神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

George Winston Colors/Dance

2006年05月27日 | 音楽
 本日のウォーキングBGM。有名なAutumnの中の一曲。このアルバムの中では一番好きです。昔しばらく練習したことがあります。楽譜で14ページの結構長い曲です。中間の部分(7ページ目の二段目)から左手の分散和音の上に、アクセントのずれたような右手のメロディーが乗ってくる部分が始まります。この曲では一番主要な部分でしょうか。ここのところはかなり苦労しました。最初はまったくリズムがとれず片手ずつ練習して、何も考えずに合わせる練習をしました。何度もやっているうちにある日突然リズムが体感できて、やっと弾けるようになったのを憶えています。この曲弾いてても面白いのですが、唯一の欠点は終わり方がいまいちという点でしょうか。作曲者がどうやって終わらせたらいいのか分からなくなって、最後は同じことを何度も繰り返してとにかく終わらせた、という感じです。
 このアルバムをはじめて聴いたのは1983年に研修でサンフランシスコにいたときのFM放送でした。そのときは曲名も作曲者も分かりませんでしたが、いままで聴いたことのないすばらしい音楽だと感激した覚えがあります。日本に帰ってきてから、これがGeorge Winstonのアルバムだと分かったのは相当経ってからですね。CDが発売されたときはCDプレーヤをまだ持っていなかったのにCDだけ思わず買ってしまったこともありましたね。私にとってはいろんな思い出の詰まった曲です。