平和エッセイ

スピリチュアルな視点から平和について考える

英紙タイムズの報道

2005年04月12日 | Weblog
中国の反日デモについて、タイムズ紙がきちんとした論評をしています。中国政府が反日を煽ることは自分を損なうだけだと指摘しています。

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<中国反日デモ>「明らかに中国政府の暗黙の奨励」英紙報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050411-00000108-mai-int

【欧州総局】中国で9、10両日にあった反日デモについて、英紙タイムズ(電子版)は11日付の社説で、「明らかに中国政府の暗黙の奨励で行われた」としたうえで、「暴徒化する群集心理を後押しすれば、最終的には自らが敗者になることを中国指導者は理解しなければならない」と指摘した。
 同紙社説は、中国政府が反日デモを奨励している理由として、経済格差や失業、汚職などの国内問題から国民の関心をそらせることと、アジアでの日本の政治的、経済的影響力を抑えるためであると分析した。
 反日デモの背景には、日本の歴史認識や教科書をめぐる問題もあると紹介したうえで、「日本の世論はもはや卑屈ではない」と指摘。一方で、小泉純一郎首相は靖国神社参拝や教科書の問題を解決し、「真の改革者」であることを証明しなければならないとした。
 また、10日付の米紙ワシントン・ポスト紙(同)は、北京の日本大使館の窓ガラスが割られたことなどを伝え、「反日デモは中国政府に容認されていた」と報じた。
(毎日新聞) - 4月11日20時23分更新