GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

石榑のアマゾナイト

2007-05-30 22:04:20 | 鉱物採集
三重県の石榑のつづき・・・

2年前のある日、我が小隊は大発見(ちょっと大げさ)をしたのでありました!!

それは今までとは違う谷筋を探査した時のことであります。
やっぱりこの日もトパーズ・ベリルの姿を拝むことは出来ず、おまけに雨まで降ってきた。
満場一致で撤退を決定したヘナK小隊一行。

車を止めた場所までもう少しという所まで来て、ふと沢の対岸に目をやったら花崗岩が崩落している所が見えた。
雨も小降りになっていたので最後のアガキとばかりに調査開始。
すると、崩れた土砂の中から青緑っぽい石の破片発見。
これはもしかして・・・アマゾナイト?!
アマゾナイト(天河石)とは微量の鉛によって青緑に発色した微斜長石のこと。
ここ石榑でも産出するが、日本では数ヵ所でしか産出しないらしい。

破片をたどって上部を探すと露頭発見!!!!!
残念ながら結晶面を持たない塊状だけど、淡い青緑色がなんともいえないのだ。
石榑ではトパーズ・ベリルと共に産出するらしいが、アマゾナイト以外は水晶さえ見つからない。
それでも、アマゾナイトの新産地発見に気が大きくなるヘナK小隊。
(実は鑑定してもらうまで、小隊長は半信半疑だったのだ。)
数個の標本を採集して、残りは現状維持にしたのだ・・・・・・・・・・が、

↓↓↓在りし日のアマゾナイト露頭の写真


数ヵ月後、『あの露頭はどうなってるかなぁ~』と出かけたヘナK小隊。
『無い・・・・・。』
そこで見たのは、無残にも完全に崩落してしまった露頭の残骸でありました!!
嗚呼、見つけたときに全部採っときゃよかった・・・かも。
今、手元にあるのは3,4個の標本だけ。

まぁいいか、『これだけあれば十分だもんね・・・』と今でも地団駄を踏んで悔やんでいる今日この頃であります。


ココだけの秘密
実は、もう1カ所アマゾナイトの露頭を見つけてあるのだ。
ほんとはベリルが欲しいのに・・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石榑の蛍石

2007-05-28 22:01:02 | 鉱物採集
三重県の石榑(旧大安町:現いなべ市)は色々な鉱物が産出するので、ヘナK小隊お気に入り産地のひとつであります。

その中でも、我がヘナK小隊が石榑で最初に手にしたのは“蛍石”。
登山道の横に古い蛍石鉱山跡があり、今でも幾つか坑口が開いています。
もちろん、その中に入るのは危険なのでそんな無茶な事はしちゃいけません。
そんなことしなくても坑口前のズリ石を少し掘るだけで、良品を採集することが出来ます。
ただし、結晶面がハッキリしたものは少なく、石英の中に集合体で産出するのがホトンドであります。

ここでは透明・緑色はモチロン、濃い紫色の蛍石が◎。
松原聰先生著“日本の鉱物”(学習研究社刊)にも、ここの紫色の蛍石が載っています。
中には緑色と紫色が交じり合った色合いをしてるのもあります。
時には拳大の塊りなんかも見つかり、ナカナカ侮れません。

坑口近くでは米粒位の水晶も見ることが出来ます。
登山道脇にあり危険も無いので、初心者や子供連れで採集するのにもオススメであります。
時々登山客が『何してんだろ?』って顔しながら横を通りますが・・・。


だけど我がヘナK小隊が石榑へ通い続ける本当の理由は、トパーズやアクアマリン級のベリルが産出するからなのであります。
(蛍石とは別のポイントです)
しかーし、我が小隊は未だその姿にお会いしたことが無いのであります。
何度も通ってるんだけどなぁ~。
やっぱり、努力が足んないのかなぁ~。
根性無いからなぁ~。


ところが2年前のある日、我が小隊は大発見(ちょっと大げさ)をしたのでありました!!

