忘れたころにふりかえり

往還道１４０㎞の振り返りです。

スタート１時間前ぐらいに、第１ウエーブに並びました。
どうも腹の調子が悪く、スタート直前までに３～４回トイレに行きました。
前日飲みすぎたかなぁ。（ロング缶４本に控えたつもりだったのに・・・）
スタートして、最初のエイド鯖山のたそがれ庵近くの公衆トイレでもＷＣへ。
うどんは、復路でいただくことにして第１ＣＰへ向かいました。
第１ＣＰ英雲荘（２９㎞地点）到着が２１：３６。だいたい予定通りのペースです。
そこからたそがれ庵（３７㎞地点）へ向かい、到着後うどんをいただきました。
食欲は、全くなかったのですが、食べないと後半走れなくなるので、無理やり食べました。
そして、再びＷＣ・・・。これが最後のＷＣとなりました。お腹の調子はよくなったようです。
福祉センター（４９㎞地点）到着が１２：３０です。
そこでおいしい雑炊をいただき、いよいよ往還道へ向かいました。
昨年もそうでしたが、暗闇をライトひとつで走っていると、とても心が静かになります。
きついとか苦しいとかあまり感じなかったような気がします。
浜崎緑地公園ＣＰ（８７㎞地点）～虎が崎ＣＰ（９５㎞地点）～金照苑ＣＰ（１０４㎞地点）～最後のＣＰ陶芸の村公園（１０５㎞地点）には９：５０に到着しました。
ここで、着替えをすませました。
失敗だったのは、水分だけの補給しかしなかったことです。
ジェルを２つ持っていっていたのですが、忘れていました。

ここからが、とてもつらくなります。
佐々並エイドからは、ずっと歩きました。
ときどき、追い抜きざまに、「がんばって！」と声をかけてくださるランナーさんがいらっしゃいました。
「痛み止めをあげましょうか？」と親切な声をかけてくださるランナーさんもいらっしゃいました。感謝です。
今年は、二年前のような膝の痛みは全くないのですが、背中が痛いというか、全身がつらい。
ずっと後ろ向きな考えが頭をよぎりました。
「楽になりたい・・・。」「リタイヤするには、どうしたらいいのかなぁ。」「タクシーを使ってもいいと言っていたなぁ。」
そんなときに、国道脇の田んぼの畦道で２人の小さな姉妹が、選手に声援を送っていました。
「がんばれ～」と何度も叫んでました。
自分も思わず手を振ってこたえたのですが、いつの間にかしんどさが消えていて歩くスピードを上げることができました。
不思議ですね～。
その時、少し先にタクシーが見えました。
「もう少し前にタクシーに出会っていたら、きっと手を挙げて乗り込んでいただろうなぁ。」
と思いながら、応援に感謝です。

往還道を出てからは、再びつらくなり、ふらふら歩きながら下っていきました。
ただ、二年前は走れなかった最後の瑠璃光寺に向かう直線だけは、最後の力をふりしぼって今年は走りました。
たくさんの人たちが「おかえり。」とハイタッチで迎えてくれて、２３時間８分でゴールです。
二年前より３０分遅れです。

また、来年も挑戦してみたいと思います。
もう少し練習して臨みたいと思います。
それから、前日のも控えます。

スタッフ、応援してくださったみなさん、ありがとうございました。

雑な振り返りですみません。