花知らん 名月知らん 吾が故国 亡き憂い知らん 春水ながし
はなしらん めいげつしらん わがここく なきういしらん はるみずながし
虞美人
ーー李
春花秋月何時了,往事知多少。小樓昨夜又東風,故國不堪回首 月明中。
雕欄玉砌應猶在,只是朱顏改,問君能有幾多愁。恰似一江春水 向東流。
注:1、李(937年~978年)は南唐最後の国主である。それが故に、南唐後主と呼ばれる。初めの名は従嘉で、961年にと改める。字は重光で鐘隠と号する。
2、本作は、亡国の名詩として世に知られた。特に「問君能有幾多愁。恰似一江春水 向東流。」は名句なので、高校入学試験の問題にすることもしばしばだ。
3、歌末の「ながし」が「流し」、「長し」のどちらでもいい。
はなしらん めいげつしらん わがここく なきういしらん はるみずながし
虞美人
ーー李
春花秋月何時了,往事知多少。小樓昨夜又東風,故國不堪回首 月明中。
雕欄玉砌應猶在,只是朱顏改,問君能有幾多愁。恰似一江春水 向東流。
注:1、李(937年~978年)は南唐最後の国主である。それが故に、南唐後主と呼ばれる。初めの名は従嘉で、961年にと改める。字は重光で鐘隠と号する。
2、本作は、亡国の名詩として世に知られた。特に「問君能有幾多愁。恰似一江春水 向東流。」は名句なので、高校入学試験の問題にすることもしばしばだ。
3、歌末の「ながし」が「流し」、「長し」のどちらでもいい。