・・・つづく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

糸魚川のヒスイ

2007-05-26 20:55:21 | 鉱物採集
某テレビ東京系“なんでも鑑定団”という番組で、女子大生が新潟県で拾った石になんとヒャクマンエンの値が付いた事があります。
それは、レンガ大!の大きさの“ヒスイ(ひすい輝石)”でした。

新潟・富山県の海岸ではヒスイを拾うことが出来ることが知られています。
元々は新潟県の小滝川・青梅川上流で産出するのですが、そこは天然記念物に指定され、拾っただけでも御用になります。
しかし海岸に流れ着いたヒスイを拾うのはOK。
それに海岸の転石の方が小さいけれど波に磨かれて綺麗であります。
ヒャクマンエンあれば、アンナモノやコンナモノが・・・(物欲炸裂!)

欲に目がくらんだ(それはダンナだけ!:小隊長談)我々ヘナK小隊がヒスイ採集に出動したのは、昨年のGWも終盤のある日。
前夜19時に家を出発、海岸沿いにある道の駅“親不知ピアパーク”にたどり着いたのは深夜23時頃。
波の音を聞きながら、夜が明けるまでヒスイの夢と共に仮眠をとるのでありました。

夜明けと共に目前の海岸に出たものの、すでに数人の先客がチラホラ・・・
めぼしいものは無さそうなので、朝食取って場所移動。

次なる場所は姫川河口と青海川河口の間の海岸であります。
須沢臨海公園に愛車を駐車し、捜索開始!
我々の装備といえば、足元は長靴、手には2mの柄がある網を持った重装備(大げさ)であります。

ところで、ヒスイの色は緑色と思っている人が大多数。(あなたもそうでしょ?)
純粋なヒスイというのは白色で、その一部が緑色や紫色(ラベンダーヒスイ)をしている。
だから探すのはもっぱら白い石。
それも角張っていて(丸みを帯びているのは×)、重く感じる石(軽いのは大半が石英)を探すのがコツであります。
石拾いをしている我々に、時々観光客らしい人達が
『これはヒスイですかぁ~?』
と聞いてくるが、ほとんどが軟玉(透閃石)や蛇紋岩などの通称“キツネ石”に化かされている。
それにしても、長靴はいて石拾いしている我々は地元の人に見えたんだろうなぁ。

肝心なヒスイといえば、採集開始30分で最初の1個発見!!
大きさは30mm程だけど、全体が薄緑色で味の素みたいな結晶がキラキラ輝く良品!
太陽にかざすと、緑色の透過光が美しいのであります。
早速フォサマグマグナミュージアム(ヒスイ採集に行った際は是非寄るべし)で鑑定してもらい、学芸員の方に、
『これはいいねぇ、50cm離れて見てもヒスイだと鑑定できる』
と言わしめたのだ。
その後、同じ場所でもう1個白いヒスイを発見したけど、別の海岸では時間も遅くてオシマイ。

あれから1年、また行きたいけど小隊長殿(奥さん)が『陽に焼けるからイヤ!』だって・・・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

棚山のオパール

2007-05-25 23:11:48 | 鉱物採集
我ヘナK小隊の鉱物採集での最初の獲物はオパールだったなぁ。

愛知県の奥三河地方は色々な種類の鉱物が採集出来るのであります。
その中でも、鳳来町(現 新城市)棚山ではオパールが採集できるのであります。
それも、ノーブル(遊色)オパールが産出するのは、日本ではここを含めて3ヶ所ほど。
我ヘナK小隊の輝かしい足跡の最初の一歩はここから始まったのでありました。

初めて行った時は白いオパールを見つけたのみで、水遊びしただけだった。
めげずに行った2回目にして初めてのノーブルオパールを手にしたのでありました。

そこは、棚山林道のゲートまで行った所にある砂防ダム下の沢の中。
ここのオパールは、流紋岩の球顆の中に含まれて産出します。
白いオパールは沢のアチコチで見つかりますが、ノーブルオパールはめったに見つかりません。
ノーブルオパールは球顆を探すか、沢の中で光るオパールを探します。

