平成24年7月4日(水)
東北の岩手山2038mに登った。
当日、福島県の郡山に用事があり、岩手山に登って
帰りに郡山に立ち寄る一石二鳥の計画。
しかし、岩手山は遠い。
自宅から約600km走ることを考えの高速のインターから一番近い
焼走りコースを選んだ。
東北自動車道の西根インターからすぐのところ、焼走登山口の駐車場から見える岩手山。
ここに朝4時過ぎに到着予定だったが、実際には休み休みで6時過ぎになってしまった。
天気予報は曇りのち9時ごろから晴となっている。
準備して出発。
登山口にはカード入れのポストがある。
焼走りコース・ピストンで計画書を入れて歩きはじめる。
林の中の歩きやすい道を進む。
第2噴出口跡を過ぎ(ここは帰りに寄ろうとパス)しばらくすると目の前が開ける。
第1噴出口であろう。
溶岩が噴出して丘のようになっている。
山頂方向は見えないが、下界のパノラマが広がる。
そしてコマクサ発見。
今日は、コマクサを見なくてはこのルートを登った意味がない。
さらに進むと登山道から外れぬようロープでガードされた地帯に到着。
凄い!
砂礫の中のピンク色は全部コマクサ。
見事の一言。
砂礫の下に奥深く根が張っているのだろうか。
こんな劣悪な環境でよく育つものだと感心する。
コマクサの群落を楽しんで、少し行くとツルハシノ分れ到着。
上坊神社からのコースと合流。
その先は、シラネアオイが登山道の両脇にそこここと咲いていて見事。
花が大きい分よく目立つ花である。
やがて平笠不動の避難小屋が見えてくる。
めざす岩手山の最高地点薬師岳が大きく見えてきた。
まもなくあのガスも晴れるはずである。
平笠不動の避難小屋。
こぎれいでトイレも設置してある。
残念なのは水場がないこと。
小屋の窓の正面は薬師岳。
この避難小屋に宿泊すればこの景色を見ながら起きることになる。
薬師岳へ登るザレた急な登山道。
先にお鉢の縁が見えてきた。
岩手山の火口、お鉢の縁に到着。
火口はかなり大きく感じる。
ぐるっと回る予定。
すぐそこに薬師岳山頂が見える。
もうすぐだ。