東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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字は人となりをあらわすと言いますね

2016-02-16 12:23:26 | 学習全般

「どうにも字が汚くて読みにくい」

と思う生徒さんが各学年に必ずと言っていいほどいるんですよね

字は人となりをあらわすという言葉があります

実際、字が汚いから学問が苦手かというと、あまりそうではないと思います

熱心に勉強に励み、目標を摑み取る人も勿論いるんですからね

ただ、他人が見たら熱心な勉強家には決して見えないですし

どちらかと言うと教養のない人のように映ってしまいます

 

これまで見て来た生徒さんの中で、字の汚さを指摘しても

意識して直そうと言う姿勢を見せてくれた生徒さんはごく少数です

なにも書道家のようになれとは言っていません

答案用紙の字が読めないのは、採点者にとって解答以前の問題となる時もありますから

せめて、解答が読みやすい程度の字を書いてい欲しいのですが

かたくなにそれを嫌がる生徒さんが多いんです

不思議ですね

 

「自分で汚い字が恥ずかしい」と感じなくては直さない、という意外と頑固な人に多いのかもしれません

汚い字を書く事で、子どもの頃から指摘されて来たと思います

何が原因で読めないほどの字を書くようになったのかはわかりませんが

幼少期に字を書く事を覚えるという経緯を辿ると何か思い当たるかもしれません

私が思い当たるのは

やりたくない時に嫌々でも勉強をさせてきた

同じような問題をしつこく練習させ、時間を計る等焦らせて来た

字が汚い事を指摘せず、それで良いと本人が思って来た

などですね

いずれにしても、その字では採点者が見てくれないよ・・という話をしても

いっこうに直す気配のない生徒さんが殆どです

 

講師陣はどうかと言うと、これまで勤めてくれた講師の中では1名います

ここまでの講師の数からしたら、この1名というのは「珍しく」と付け加えて良いと思います

その珍しい講師は早稲田の学生さんだったので、更に珍しいと当時から感じていました

この教室で4年間、とても協力的に過ごしてくれ生徒さん達からも人気の高かった講師です

こう考えると、字が人となりをあわらすという言葉が当てはまりません

しかし、やはり社会に出てからその字を見て早稲田卒というのが信じがたいと思われてしまうのも事実です

 

高校生になり、小論文や国語の授業では字を書くという事が圧倒的に増えます

小論文は論文メモの提出から始まります

そのメモでさえ読めなくて指摘する事もあります

小論文を書く為のコツを東大の大山講師がブログに書いてくれましたので、そちらもご覧下さい

小論文は課題として出しています

提出期限を設け、一人ずつと課題に付いて話をしながらメモから小論文を書く上での注意点を伝え

次の提出日までに仕上げてくる事になっています

そんな会話の中である生徒さんの話から、大きくなったな~と感じた事があります

「字の汚い人って、絶対不利だよね!どんな良い事を書いても伝わってこないもんね。

中学生の頃は塾長から字に文句言われてたけどw上手くはないけど、下手でもない字を書けるようになっていて良かったよ。」

この生徒さんは下手というより、字が米粒のように小さくて薄いと言う読みにくさがありました

私は老眼をアピールして^^;

「誰が見ても読める字を書いてね」と伝え続けてきました

高校生になった今、読みやすい字、奇麗な字が大切だという事を実感してくれています

 

我が子の字が汚いと思われている親御さん

どうしたらお子さんが読める字を書くようになるのか、いろいろ試してみて下さいね