神戸の小父さん日記

五十代サラリーマンのオフタイム

THE VANISHED MAN/JEFFERY DEAVER

2006年05月19日 | 翻訳・英語
 リンカーン・ライムシリーズの一冊で、私にとってはTHE BONE COLLECTOR以来2冊目です。なかなか面白かったですね。話がかなり込み入ってますのでついていくのが大変ですが、最後まで飽きずに読めます。この手の小説を読むといつも思うのですが、犯人は途中まではほんと万能ですね。いくらなんでもここまで出来んやろと突っ込みたくなることもしばしばです。でもその割には最後には正義が勝ってしまうんで、どの辺りで立場が逆転するかが作家の腕の見せ所でしょうか。手品に興味のある方には特にお薦めです。