平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

中国への祈り

2005年04月10日 | Weblog
中国では反日暴動が起こっていますが、この暴動は中国政府によって煽動されている部分があります。

中国は、いまだに共産党の一党独裁体制が続き、言論の自由がない国です。政府にとって都合の悪い言論はすべて暴力によって封じ込められますが、都合のよい言説は流布が許可されます。中国に、政府の意向から離れた「市民団体」など存在しません。

中国では、政治が民主化されないのに、経済に資本主義が導入され、日本以上に拝金主義がはびこり、共産党幹部の汚職が蔓延しています。貧富の差が激しくなり、国民の不満が高まっています。

中国共産党は、国民の不満をそらせ、国内を統一する手段として反日を利用し、反日教育をしてきました。

しかし、このような手段はやがて共産党自身にはね返るでしょう。反日暴動は、いつ反共産党暴動に転化しないともかぎりません。

私たちは、彼らの憎悪に巻き込まれることなく、ダライ・ラマと同じように、中国人が一日も早く真理に目覚め、中国が民主化されることを祈りましょう。