東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

小・中学生の学習量

2014-10-28 06:44:15 | 学習全般

今日はすっかり秋の空ですね

こんな清々しい朝ですが、私はいよいよ受験生達が終盤に入って来た事を実感しています

高校受験生の模試の結果は全員がしっかりと足元を固め、夏期講習から順調に伸びています

少しずつですが、確かな力が伸び始めていますからこの冬が踏ん張りどころです

受験生のみなさん、今年は風邪を引けませんのでご注意くださいね

でも、

今日は受験学年ではない生徒さん達に向けてのお話です

 

最近、私が感じるのは「学習する子としない子」の差がどんどん開いている

という事

例えば小学4年生、家庭学習をしていますか?

しているとしたら30分?1時間?学校の宿題が無ければしませんか?

家庭学習や塾通いは受験生だけがすれば良いのでしょうか?

確かに小学生が受験をしないのに学習塾に通う必要があるのかしら?

と思われるかもしれません

しかし、現実に目を向けるとどうでしょう?

中学になり、たちまち追いつかない状態になり勉強が嫌いになる

そこで初めて塾に通う

個別塾ならまだ良いですが一斉塾に通わせてしまい、さらに子どもは大混乱!

高校受験を失敗に終わらせてしまう・・・という事は正直珍しくないですね

 

親にも経験が必要です

受験でお世話になる塾を選ぶにも、受験期になってから塾を探し始めては

本当にお子さんに合う塾に出会うまで時間がかかる事もあります

塾に通うばかりが手段ではありません、しかし受験期に塾選びで右往左往しながら

それなりのレベルを目指すのは相当の苦労が立ちはだかります!

公立中学では「受験対策授業」をしてはくれません

そこを理解しておく必要があるでしょう

大手塾に通わせていれば安心と思っているご家庭は更に危険です

自主学習ができるお子さんなら良いですが、そうでない場合は逆方向に進んでいる事も十分あり得ます

ではそうならない為に何ができるか?

 

 

前置きが長くなりましたが

小・中学生はどれほどの学習量が必要か、受験しない小学生に学習塾は不必要かを考えてみましょう

これを考える時、なにを基準にすれば良いかと言うところに至る訳ですが

やはり、大学を中心に考えるのが今の時代はベストでしょう

東大などの国立なのか、私大トップなのか、または一般有名大学なのか・・

そこから逆算して考えた時、今お子さんがどの位置にいれば良いのかが見えてきます

その為には全国模試などを受ける必要が出てきますね

学校の中だけの成績では何も計れません

 

私は我が子を始め、生徒さん達に学習を時間で区切らないように促しています

「何をどこまでやったのか」

という事です

今の時代、どの子もゲームをするでしょう

お子さんはゲームを時間で区切る事ができていますか?

例えばセーブできない状態でも、時間が来たらスパッと終わりに出来ますか?

なかなかいませんよね、それと同じです

 

ゲームも勉強も、時間は大まかに決めておきますが

「今日はどこまでやるか」を優先的に決めてまずはそこまでを目標にやる

時間や状況次第でもっと先まで進めたり、他の事もやってみる

もちろん、遊びの場合は時間をオーバーするようなら注意を促し

終わらせないと終わらないでしょうね

 

学校以外での学習は重要単元に時々戻りながらの学習がお勧めです

その時は出来ていても、1ヶ月もすれば忘れてしまいます

なので復習と現行単元の学習を組み合わせる事が重要です

それが定着して来たら予習を組み込みます

小学生は理解度により、どんどん先に進めて構わないと思います

*「理解しているなら」です

偏りは避けましょう、国語・算数だけのような学習法もあまり感心しません

また、ワークやドリルばかりが学習ではありません

本を読んだり、日記をつけたりする事も学習です

「作文ができない」と思っていらっしゃるようでしたら、日記・読書感想文を書かせる事

そして自然に触れる経験をさせる事などをお勧めします

 

気をつけたいのは、学校に行っているから・・学習塾に通っているからと

家庭学習をしないのでは意味が無いという事です

宿題をするのは当然の事、漢字検定や算数検定など目に見える目標を立て

学習を進めていく事が非常に大切です

計算などは、ただ数字を追う事ばかりではなくしっかり文章題を読み

立式する習慣をつけておく事

知らない言葉や漢字は常に辞書を引く習慣をつける事

*お子さん専用の辞書を買い、調べた言葉や漢字には印をつけたりラインを引く

中学受験をしなくても、これくらいの学習は小学生に必要です

英語の学習も始めましょう、中学の英語はスピードも速く単元もどんどん進みます

単語を覚えきらないうちに次の単語が目白押しに出てきますから

それでけでも、学習に慣れていない生徒さんは苦痛を感じています

 

小学生の範囲・中学生の範囲とくくりを決めているのは大人の勝手です

学ぶ意欲のある小学生がその意欲をなくす前に

学ぶ楽しさをどんどん与えてあげる事で、まさにスポンジのように吸収していきます

 

長くなってしまったので中学生の学習量は次にします

 

今日は小学生の学習量について書きました

「時間はどれくらい?」と思われましたか?

それはお子さん次第ですが、上記の内容を時間にするとこうなります

ステップ式に書いてみると

復習と現行単元学習 およそ40分~60分

プラス予習 およそ60分~80分

プラス英語学習 およそ80分~100分

学年は関係ありません、受験生でもありません

小学生に必要な学習量だと私は思います

あくまでもお子さんとご家庭次第ですが

受験生はこの倍以上の時間を学習に充てていると考えたらいかがでしょう

けして長い時間ではないと思いませんか?

 

小学生の学習量は親御さんの誘導次第です

ぜひお子さんの学習を一緒に見直してみましょう!

 

11月8日

無料プレテストを実施します、この機会に学習を見直すチャンスとして

ぜひお申し込みください

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。