日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

すぐ忘れちゃうけど

2021年10月18日 | 日記

朝からふたつも失敗したからしょぼんとした(これってまだ使える日本語?)


こどもたちにもなぐさめられたし気を取り直そう


夕方の仕事までに急いで買い物してきて少し休もう


パッと行って帰ってきて布団に包まろう


………



なんでいつも忘れちゃうんだろう


ちょっと外に出て


空の下に行けばわかるのに


こんなにいつだって


無条件に


愛されている


(仕事ぎりぎりまで風に吹かれていました)






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我らがゾンビたち(感想文)

2021年10月17日 | 感想文/創作物

 友人たちに勧められた韓流ドラマを見始めた。韓国時代劇×ゾンビものの「キングダム」。


 私はホラーは見たくないんだけど、ゾンビは割と嫌いではない。いや、若干好きかも。あの、人でない感じ。あらゆる規則、ルールをぶっちぎり本能と無意識が噴出する感じ。


 ホラーは大抵、自我意識、執着の表れだから暗くて苦しいんだけど、ゾンビは基本的に陽気なんだよね。演じ手も感じているはずの気持ちよさが伝わってくるのかも。ゾンビはある意味、祭り、だから。


 ゾンビ疫病から民を救おうとする世子が主人公なんだけど、度々ドローンに映されるなだらかな美しい大地、森、川、がもうひとつ大きな主役のように思える。その有機的なフィールドで何か均衡が損なわれるとカチリとスイッチが切り替わり、ゾンビたちが泉のように湧き出て広がっていく。


 重い年貢に苦しめられ、ついには人を食うまで追い詰められた人民は、不死身の化け物になって「人の治める地」を襲う。無差別に公平に出会う人全てに全力で食らいつく。宮廷の陰謀、政ごとの勢力争い、様々な意味の世界を無化する津波。その時ゾンビたちは自然の理に反するものではなく、おそらくは理そのものの一翼。


 化け物は醜く恐ろしくおぞましい。でも同時にこの上なく、そう、そこには心惹かれる魅力がある。何も映さないその白濁した目をのぞき込む時、私たちは自分にも隠された自分の一部に出会うのではないか。


 人としてこうありたい、こうありたくない、といういくつもの切なる願いの井戸の底に映る月。


 その月のようでもある、我らがゾンビたち。


























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奇跡なのかも

2021年10月15日 | 日記

2021年10月の


この空気のこの場所にたどりつけた







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ハッピーエンディング(感想文)

2021年10月12日 | 感想文/創作物

あれはハッピーエンドなのか、とYahoo知恵袋でも人が聞く、鬼が30年待って花嫁の生まれ変わりと再会するエンディング。


何故ならニンゲンは4回しか生まれ変わらない設定で、鬼は永遠に生きることになっているから。


鬼はあと2回待って3人生分花嫁と過ごして、あとは永遠に孤独なのか?とみんなは眉をひそめる。心置きなく嬉しく思いたいのに心もとない心地なんだよね、わかるよ。


神がよろしくしてくれるんじゃない?前も言うこと聞いてくれたし。(ただしそれはサニーが引っ込んでろって言う前だけど)


あのう、言いにくいんだけど。

ハッピーエンディング、はないんだよね。

お話は終わるけど、それはお話だから。

これは普通よりよくできてるお話だから、そこまで含めてお話になってる。


それでも生きるか、生きていいか。と鬼が聞く。


必ず去りゆく二度とない時を共に過ごすか、と。


花嫁はほら、鬼の花嫁だから。

死んでいくことが生きることだと知っている。


出会わないことより出会うことを、愛さないことより愛することを。


生きること、を選ぶのさ。


目をつむって/見開いて飛び込む。


それを悲しい、って言う?


私なら、祝福って言う。






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体重と救急

2021年10月11日 | 新しい日々

 ホテルに缶詰めの仕事が続いてたのに朝は早いから普段そんなに食べない朝食を「しっかり」、具体的にはドトールのツナチーズメルトのテイクアウトにお砂糖二杯のコーヒー、をとっていたら体がむくっと膨れて動きにくくなった。普段は各部位の間にあるスペースがなくなって肉と肉が擦れて動きにくい感じ。わあ、これはまさに太るということ。


 全くグルメではなく、でも食いしん坊ではあって、食べ物で満たしているなんらかのニーズはあるので、少しおやつは控えないとなあと思っていたところだった。


 ある朝起きたらキューっと腹痛。そのまま倒れて一日寝込んだ。起きられず食べられず夜には高熱。口にしたのはこどもたちが持ってきてくれた飲み物だけ。


 翌日熱が下がったのでこの機を逃さず、と病院に行った。このご時世だから各方面に影響がある。高熱はやばいでしょう。休日の救急医療はなにか平常運転とは違う真剣さがあるよね。いくつか検査をし、計画停電とかでずいぶん待たされ一日かかった。お金と時間はかかったけど無罪放免、一過性のもので対処療法のお薬二つ。コロナも無事に陰性だった。

 行きつけの病院がないくらい久しぶりに、自分が具合悪くて病院に行った。具合が悪い日と病院に行った日の2日間、一人だった。感染してはいけないからこどもたちと離れていたから。


 そして世話を焼く方ではなく看病する側ではなくされる側になった。しんどかったし心許なくて友達にLINEしたりもした。


 おかげさまで翌日は少しお腹がしぶいだけ。すっきりして体も動きやすかった。


 何かが済んだような気がした。


 そこで振り返って考えた。この2日間どうだったのかな、と。答えは「悪くなかった」だった。自分ひとりの輪郭がくっきりした。自分に迷いがないのもわかった。


 まあ、もっと痩せてもよかったんだけど。






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