最初のノーブルオパールは小隊長(奥さん)が沢の中から見つけました。
太陽光にキラキラ輝く、赤・青・緑・紫色の遊色はまさに宝石そのもの。
しかし、ここのオパールは乾燥すると脱水して遊色が消えてしまうので、水中保管しなくてはなりません。
発見した小隊長(奥さん)が小躍りして喜んだのはいうまでもない。

その後の捜索で、球顆の露頭も発見!
拳大から人頭大の球顆がゴロゴロ出てきますが、めちゃくちゃ堅い!
割ると、ノーブルは少ないが、鮮やかな青いオパールも出てくる。

その後も何度か再訪して、小隊長は計6個のノーブルオパールを発見したのであります。
ダンナが見つけたのは1個だけ・・・
(小隊長は石友から“オパールの女王”の称号を戴いているのであります)

しかーし、昨年春に行った時に我々が見たものは・・・、
今まで数々のノーブルオパールを発見した沢が土砂で完全に埋まっている光景でした。
こりゃ当分採集はムズカシイかも・・・
今頃どうなってるかなぁ・・・

だけどいいもんね。
我家には、まだ割っていない数個の球顆が、水を張ったバケツの中に保管してある。
今度、近所の石材店で切ってもらうのだ。

そこには、いまだかつて誰もが見た事が無い、特大の光り輝くノーブルオパールが現れるはずなのだ!!!(只今 妄想中)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トパーズと栗きんとんの関係

2007-05-24 23:04:55 | 鉱物採集
我ヘナK小隊はヒカリモノ鉱物と甘い物が大好物!!

今年の2月に、岐阜県中津川市のとある川にトパーズ採集に行きました。
そこへは過去何度も足を運んでいるのですが、満足なトパーズはいまだ採集できず。
どうすれば、大きくて頭付のきれ~なトパーズ採集ができるのかなぁ~。
我ヘナK小隊は根性がないので、いっつも『まあ、こんなもんか』で帰ってきます。

写真のトパーズが今のところまんだまともな方なのです。
もっと大きくてすんごいのを石友の方々や川で出会った同好の方々にいつも見せ付けられてます。
ちょっとばかしうらやましいヘナK小隊なのでした。

ちょうどこの日、散歩をしていた地元の方が、『採れんだら~』と、上から声をかけてきました。
登山が趣味のその方と、手を休め30分ほどお話をしてたら、
『あっちの山のほうで昔いっぱい採れとったけどな~。けっこう奥だわ。』
と仰います。
だけど、きっと立ち入り禁止の山なのでしょう。
ってことで、やっぱり川でフルイがけ続行~。

だけど、ポイントはしっかり聞いちゃったもんね、フフフフ・・・・・。

涼しくなったら、また行こう!

涼しくなると、中津川名物“栗きんとん”。
10月から3月までが栗きんとんの季節。
必ず、中津川市の行きつけのお店で買って帰ります。

“トパーズ”と“栗きんとん”。
本当の目的はどっちなんでしょう??
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わたしは見た!

2007-05-22 23:31:10 | 鉱物採集
鉱物採集というのは、山・川岸・鉱山跡などの人気の無い場所で採集するのが一般的です。
でも、たま~にスンゴク気味が悪い場所があります。
後日、同好の人にその話をすると、『昔そこで働いていた人がたくさん亡くなったんだよ~』と聞かされたりします。

わたしたち夫婦にも、1ケ所だけどうしても行きたくない場所があります。
そこへは1度だけ行ったのですが、ダンナもわたしも同じモノを感じて二度と行かないと固く誓ったのでした。
色々な種類の鉱物が採集できて面白い場所なのですが、これから行く予定の鉱物マニアの方の為に割愛させていただきます。
(気づいちゃった人ゴメンナサイ)

その場所へは川沿いの登山道を山奥に向かって歩くのですが、広い川原を過ぎ、川が大きくカーブした場所があります。
カーブを過ぎた所には、三途の川みたいに石が積んであります。

そこでわたしは見たのでした!!

