東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

復習から始める!根本を理解する!基礎を大切にする教室です。

ホームページへは「東京育伸会」で検索して下さい 。メールアドレスはikushin.sakuradai@gmail.comです。よろしくお願いします。 新規入塾生募集中!小・中・高校生の補習から受験までをご指導。 復習が鍵 まずは学年を超えても復習をしましょう!生徒さんとの日々の取組みや出来事を綴って行きます。多くの方にこのブログを購読頂き感謝しております。コメントのやり取りはございませんが、通塾くださっているご家庭からも感想を頂いており励みになっています。これからも楽しく真剣にブログを更新して参ります、よろしくお願いします。教室のホームページもあわせてご覧ください。*記事の無断転載禁止

入試は”書く”時代に!

2016-02-25 09:20:19 | 高校受験・大学受験

ニュースでもご覧になられた方もいらっしゃると思いますが

都立高校は「マーク」を入試に取り入れましたね

これまでも面談等でお話ししてきましたが、採点ミスを防ぎ記述問題に時間をかけて

採点する為の措置として導入されたとの事です

理由はどうであれ、記述部分を重要視するという事に変わりはありません

 

高校入試問題でこれまで私が見て来た生徒さん達のやりがちなミスは

Q ・・・について記号で答えなさい

という問題なのに言葉で書いたり、なぜかアルファベットで書いたりと言う

問題文を最後まで読まず、思い込みで答えを書く生徒さん

これ、意外と多いんですよ!

もちろん、入試までには全員がそうしたミスを失くすよう演習に演習を重ねていますが

問題文を最後まで読まず、解答を焦って書くと言うのは

緊張からも誘発されるので、当日に響きやすい癖でもあります

 

こうした生徒側のミスもマークによって防げると言う利点も考えられますが

やはり、記述部分に注目されるのが、「ちょっと困った」っと思ってしまうのは

奇麗な字を書けない生徒さんや、漢字が弱い生徒さん

そして何より、書く事に慣れていない”現代っ子”という弱点を突かれているからです

 

昨日の記事でも書いたように、センターに変わる問題は”記述”という点がこれまでとは多きく

変わる部分です(スピーキングもあります)

「自分の考え、意見を論理的に他者に伝える」

という部分が日本の子ども達が苦手とする所です

それらを改善する為に設けられたのが記述での入試と考えると

これからの学習法が変わって行くのは当然ですね

”去年までのやり方がもう古い”というのは大げさかもしれませんが

それくらいの意識を親御さんが持つ必要がある事は事実です

 

では、新しい入試に向けて家庭では何を変える必要があると思いますか?

もし、お子さんがゲームに毎日1時間以上を費やしているならまずそこから改善すべきです

ゲームの時間を他の事に使う努力が必要です

ゲームがなかったら、お子さんは何をして過ごすでしょう?TVでしょうか?

同じ1時間ならTVの方がマシだと思います

特にクイズ番組や世界の文化に触れるバラエティ番組などなら、自然と知識が付きますよね

ナレーションの話を聞いて、一緒に考えたり解決策のお手本を見るなど

役立つ事も多いはずです

そして親子の会話の質を高める事です

難しい事を考える必要はありません

お子さんとの会話の中に「どうして?」「なぜ?」「どう思う?」と質問を投げかけてあげる

大人が先に答えを出してしまわずに、子どもが様々な事を考える時間を与えてあげる

むしろ親は考えない方が良いくらいです

そしてもう一つ

叱って勉強させるスタイルは一切辞めるべきです

入試問題では、お子さんの考えを質問されますから、普段から萎縮した気持ちで勉強する事は

豊かな発想には繋がらず、いつまでも知識に偏った入試にしか対応できなくなってしまいます

ここでいう叱るとは、終わった事に対して叱ると言う意味です

テストの結果が悪かった事を叱るのは、古い人間のする事ではないでしょうか?

テストの結果から、問題解決策を見つけ出す事こそが次に繋がるという考え方です

「勉強に真摯に向き合う事」を諭し、「結果から反省と、新たな課題を明確にする」という

流れを親御さんが作ってあげる事

いつでも叱りつけて、お子さんの個性を潰してしまわない事です

 

最後に、良質な学習習慣をつける事です

自分の考えを他者に伝える、文章にするという力は自然とつくものでもありません

そこには長い時間の演習と知識が必要です

受験ではないからと1日を無駄にしてしまう事の無いように普段から良質な学習に

目を向ける必要がありますね

 

2月27日 今週末ですが 入塾説明会を行います

書く入試に備えて、一緒に始めませんか?

ぜひご参加ください

 

 

 

 

 

 

 


2月24日(水)のつぶやき

2016-02-25 05:39:20 | 学習全般