東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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英検・漢検に向けて学習しましょう

2012-09-23 13:19:00 | 教室便り

英検・漢検の準会場としてもご利用いただける当教室です。

10月に実施される検定試験を塾内生の9割の生徒さんが

受験されます。

特に中学2年生はどちらも受験し、高校入試にも役立つ知識と級の取得を狙います。

級を持っている事は「優遇する高校が増えている」という事実が背景にあるのですが

私は身近な目標達成の為の努力と見についた知識が

お子さんを成長させ、また有利に働くのだと考えています。

検定という明確な目標を持って学習する事は

「何を勉強すればいいのかわからない」

という生徒さんにも学習がしやすく、それをきっかけに学習習慣が付く事。

学校のテストと違い、合否が出されますね

やはり、受けるからには合格したいという気持ちが子ども達のなかにもあります。

 

漢検では

「止め、はね、はらい」を再確認し、字を奇麗に書く

四字熟語を学習するチャンス

そして知らない言葉を漢字を通して覚える事ができますね。

漢字のなりたち、会意文字・象形文字などしっかり学習しましょう。

 

英検では

試験時間の半分がリスニングです。その速さや内容をネイティブで聞き取る練習

は学校の授業ではなかなかできないかもしれません。

教科書にない単語も学習するチャンスです。

3級からは2次試験がありますから自分の英語が相手に通じる話し方なのかを確認し

実践的な英語を身に付けられます。

3級では

lookとwatch・・・会話の中でどちらを使うか?

willとbe going to など

ちょっと曖昧だった知識を此処で明確にしておきたいですね。 

 

入試では漢字の細部までみて、採点されます。

最近よく注意する事ですが、漢字やスペルが正しく書けていないために

会場テストで得点に繋がっていない、といったケースもあります。

 

曖昧な知識や雑な字では高得点は取れないという事です。

その事を身をもって知り、入試に対して真摯な態度で挑めるようになる為に

検定はとても良い手段だと思います。

 

この検定を受ける事をきっかけに正しく覚え、きちんと書けるようになって欲しいです。

合格に向け、しっかり学習しましょう!


公立中学の今回の期末テストは・・

2012-09-21 12:36:06 | 教室便り

2学期制の近隣中学ではこの時期が期末テストです。

一番近い開進第3中学校では既に解答用紙の返却が始まっています。

今回5教科だったのは開3だけでした。主要教科のみのテストと言う事で

3年生さん達は気合が違いましたね!

細かくはまだ見ていないのですが、受けた印象としては

「難しくなっている!!」と思いました。

 

数学はボリューム・難易度共にアップしているように感じましたが

範囲が狭いという事を考えると妥当なのだと思います。

国語は2つに分かれるのが最近のテストの特徴ですね。

漢字もビックリする難しさですし、初見の長文が大問1になっていました。

この大問1に時間を掛けてしまったりすると最後の問題まで行かないので

当然点数は下がります。

つまり、テストの攻略が必要だという事ですね。

タイムアウトで答えられる問題に手がつけられなかった生徒さん達は

スピードを付ける事が課題ですよ!

英語ですが・・・

兎に角ボリュームがあるな、という印象を受けました。

焦って冠詞やピリオドを忘れてしまい、減点されている所も多いでしょう

英作文は配点の高さを考えると余裕のあるうちに書いてしまった方が

良いでしょう。

 

塾内テストや模試では、テスト攻略ができるのに定期テストでそれが出来なかったのは

「ゆだん」と「テストの変化」でしょうね。

今まではこのやり方で大丈夫だったから(ゆとり)・・・と

いつも通りのやり方でうけてしまった場合

新指導になったテストに対応しきれていない。という結果だったのではないかと考えます。

 

上記は3年生さんのお話です。

2年、1年生さんの問題はまだほとんど見ていませんので書けませんが

2年生のある生徒さんが「授業を聞いていなくては答えられないようになってた」

と教えてくれました。

そうなんです、いくらドリルやワークにかじりつて学習しても

授業を真剣に受けていなくては学校でのテストで“納得のいく点数”は狙えないんです。

ただ、この生徒さんは勉強が嫌いなわけではありません、基礎学力もあり

学力自体は高いので、徐々に自分なりの学習方法を見付けて

“点数の出し方”を体得していくでしょう。

塾内テストから出される偏差値はとても高いのですから!

 

心配なのはやはり自覚の無い生徒さん達ですね。

基礎学力も定着していないのに危機感がありません。

更に、そうした生徒さんに多いのは「一つの教科に特化する」という傾向です。

以前「偏った学習に危険信号」という記事を書いたと思いますが

副教科、特に「社会」に特化し総合得点で順位を上げようと考えるのです。

残念ですがその考えは入試には通用しません!

