平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

「幸福は最良の薬」を裏付ける研究成果

2005年04月21日 | Weblog
hotwiredより


「喜び」や「感謝」を強く感じている人は、否定的な感情が多い人よりも10年も長生き。不幸せな人と幸せな人とでは、健康状態に大きな影響を与えるホルモンであるコルチゾールの濃度に32%の差があった。


 これはコメディアンにとって嬉しい知らせだ。笑いは健康にいいということが、ほぼ公式に認められたからだ。また先月にも、メリーランド大学ボルチモア校医学部の研究者たちが、笑いは血管の健全な機能と関連があるとする研究を発表している。

 この研究では、被験者に映画の笑える場面と緊迫した場面を見せたところ、笑いを誘う場面は血管内皮細胞(血管の内側の組織)を明らかに拡張させ、血流量が増加したことがわかった。

 同様に、精神世界への傾倒や宗教も健康にプラスの働きをするようだ。4月9日(米国時間)から16日にかけてフロリダ州マイアミビーチで開催された、米国神経学会(AAN)の年次総会では、エルサレムのサラ・ヘルツォーク・メモリアル病院で神経治療の責任者を務めるヤキル・カウフマン氏が、精神世界に触れることや宗教の実践によってアルツハイマー病の進行が緩和される可能性があるとする研究結果を発表した。

 「高いレベルの精神世界や信仰を持つ患者は、認知機能低下の進行が著しく遅くなることがわかった」と、カウフマン氏は述べている。

 UCLの新しい研究は、精神世界や宗教の効果にまつわる謎の解明につながるかもしれない。

 「信仰が人生につきもののストレスや辛苦を和らげることについては、ある程度証拠もあがっている。そう考えると、われわれが研究した幸福が健康をもたらすプロセスと、信仰には関連性があるのかもしれない」と、ステプトー教授は語る。

 マーモット教授も同じ意見で、「われわれの研究では、精神的プロセスが生理的反応に大きな影響を及ぼすという結果が出ている。精神世界も、脳が神経内分泌系と連動して重要な影響を及ぼすことを示す、1つの例かもしれない」と述べた。


詳しくは:
http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050421304.html