ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

SKET DANCE

2009-01-14 | その他
「SKET DANCE」6巻を買ってきました。以前もこのブログで書きましたが、ピロウズがまんがの中で取り上げられてる作品が収録されている巻です。主人公が学園祭でバンドを組んでピロウズの曲を演奏するというそのシリーズは三話で構成されていて、私はジャンプ連載時に一話目しか読んでいなかったので続きを楽しみにしていました。ご丁寧にコミックスの帯にさわおのコメントが載ってまでいたし。でも読んでみたらまったくひねりのない展開でちょっとがっかり。夢に挫折しかけている友達に聴かせるため、学園祭で「funny bunny」を演奏して、それによりその友達が留学を決意するって直球すぎてむしろびっくりですよ。作者のコメントによると、「なんのひねりもなく、むしろひねってはダメだと思って描いた青春ど真ん中エピソード」とのことですが、これは訴求対象年齢の少年少女にとってはいいものだったんだろうか。大反響だったようなのできっと作品としては成功なのでしょうが、私が年寄りなせいか正直面白くなかったです。

私はスケットダンスは好きでほんとにいままでふつうにコミックス買っていて、今回別にピロウズに絡めた作品が収録されていなくてもやはり買っていたでしょうが、期待しすぎてしまったのもよくなかったのかいまひとつのシリーズでした。そもそもまんがでバンドの演奏シーンを描き、歌詞を空中にまぶすという手法で面白かったためしがない。ロックそのものを題材にしたのではなく、友達に対するメッセージとしてピロウズの歌詞を使ったわけなのでこのやりかたしかなかったのもうなずけるのですが、これfunny bunnyを知らない読者はどう受け取ったのでしょうか。ピロウズの曲ということでかなり下駄履かせて読んでいたけど、ライブの臨場感や音楽から受け取る感動ってやっぱりどうあがいても紙の上では再現できないのかなあとちょっと寂しくなったものです。

6巻は結城さんやロマンがほとんど出ていなかったからかいまひとつパンチに欠けてた印象だなー。ヒメコとモモカのラブラブは可愛くて好き。あとスイッチがもっとハジケていると楽しいです。生徒会はいまひとつ。ヤバ沢さんがもっといっぱい出てると嬉しい。

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