ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

ライブビート(怒髪天)

2008-03-08 | 音楽
さてコレクターズが終わって怒髪天の登場です。よく考えたら曲の名前も全部は分からないのに、単独記事にしてしまったのも無謀だったかな。いろいろ間違いもあると思いますがご容赦を。









いつもの出囃子で登場したメンバーの皆さんですが、清水さんは髪を立ててなくてラジオ仕様。しかし増子さんはきっちりリーゼントを決めていて、くしでといたあと客席に投げるお約束もこなしていて、ライブ感を盛り上げます。一曲目は「好キ嫌イズム」。二曲目は知らない曲だったけど、「最強の敵は俺」というようなかっこいい感じの歌詞でした。

しかし話し始めるといつものおもしろ節。「今日はラジオってことでね! 聞いてる人はまさか、やってるほうも客席も全裸で、ジャムを塗りたくりながらやってるとは思ってもみないでしょうが」と飛ばしまくり。「このステージも高さが32メートルあるからね。しかも幅は1センチ。バランス崩すと落っこちちゃう。さっきもコレクターズ危なかったんだよね!」と、好き放題。コレクターズに関しても触れてくれたのですが、「今日は、先輩のコレクターズと一緒ってことでほんと嬉しい」と楽しそう。「俺大好き。コレクターズほんと歌うまいね! さっきも何の曲やるって話のあとで、俺の好きな曲始まったから、楽屋でキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!! ってなったもん」と嬉しいことを言ってくれます。このときのキターはこの言い方だったように思う(笑)。「シャララララ~♪キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!! って!」。さらに「コレクターズ二人ともでっかいからね! 話すとき首こんなになっちゃって」と、真上を見上げるポーズをします。「ツバかかりまくるからね!」。そして「去年の年末、某…下北のライブハウスで、ボウイの、こっちね」と言いながら、手を後ろの方に伸ばしてひざをかがめ、おそらく氷室京介のモノマネポーズを(笑)。「カバーバンドやったんだけど、ドラムは元ピールアウトの高橋くんで、ベースがレディオキャロラインのウエノ、ギターがコータローさんだったからさ、俺もうとらわれの宇宙人だったからね! (ステージ上が)V字になってたもん!」と、刑事のでっかさをネタに。「(ウエノとコータローさん)二人とも209センチあるからね」と、サラッと嘘をついていましたがそれはでかすぎるよ(笑)馬場のプロレスラー時代か。

「男と書いて」「俺ころし」「ズタボロブギー」と勢いのいい曲が続き、盛り上がるフロア。怒髪天はやり直ししないなー。加藤さんと同じく、「NHKって言っちゃいけないことも多くて」と増子さん。「こないだツアーファイナルのあと、久しぶりにまとまった休みが取れて、映画とか見たんですよ。いまさら…『死に手帳』とか! あの役者いいね。Mの次の…Mの前か! あとあいつね、敵が大石内蔵助の敵役みたいな名前の…」と、いろいろ試行して話してましたが言ってみたいだけのような(笑)。

「ライブビート、俺たちもう何回出てるんだっけ…?」と、下手に向かって聞きますが、メンバースタッフ誰も答えてくれず「自問自答?」とつぶやく増子さん。「五回くらい」との清水さんの言葉に、「五回出てて毎回思うんだけど、あのライトがね」と、客席後方にあるライトを指差します。「トラックが向こうからやってくるみたいだからね!」と、そうとうまぶしそうです。

「4/19にノオンがあります!」と、ついに野音すら怪しい言葉に。「あと4/23、この日は国民の祝日にしていただきたい。俺の誕生日にライブDVDが出ます! 俺のほうからプレゼントしちゃってるっていう。あ、売り上げが俺へのプレゼントになるのか。生々しい話になってしまいました」との告知も。

「たまにはあんまりライブでやらないような曲もやろうと思って。今からやる曲はいつもライブでやってますが」との妙なフリから始まったのは「青の時代」。このMCは、この日のライブのほかのレア曲に対しての話だったんですね。

清水さんの髪を見て、「今日はラジオを聞いてる人にはわかんないと思うけど、シミの髪がいつも以上に立ってるからね! いつもはこう、うにみたいにしてるんだけど、今日はより…地面に向かって立たせまくり!」と、映像がない放送のときを想定したネタをいろいろ話しておられました。

「ロクでナシ」や「ビール・オア・ダイ」と盛り上がりまくって、本編は「酒爆」で終了、アンコールがかかって登場したのですが、「ラジオ公録らしく、一曲やり直しをします」とのこと。「ドンマイ・ビートを」と言うと、客席から喜びの拍手が。それに「踊りを間違えたんだよねー」とのコメントが面白すぎる。「腕をこう(高く)やらなきゃだめだったのに、こう(少し低め)になっちゃってたから」と言いつつ、増子さんが微妙な角度を確認していると、隣から上原子さん「ごめん、俺が間違えた」と謝罪が。「友康が!? 踊りを!?」と驚いてますが違うよ(笑)。すると清水さんも「俺も間違えた」と告白。その流れで増子さんが坂さんを振り返りますが、堂々と「私は常に」と言い切った坂さん最高。「プロとしてあるまじきことですね」と増子さんも若干あきれ気味です。この日も坂さん、「おばんです!」とあいさつをしたあと「こばんです!」と続けてしまって増子さんにダメ出しされていました(笑)。相変わらず面白い人です。

やり直しのドンマイ・ビートをアンコールとして演奏したのですが、アンコールにふさわしい選曲だったせいで非常に盛り上がってライブは終了でした。放送日がそれぞれ違うということで、セッションはなかったのが残念ですが、収録が一緒の日だったからこそ聞けたそれぞれのバンドへの思いなどがあって、貴重で楽しいライブでした。