イカットの島 / バリ島に暮す / 風に吹かれながら

バリ島ウブドの小路は手工芸にあふれています。バリヒンドゥーの信仰に息づく暮らしに触れながら手織りの時を楽しみたい。

Back-strap Loom で織る 11作目 / 経浮織り-E

2016年05月01日 | 腰機 Back tension loom / in Bali / 2016年
腰機( 無機台腰機 / 輪状式原始 )で両端のボーダーに
浮織りを入れて織りました。

台所のテーブルが空いたので整経に利用しました。


終わりました。


糸が外れないように下糸ソウコウの棒と
上糸の棒の両端にひもを結んでおきます。


固定していた万力を外しそのまま移動して、機に
セットします。




上糸棒に中筒を差し込み、
下糸ソウコウの棒を取り替えています。


上糸と下糸の綾を近づけて、間違いをチェックしています。


下糸ソウコウを作り、セットが終わりました。


緯糸の準備です。板ひに地糸を巻きます。


織り始めは下糸が上の状態で工作用紙をはさみ、
閉口して、上糸が上の状態から、板ひを入れて
織ります。
数段織っていくと右側と左側が違ってきました。


張りの強弱が極端に違っていました。
今まで見られない事で、いろいろと考えてみました。
始めて使ったテーブルがたわんでいて、万力で止めた
棒が直角ではなく先の方に寄っていました。
後になるほどきつくなっていき、セットすると右側に
なります。
輪での整経なので、張りを一定にするのに弱い張りの
方を一つ一つたぐりよせてみました。
糸を変えた端では10cm近くも余分な糸が出ました。


まだ張りが揃っていませんが、織り始めました。
モチーフの図


8作目と同じモチーフですが色を替えると違って見えます。





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