お昼の足しに、かしわ餅をいただきながら、ホウと、ため息が出る。
幼いころの、小さいもの、弱いものを可愛がった記憶は、その人が大人になったときには、その人の優しい気持ちの到達点ともなり、出発点ともなるもののようだ。
その昔、神さんの可愛い弟は、かなりやんちゃ坊主ぶりを発揮していたようである。今、完成系としてある神さんは、そのころ身につけたものなのだろう、優しさを発揮する下準備として、ひとしきりやかましぶりを披露する癖が身についている。
ふっくら、もっちりしたかしわ餅を前に、面白いのか、可笑しいのか、鏡を見ると、我ながら妙な顔がある。
シモツケ
若い枝先
ハチン子シロツメに出会う
スジグロシロチョウ、バトル勃発?