平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い583  「避けられない天災」と「最悪の人災」

2016-10-23 09:54:55 | 日記
  平和への希い583  戦後71年  
「避けられない天災」と「避けられる最悪の人災」  2016.10.23.

熊本地震、スーパー台風の襲来、阿蘇山はじめ各地火山の噴火、異常な猛暑日・真夏日数、鳥取地震
など、今年の日本は、自然災害のデパート、まさに「天災列島」です。
国宝熊本城の無残な崩落の姿が悲しいのに、鳥取地震では、倉吉市の白壁の土蔵・脇を流れる川、
古い商店・寺や墓地、美しい街並みが自然の力で痛々しい姿に。
被災地の皆様に、心からお見舞い申し上げます。
自然災害は、予知と準備で被害を出来るだけ少なくするしかないのですが、人智を超えて襲ってくる。

かたや、「最悪最大の人災」は戦争とテロ。
毎日伝えられる中近東やアフガンなどでの戦乱は市民を巻き込み続ける。各国の内乱や圧政による武力
抗争でも多くの市民が犠牲になっている。
結果、生命の危険に晒され、生活の基盤を失い、難民が急増する。

天災は避けられないが、人災である、戦争・テロは、人間が起こしているのだから、その気になって
「止めよう」とすれば、避けることが出来る筈。そのためには、「話し合いの場」という土俵が必要なの
です。
平和憲法を奉じる日本は、「話し合いの場・土俵」づくりにこそ貢献出来る立場にあるのです。
憲法9条を改悪し、集団的自衛権の行使し易くし、駆けつけ警護で「武力」を使って「人を殺す」、
殺された相手は、日本を敵とみなす。国民は否応なく、戦争・テロという最悪の人災に組込まれて行く。

私達国民は、強引・驕れる安倍政権を注意深く見張って行く必要があります。

志賀高原の紅葉です。

10月23「今日は何の日カレンダー」より
◆霜降(そうこう・二十四節気のひとつ。露が冷気によって霜となって降る)
▲江戸幕府、風俗統制のため女歌舞伎禁止(1629)▲征韓論敗れ、富国強兵推進へ(1873)
▲江戸幕府の五人組にならい、隣組制度化(1935)▲第一次オイルショック(1973)
▲江崎玲於奈、ノーベル物理学賞受賞(1973)