さて、先週書いたガッテンの環境ホルモン特集は、いろんなブログを見る限り、好評だったみたいだ。怖い、これからも研究しなきゃいけない・・・まぁあの番組見ればそう思うのが普通だけど、ちょっと待って!
地道に研究しなきゃいけないことはその通り。ただ、他の物質との複合毒性とか何世代にも渡っての影響の研究とか、ヒトへの影響のあるナシの結果が出るなんて半永久的にないんじゃないだろうか。
環境ホルモン問題がそれだけ優先順位のある緊急性を持つものなのかどうか・・・と考えると違うんじゃないか?
この問題を“空騒ぎ”と論じたのは中西準子さんだけれども、その中西さんを応援するサイトの掲示板でもガッテンについての書き込みが多数。
掲示板の性格上、あの特集には否定的な書き込みが殆どなんだけれども、その中に「今健康食品業界が必死に反発してる大豆イソフラボンの上限設定問題を全く取り上げないというのは素晴らしい偏向報道です。大豆のエストロゲン活性が強いから問題になってるというのに」という記述があって、そうそう確かにって思うね。
エストロゲン活性というのは、乱暴に言えば、“ホルモン作用”と言い換えてもいい。あれだけ健康食品として持ち上げられた大豆イソフラボンが、健康食品として摂取する際の上限値を30mgと食品安全委員会がしたということは、いくら健康に良いものであっても過剰摂取はいけないと警鐘を鳴らしたわけで、ガッテンなら、むしろこっちを取り上げるべきじゃない?というのは至極真っ当な反応。
人工(合成)物が悪くて、天然なら問題ないなんてのは非科学的議論。あ、言っとくけど、大豆が危険だなんて全然思ってない。ただ、普通の食生活で摂れば良いわけで、サプリを過剰摂取するのはよろしくないと言ってるだけ。要はバランスの良い食生活が一番ってコト。当然だよね。
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haikyotansaku
かんちゃん
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