神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

アメリアの感動翻訳コンテスト-2

2006年05月01日 | 翻訳・英語
 昨日レーティングが終わりました。このレーティングというのは応募された訳文の採点をするというものなのですが、400以上の訳文を読むのは相当くたびれました。でも、すごく勉強になりました。100ワード強の短い英文でも、応募された訳文はどれひとつとして同じものはありません。皆少しずつ違います。もちろんパターンで分けるといくつかには分類できますが、一言一句同じものまではありません。日本語の書き表し方もずいぶん幅があるのだと、あらためて感心しました。読んでて一番強く思ったことは、訳しすぎてはいけない、ということです。特に淡々とした感動的なお話に華美な修飾語は合いません。文章に凝るのも場合によりますね。それと美しい文章は見た目もきれいだということに気づきました。もっと具体的に言いますと、漢字とひらがなのバランスがいいですね。ぱっと見ただけで文章が頭に入ってくる感じでしょうか。そういう文章を見ると、英日翻訳ではやはり日本語の力が決め手だな、と実感させられます。