いち子ばーばのお針箱Ⅱ

昭和一桁のばーばが、虜になったウクライナ刺繍を主に、エッグ・アートなどの作品をご紹介して居ります

大暮山分校の白い紙ひこうき 1

2009年02月01日 | Weblog

エレガントな色のチューリップです

 

 

昨日何となくスモッキングが刺してみたくなり

買ってあった細かい水玉を出して準備に掛かりました

何しろ50年ほど遠ざかって居たので、

段取りが悪く、時間が掛かって出来たのは片側だけです

 

針目が乱れていますが、初体験と同じなのだからと

自分で慰めています。

頭の中の設計図では、可愛いバッグになる予定です。

 

 

今日は蜜蝋キャンドル作家の安藤竜二さんから届いた

「ハチ蜜の森から」と言う、季刊通信に載って居た

お話を御紹介します

 

タイトル{木造校舎のある公園}

山形県朝日町に、日本で初めての”木造校舎のある公園”が出来て

10年がたちました。

木造校舎はまもなく110歳を迎える旧大暮山分校です。

20年前の1999年に校舎の老朽化や児童数減少に伴い閉校し、

解体される事になっていましたが、

校舎の2階から紙飛行機を飛ばす”白い紙ひこうき大会”が

人気を博し、解体は延期されました。

そして、10年前の2009年に再び取り壊しが計画されましたが、

若者達の厚い願いを町は聞き入れ、校舎を彼らに譲ってくれたのでした。

公園といっても、一見するとグラウンドの桜の木の下に

「ベンチ」を三つ設置してあるだけです。

学校だった20年前の風景と、さほど変わりはありません。

しかし、このベンチは寝っ転がって読書をしたり、

お弁当を食べたり誰でもがのんびりできる大切な場となっています。

そして、イモリの池になっていた小さな「プール」は、

三年前に新しい浄化槽が設置されついに甦りました。

今では大きな町民プールよりも人気があるようです。

そして心配された「白い紙ひこうき大会」は、無事再開し、

今年20回大会を迎えるに至りました。

昔参加していた子供たちが自分の子供を連れて参加してくれます。

20位までの記録は体育館に掲示してあるので、昔出した自分の

記録を子供に見せて自慢する人も居るようです。

 

そして日曜日は「チャレンジ白い紙ひこうき大会」といって、

公式記録にチャレンジする事ができます。

大会と同じで大人500円・子供300円のシャボン玉付きチケットを購入して

4回まで飛ばすことができます。

校庭には円盤投げのような計測ラインが埋め込まれています。

地元の川口靖晃君が中学一年の時に出した最高記録

37,3m地点には金色のラインが埋め込まれています。

あれから17年もたつというのに未だ誰にも破れない記録です。

シャボン玉は飛ばし終えた人が楽しみますが、

其の中を白い紙ひこうきが飛ぶ美しい風景を見る事ができます。

そして第一と第三日曜日には、大会の守り神であり、すっかり

人気キャラとなった大黒様の「大黒舞い定期公演」がおこなわれています。

春は桜吹雪の舞、夏は太陽の舞など季節ごとの舞を披露しています。

近頃はワイヤーアクションで空中も待っています。

ご利益の噂を聞き付けた人が遠くからわざわざ訪れるようになり、

いまや東北を代表するエンターテイナーとなりました。

そして人気なのが、日曜日限定の「バーガーショップ」です。

文章は続きますので又明日

 

 

 

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