日々乃家日誌 まにまに・てい子の日々の発見

母まにまにが娘てい子と始めた、日々の発見を綴るブログです。

牛の自由

2018年12月09日 | 命について
ジムを辞めたくて何度か話してるんだけど、次が見つかるまでって引き止められている。

久しぶりに行ったら壁のポスターが牛になっていた(今はホエイキャンペーン中らしい)。
それを見ながらサーキットのマシンを順番に回っていたら、昔見た自動搾乳機のターンテーブルみたい、私たちは従順な牛のだなと合点がいって、そこの何が嫌なのかよくわかった。

利用者が主に高齢女性だからなのか。
シールやトークンの強化因子を使い、ゴムや洗濯バサミの小道具を駆使し、壁にはカラフルな表や標語がまるで幼稚園みたい。
本部で開発されたんでしょう、絶対に本国じゃなくて日本マーケット向け。西洋の女が歳くったからって甘んじるわけはない無能扱い(それが悪けりゃこども扱い)利用者が自分で考えたり選択したりする一人の人格という観点はない。
みんな一括で同じプログラムに乗っけられる。
会費払ってるのに、宣伝動画を見させられてプロテインの定期購読を勧められるのもいや(私は見てません、買う気もありません)。

スタッフはそんなこと思いもよらず、みなさんの健康のためと善意でとても熱心。
個々のニーズに応えるサービスと専門性を提供するという観点はない、どころか、対等の立場にすらない。

この国でありがちな。

運動がしたいだけで、牛になる気はないんだよなあ。

通い放題で手軽なので、利用したいようにうまく使えばいいんだよね。
いらないところはスルーしてこちらが主体的に利用する。

牛の自由と主体性。

うーん、ちょっと考えてみよう。




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