平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い585 IT(情報技術)が、国家による国民を管理する道具に

2016-10-25 10:40:44 | 日記
   平和への希い585 戦後71年  
IT(情報技術)が、国家による国民を管理する道具に 2016.10.25.

日経10月25日の「GLOBAL EYE」によると、独裁色が強い大国や紛争国などは、ITを使って
Twitterやフェイスブックなどを含むSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などから
個人情報を盗って、国民を管理したり、サイバー攻撃の道具にして国策に利用しようというのです。
北大西洋条約機構のサイバーセンターによると、
「ウクライナでは、偽名を使ったフェイスブックのアカウントといった様々な手段で反ロシア活動家
に近づき、集めた個人情報を使って打撃を与える手法が確認されている」とのこと。

イランでは、
「サイバー攻撃で盗んだ個人情報により、イラン国内外の民主化活動家に打撃を与える活動が活発に
なっている」ようです。

中国では
「SNS上のデータを集め、国民の従順度を含むデータベースを構築し、共産党の政策にどのくらい
近い考えを持っているかを診断するとみられる。」締め付けが一層強化されそうです。

米ヤフーで5億人分のアカウントが流失した件は、ロシア政府の息がかかったハッカーによるもので、
米大統領選でロシアに都合よい結果になるよう利用するつもりだったようです。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などネットの力が後押しして、「アラブの春」の
民主化運動が始まってからもうすぐ6年。平穏に治まっている国よりも混迷を増している国が多く、
多くの市民が戦禍で生命の危険に晒され、生活の基盤を失っていることに胸が痛みます。
アラブの春を後押ししたIT(情報技術)が、国家による国民を管理する道具に「進化?」して
しまっていることに、ヒトラーや日本軍部ファッショの恐怖を感じます。
平和への行程がますます複雑になっていくようで悲しく残念です。

ウォーキングちゅうに出会った花です。

10月25「今日は何の日カレンダー」より
▲島原の乱(1637)▲「君が代」完成 (1880)▲神風特攻隊、レイテ沖海戦出撃(1944)
▲戦後最初の国内民間航空会社としてこの年設立された日本航空が、 東京~大阪~福岡間の運航を開始。
一番機「もく星号」はノースウエスト 航空への委託運航(1951)
▲世界バレーボール選手権で「東洋の魔女」日本女子チーム優勝(1962)▲リサイクル法施行(1991)