 

開3では偏差値70を超える高校に進学する優秀な生徒さんが複数名いらっしゃいます

しかし、その生徒さん達が常に学校のテストで1位だったか?100点だったか?

学校での成績が常に優秀で目立っていたか?・・・・と考えると

少し違いませんか?

当教室のある講師さんは開2中学が母校です。勿論70を超える高校への進学をしていますが

当時を振り返っても「あの人が西に受かったの!?」とビックリするような事が

あったと話してくれます。

 

授業を真剣に受ける事は学生として当然の事です。

しかし、その結果が全て進学に直結しているのではないと思います。

今回の期末で目標得点に届かなかった事を怒ったり、叱ったりするのではなく

次に活かす材料として捉え、お子さんと準備に励んでいただきたいと

強く願います。

いっしょに机にかじりつくのではなく、学習習慣は勿論ですが

けじめのある生活や集中力の強化、栄養バランス、睡眠時間の確保といった

生活の基盤がしっかりしているお子さんは立て直しもスムーズでしょうね!

 

今日は長くなってしまいましたが

最後までお読みいただきありがとうございました。


塾に通っても成績が上がらないですか?

2012-09-20 11:36:41 | 教室便り

通常授業を含め夏期講習など、塾代は決してお安くはありませんね。

高い塾代を捻出して通わせているのに、ちっとも成績が上がらない!!

と肩を落とす親御様もいらっしゃる事かと思います。

 

もし、本当にお子様に学力をつけ、成績を上げたいとお考えでしたら

2つの事を見直していただきたいと思います。

 

一つ目は・・・「今までの学習内容」

塾に通うまでのお子さんの学力はどの程度でしたか?

例えば中学2年生で数学の学習をした場合・・・

小学生から復習する必要がある

と言った状況が実はよくあります。

 

今の段階で2年生は1次関数を学習しています

連立方程式もまだテスト範囲に入っていました。

1年生で習う方程式、正負の数、四則混合計算・・・これらを理解していなくては

解けませんね。更に分数や少数の計算、カッコのある計算が(つまり算数)が

出来なくては1年生の問題も解く事は出来ません。

ですから理解できていない重要単元まで遡り学習し直す必要がありますね。

 

小学生から1次関数までを学習し直すとしたら、どの程度の時間が必要か?

塾はほとんどの場合、週に1回1教科を学習しますので

3カ月かけたとしても12回しかありませんね。

センスが良く、理解力もあり努力家なら、直に取り戻せるでしょう。

しかし、この取り戻しを学習している間は学校のテストや成績が上がる事はまずありません。

塾に通って3カ月・・・目に見える点数として出てこないのは

お子さんや塾側が“さぼっている”と安易に考えるのは酷というものでもあります。

(遡り学習は個別でしかできない学習法です)

 

二つ目は・・・・「学習習慣がついているか?」

定期テスト前には塾の回数を増やしたり、塾での自習を促して

親としてしてあげられる“テスト対策”を実行してくださっている親御様も沢山いらっしゃいます。

しかし、残念な事に「親の心子知らず」で塾の行き帰りに遊んでいたり

宿題すらせずにゲームやTVに夢中になっている・・

と言ったことも珍しくはありません。

勉強は

きちんと教わる→理解する→練習する→練習する→テストを受ける→点数が上がる

つまりインプットからアウトプットまでがスムーズに行えて初めて出来たとなります。

教わって理解しても、練習しなくてはアウトプットはできません。

「塾では出来たのに、帰ってきたら出来なくなった」

そんな言い訳をして宿題をしてこない生徒さんは練習が嫌いなタイプ!

考えれば出来ますよ!教わった事を思い出せば出来ます。

その“考える事”を面倒がって、宿題を放りだし、練習をせずに遊びに行ってしまっては

成績が上がるはずもありませんね。


高い塾代を払っているのであれば、この流れを理解してお子さんをサポートしていただければ

必ず良い結果を見る事ができます。

それにはお子さんと対立する事もあるでしょう。感情的になり喧嘩になる事もありますよね。

「勉強が好き」なんて言うお子さんはまず居ませんから、そうした部分も含めて

サポートして行くのが私の役目だと思っています。


志望校を変えなさい!?

2012-09-19 11:44:20 | 受験生さんへ

当教室で実施している塾内テストのレベルは

四谷レベルと言われているそうです。簡単ではありませんね。

 

受験学年になってから会場模試、模擬なども受けられた事でしょう。

意中の学校に向け、日々学習に励んでいる受験生さん、

いつまでも受験生なのではありません!

