきである。」と。

先の敗戦の反省からできた日本国憲法。正義と秩序を基に、国際平和を目指すことこそ、世界平和に貢献できる。
国連を舞台に、「話し合い」の土俵で、紛争解決についてリーダーシップを発揮すべきなのです。

安倍総理のノーベル平和賞だって可能性あったのに。集団的自衛権でボタンの掛け違いをした。残念。
ウォーキング中に出会った花々。

5月4日「今日は何の日カレンダー」より
みどりの日(1989)、ラムネの日、ファミリーの日、競艇の日
▲藤原保則が陸奥の蝦夷制圧に出発(878)▲伏見城の天守閣、完成(1597)▲エブソムでダービー初開催(1780)
▲千葉勝五郎がラムネの製造販売許可を得る(1872)▲郷従道と大久保利通の会見が長崎で行われ、台湾出兵の
実施が決まる(1874)▲独・仏・露、三国干渉。政府が遼東半島の全面放棄を決める(1895)▲第一回全国中学校
陸上競技選手権大会開催(1919)▲プロ野球第一号本塁打(1936)▲TBSが外科医師の物 語「ベン・ケーシー」
の放送を開始(1962)▲堀江謙一、ヨットで世界一周に成功(1974)▲女性初のマナスル登頂に日本女性山岳隊が
成功。女性で初めて8000メートル以上の山征服(1974)▲サッチャー、英国史上初の女性首相に(1979)

平和への希い1134  憲法9条、世界平和の基本

2018-05-03 10:11:45 | 日記
    平和への希い1134 戦後73年 
   憲法9条、世界平和の基本 2018.5.3.
主権在民、平和主義、基本的人権の尊重、を基調とする日本国憲法が施行されて71年。
安倍政権は、2020年には、平和主義の根本である憲法9条を変えたいと言明。
1昨年、憲法違反の集団的自衛権を含む安保法を強引に成立させた安倍政権。
集団的自衛権を発動するためには、憲法9条が邪魔なのです。
 憲法9条
  「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力に
  よる威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  2 前項の目的を達するため、陸空海軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、
   これを認めない。」

集団的自衛権は、「同盟国・アメリカが攻撃されたら、日本が攻撃されたと同じ。だから、アメリカと一緒に
戦うことが出来るのだ」ということなのです

憲法9条では、「国の交戦権は、これを認めない」のです。自衛だろうが、集団であろうが、武力による交戦
は、認められないのです。
中国や北朝鮮が、かつての日本帝国が日中侵略戦争、太平洋戦争を起こした「真珠湾奇襲」のように、日本を
侵略してくることを想定して、自衛のための戦力保有が必要というのです

確かに、尖閣・竹島など国境線問題で、『自衛』の難しさに直面していますが、攻めて来たから「応戦」して
「話を付ける」ことには、国権の発動たる戦争を放棄している憲法があるので、応戦出来ないのです。
「やられっぱなし」が気に食わない、という国民感情を煽って、自衛隊を「国防軍」にしたいのが安倍政権の
狙いなんです。
やられたらやり返す、そんな泥沼戦で平和を達成できる筈がないのです。

先の敗戦結果できた日本国憲法下では、正義と秩序を基に、国際平和を目指すことこそ、最善ということです。
要するに、国連を舞台に、「話し合い」の土俵で、解決を目指すことなのです。
世界の全ての国が、憲法9条を奉じたら、少なくとも、「国と国の戦争は無くなる」のです。
ウォーキング中に出会った花々。

5月3日「今日は何の日カレンダー」より
憲法記念日、博多どんたく(~4・福岡市)、KOBEメリケンフェスタ(神戸市)、横浜開港記念みなと祭国際
仮装行列 (横浜市)、ひろしまフラワーフェスティバル (~5・広島市)
▲後醍醐天皇、徳政令を発布(1334)▲江戸幕府、糸割符法を開始(1604)▲土方歳三が五稜郭に戻る(1869)
▲東京気象学会設立(1882)▲大阪初の地下鉄、梅田~心斎橋間開通(1933)▲「風と共に去りぬ」ピューリッツ
アー賞に(1937)▲極東国際軍事裁判(東京裁判)開廷(1946)▲日本国憲法施行(1947)▲常磐線三河島駅で脱線・
衝突。死者160人(1962)▲三重県の鈴鹿サーキットで第1回日本グランプリ自動車レース大会開催(1963)
▲プロ野球巨人軍の王貞治選手が対阪神戦で史上初の1試合4打席連続本塁打を放つ(1964)
▲17歳の少年が西鉄バス乗っ取り(バスジャック)事件。2人刺殺。1人刺され重傷。(2000)