神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

フォーレ 弦楽四重奏曲

2006年05月04日 | 音楽
 本日のウォーキングBGM。演奏はヴィア・ノヴァQ。
 フォーレ晩年の室内楽曲はベートーベンの後期作品ほど有名ではありませんが、私にとっては重要な作品群です。その音響的美しさはひとつの頂点を極めていると思います。ただ、ベートーベンに比べるとかなり聴きにくい曲だとも思います。どうやって聴いていいのか分からないというやつです。言い換えるとストーリーというか起承転結がないということでしょうか。でも最近は昔よりも聴きやすくなったような気がします。自分なりに意識し始めたのは、音楽に意味を見い出そうとしないことですね。要は曲に身を任せ、その時々の響きの美しさを愛でるという感じでしょうか。