残された時間を悔いなく学習に注ぎ込んで欲しいと思います。

 

この時期、志望校の偏差値に対して自分の偏差値が届いているか

合格判定の何パーセントかがとても気になる所ですが

以前にも書いたように、この数字だけで

「大丈夫」または「無理だ」など

一喜一憂はしないでくださいね。

私は出てくる偏差値も勿論考慮していますが

直接指導している講師の意見が一番大きな判断材料です。

そうは言っても自分の偏差値と志望校との差が10もあるようでは

ダメですが・・・

そして生徒さんがどれくらい、「やる気を持っているか」がポイントになります。

今はまだ、5~8くらい離れているとしても、本気ではありませんが

「志望校を変えなさい!」と一度そうした話をします。

やる気を持っている生徒さんはそのくらいでは変えたりしません。

しかし、なかなか上がらない偏差値を見て投げやりになっていたり

本人に諦めのムードがある(もうやる気が下がっている)場合は本気で変えるように話をします。

この時期どちらにしても「志望校を変えなさい」という話をすることになります。

(これは私のやり方であって、他塾では同じ事をするのかは知りません)

 

「志望校を変えた方がいい」そう話しかけられた生徒さん

「それでも諦めない!」と思うか

「もう少し、下げよう」と思うかで学習に対する姿勢そのものも変わっていきます。

前者の生徒さんは大概、それが起爆剤となり学習に対する熱ももう一段上がり

偏差値も付いてきます。

 

単元学習を全て終了し、これからは対策問題、過去問に突入する時期です。

しっかりした基礎土台があってはじめて対策問題で良い結果を出せるのです。

今までの土台作りのレベルがベースです。

11月にはこうした対策授業を行い上位校を志望している生徒さん達(偏差値60以上)のみの

少人数クラス授業が始まります。

 

9月は志望校に向けて気持ちが熱くなるか冷めて行くかの分かれ道

ご家庭でも真剣な話し合いが必要な時期だと思います


心の成長と学力

2012-09-18 09:08:44 | 学習全般

近隣中学では3連休空けて今日から期末テストの始まった学校もあります。

お子さんはこの3連休をどう過ごされたでしょうか?

目の前のクリアしなくてはならない「学習」に潔く取り組んで

胸を張って朝家を出発できましたか?

 

なかなかそうはいかないのが現実

 

当教室では自習室がいつでも使えるようにしています。

今までも自習の様子を写真などUPしながらご紹介してきました。

自分から塾に行って勉強しよう・・・そう思うことはとても素晴らしいですね!

しかし、必ずしもそれが成長では無い事もあります。

教室を開放するのは夕方からですが

では、それまで何をしてすごしたのでしょう?

朝から晩まで机にかじりつく必要は無いとは思いますが

定期テスト直前の過ごし方というものがあるのではないでしょうか?

 

以前にもご紹介したある英語教師の先生は

「中学2年生ともなれば、テスト勉強なら1教科4時間は1日にこなすべき」

と仰っていました。

1日に4時間1教科に掛かるなら、2教科学習するには

朝から始めるしかありませんね。

 

多くのお子さんはこの言葉を受け入れられないでしょう。

今まで“ゆとり”で生活してきたのですから

おいそれとは習慣を変えることは出来ないのが現実ですね。

しかし、ゆとり教育から新指導へ転換したこの時期に入試時期を迎えてしまった

今の中学生さん達は“拒否”している時間はありません。

その結果この時期、この年齢のお子さんを育てていらっしゃる親御様は

悩みや戸惑いも多いのではないかと思います(私も当事者ですが・・)

 

難易度とボリュームのUPした学習にお子さんをスムーズにシフトする為に

何をどうすべきか・・・と考えた時

私は心の成長が不可欠だと考えています。

相手の立場に立って、自分の行いが嬉しいか悲しいか迷惑か・・・と考える。

自分さえよければいい、今が楽しければ良いという

自己中心的な考えがいずれ自分を苦しめる

 

「深謀遠慮」という四字熟語があります。

深く考えをめぐらし、先のことまで予測した周到な計画を立てること。 深謀 → 「辛抱」としがちですが、深く謀る(はかる) 遠慮 → ここでは、将来について考えをめぐらすこと、という意です。

またその逆の意味となる

「無知蒙昧」という四字熟語があります。

学問がなく、物事の道理を知らないこと。


人は本当に深く考えをめぐらす時、静かな場所を選び時間をかけて

自分自身や置かれている環境と対峙するのではないでしょうか。

塾で仲間と学習する時間もあって良いと思いますが、それは学習の一部でしかありません。

心の成長を促すにはあまりにも接点が浅すぎます。(受験期は違いますが)

一人で問題に取り組む時間は学力と同時にお子さんを成長させる良い手段です。

また

「今の自分に何が必要かをゆっくり考えてごらん」と言って

ゲームもTVも漫画も音楽も何も無い、何もしない時間を1,2時間ほど過ごさせてみてくだい。

(寝てしまっては意味がありませんけど・・)

雑踏の全てを取り除き、自分しか見えなくなった時

きっとお子さんは何かを見付けるはずです!

学力の向上に心の成長は欠かせません。