東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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高校受験をどう捉えるか

2014-10-29 09:30:11 | 学習塾

中高一貫校に通っている生徒さんにとってあまり興味の無いお話かもしれませんが

これから高校受験に挑む事になる中学生さん達にはぜひ考えて頂きたいです

 

まず、何を基準に志望校を決めるのか?

もちろん、学力が基準値に満たされなければ合格はありません

しかし、だからと言って”自分の学力に見合った高校を”と消極的になるのは

その後の人生観に良い影響を与えないと思います

高校受験は日本人であれば誰しも通過しなくてはならない初めての「分岐点」でしょう

小・中学受験をしてきた生徒さんにとっては違うと思われるかもしれませんが

その受験の場合、公立という受け皿があっての事ですから

「最後の砦」があると無しでは意味が違います

 

私は高校受験をこう捉えています

「高い志を持ち、全力でぶつかる時」

 

「高望み」なんていう言葉はあまり良い意味で使われませんが、私は嫌いではありません

高い所を望んで、

「そこにたどり着く為に多くの苦労と困難を乗り越える最高の努力をする動機付けになるならば」・・ですが

 

多くの生徒さんを見て来て思うのは「頭の悪い子」なんていない

という事です

頭が悪いのではなく、その他の部分が悪いんです

「生活環境」「志の低さ」「努力を惜しむ怠慢さ」

こうした部分が改善されないまま高校受験に挑もうとすると

「努力の存在しない受験」になってしまいますよね

受験はそれまでの悪い習慣を改善し、人として成長するチャンスだと考えられると思います

 

単純に「学力の高い子」に育てようとするのがほとんど失敗に終わるのは

学力以外の部分が成長していない事が大方要因としてあると思います

 

今、中学1・2年生もしくは小学高学年のお子さんをお持ちでしたら

ぜひ、お子さんには常に高い志を持つ環境を与えてあげて欲しいですね

 

皆さんは受験を含めこうした分岐点をお子さんに

どのように乗り越えて欲しいと願っていますか?

私の考えは理想論でしょうか?

実際、私の教室では本気で高校受験に挑んでいる生徒さんが多くいらっしゃいます

入塾時期から志の高い生徒さんもいらっしゃいますし、入塾してから

高い目標に向け走り出した生徒さんも多いです

 

実際、机に向かって一番学習をする時期は「中学生」だと感じます

なぜ「高校」ではないのかというと、「中学生が一番伸びる時期」だからです

高校生になってから偏差値を20、30伸ばすのは容易な事ではありません

(稀にいらっしゃいますが、本当にごくごく稀な話です)

しかし、中学生の頃はこれが意外と実現するんです

もちろん、上に書いたような努力があってですが、高校生になってからでは

同じ努力量では遅いんです

そしてその時に付けた学力は大学受験にも影響していきます

 

私の教室では「高い志を持ち人事を尽くせ」というスローガンのもと

高校受験では偏差値60以上を目指し、自校作成校にも果敢に挑戦して欲しいと願うとともに

この経験を人生の糧となるようにサポートしていきたいと全力を尽くしています

 

これから高校受験を考えるご家庭の皆様のご参考にして頂けたら幸いです

当教室は今日も頑張ります!!

 



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