子育て奮闘中の親御様こんにちは
今日は長文ですのでお時間のある時にでもご覧いただければと思います
「なんで勉強しなくちゃいけないの?」
お子さんからそんな質問を受けたり、自分自身幼少期にそう感じた事がある方
多くいらっしゃいますよね
お子さんからそう質問されて、なんて答えればいいか・・・
一番良い返答は・・・
そんな風に悩まれる事もあるかと思います
小学生のお子さんと中学生のお子さん
成長段階において理解度は違いますから同じという訳にはいきません
しかし、その理由は親御さんの言葉で伝える必要があるでしょう
「この本にこう書いてあるから」「誰だれが言っていたから」
そんな言葉では子どもは納得しないでしょう
実際、勉強をお子さんにさせる理由は各ご家庭によって様々です
教育方針の違い、価値観の違いなどご家庭ごとの違いはありますから
これが答えだというものはないでしょう
そもそもお子さんに話をする前に「なぜ?」勉強をさせたいのか自問自答してみてください
お子さんがその質問をしたと言う事はもしかしたら大人側に明確な理由が無いのかもしれません
子どもは上手く言葉を操れないので、質問の仕方も単純な言葉になりますが
漠然と「勉強をしなさい」と言われているのか、そこに理由があるのかを“感覚”で感じ取っていると
思ってもいいでしょう
先に述べた成長段階の違いについてですが
入学前、小学低学年の頃は特にそうなのですが、抽象的な話をしてもあまり説得力が無いでしょう
「大きくなったら~~なる為よ」「立派な大人になる為よ」と
答えたところで、この年齢の思考には理由にならないかもしれません
低学年のお子さんには具体的な解答をしてあげる必要があります
子どもにとって10年後は遠い遠い未来の話なのでピンとこないんですね
ただ、難しく考える必要はなく
そんな答えで納得してくれたの?と聞きたくなる時もありますよ
具体的な話から始めて行く事で会話になり
お子さんの考えている事や想いを引き出す事ができます
例えば・・・・
「あなたがお勉強してくれるとお母さんは嬉しいわ」
と言ったとして
「なんで嬉しいの?」
「たくさんお勉強をして、沢山の事を覚えていくとあなたが何でも出来るようになるからよ」
「何が出来るようになるの?」
「海外旅行に行ったとしたら、英語が使えれば困らないし楽しいでしょ?
それに計算が出来ればお金が足らなくなって困った・・なんて事にもならないでしょ?」
とても単純な会話ですが
そこから会話は弾んでいき、言葉にはならないけど「勉強は大切なんだな」という気持ちが
少し芽生えてくる
低学年には低学年への話し方が大切ですよね
また他のお子さんと自分を比較させ、その違いについて疑問を持つようになるかもしれません
「Aくんはこうなのに、どうして僕はこうなの?」
その時はこれから先の事を考えてはっきりその違いについて話し合った方が良いでしょう
これは躾の部分にも共通してくるのですが
「他人は他人、自分は自分」だと言う事です
同じように「他の家は他の家、我が家は我が家」考え方も生活習慣も全て違うんです
協調性は大切ですが流されないように、そうした自己意識を持って欲しいですね
高学年になり、自我が芽生えてくると具体的な話から抽象的な話へと移っていかれます
なぜ受験をしなくてはいけないのか?なぜ自分の力より上を目指さなくてはならないのか?
今日は長くなってしまいましたので、そのお話しは次回の講演会の時にでもしたいと思います。
受験生の皆さん、今が踏ん張りどころです!一緒に頑張りましょう!!