木の陰から“おいらん姿”らしき女の人がこちらを覗いてる!!
“おいらん”といってもTVで見るような豪華な着物を着た人ではなく、ちょい派手な着物とかんざしを身に付けていました。
一瞬立ち止まりダンナに伝えようと思いましたが・・・。
しかし、ヘッポコなダンナに伝えて脱兎のごとく逃げ去られたらと思ったら、どうしても言えなかったのでした。
後で聞いた話ですが、昔遊郭があり女の人がたくさん働いていたそうです。

両手にはキラキラ輝く柘榴石、林の奥にはきれいなお姉さん。(イメージ)
こちらをウラメシソウにご覧になっていたので、気が引けて片方の手に持っていた柘榴石は置いて帰ったのでした。
(一応少しだけ遠慮した)

帰宅後、ダンナにその話をしたら、『アタシャ何も見なかったけど、同じ場所でいや~な感じがした!』と言ってました。

それからは、いやーな感じのする場所はなるべく避けて、山の神様・川の神様に(小隊長だけ)手を合わせて採集してます。
おかげでヘナK小隊の名に恥じない、ヘナチョコ標本ばかり手にするのでした・・・。

でも、それでいいのだ。(やせ我慢)


だ・け・ど、そこで採集した柘榴石は母岩にビッシリ付いていて、キラキラキラキラ輝いて綺麗なのよね~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エゾシカのお肉

2007-05-21 19:04:30 | エゾシカお料理レシピ
今夜は、ヤ・キ・ニ・ク ♪
美味しい、ヤ・キ・ニ・ク ♪♪

しかーし、ダンナが鉄砲撃ちの我家では普通のお肉が食卓に出ることは数少ないのであります。
今夜の焼肉も、お肉はエゾシカであります。
それも、お肉の部位は“背ロース”であります。

鹿の背ロースといえば、知る人ぞ知る美味しさなのです。
以前は狩猟をする人か、その知人しか味わうことができませんでした。
高級おフランス料理のレストランなんかでは、ジビエ料理としてブームになっている(らしい)。
野生のお肉は多少野生の風味があるものなのですが、背ロースは癖も無くすっごくウンマイ!!
好きなな人は、お刺身にして生姜醤油で食べちゃいます。
最近ではネットで手に入れることも出来るらしいけど、3,500円/Kg位する。
まさに高級食材なのよ。

小隊長殿(奥さん)も最初はその味に半信半疑でした。
しかし、初めてアタシが捕ってきたエゾシカの背ロースを塩・コショウで焼いて一口、
『(パクパク)・・・ オイチーィ!!!!!』
それ以後、我家の食卓ではシカ肉料理が定番の一つになりました。
小隊長殿は、牛肉をあまり食べないのにシカの背ロースはパックパク。
おまけに、高タンパク低カロリーで太らないのであります!

今年は暖冬で北海道のシカは餌に困らなかったらしく、例年に増して脂が載っていた。
(エゾシカ狩猟記は、また後日に・・・)
解体する時に、ナイフが脂でベタベタになる程。
そんなシカ肉ですから、味も最高!

エゾシカ背ロースの我家で焼肉にする場合は、岩塩・荒挽き黒コショウとオリーブ油でシンプルに焼きます。
ジンギスカン用(北海道人には定番の“ベルのたれ”)のタレ、またはタレ無しで『イタダキマース』。
そして、肝心なのはワイン!
それもフランスのピノノワール種の赤ワインがベストマッチ!
これは、シカ肉をお裾分けした高校時代の同級生に教えてもらった。

まだまだ我家の冷蔵庫(シカ肉保存用に2台ある!)にはシカ肉がいっぱいストックされている。
真空パックをして冷凍されているので1年以上ダイジョーブ。
お肉が底を付いた時は、次の猟期が始まっている。

スーパーで買うお肉より、安心で美味しいシカ肉は我家の必需品であります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『幸福の木』に花が咲いた

2007-05-19 13:59:42 | 日々雑感
我家には数本の観葉植物が室内に鎮座してるであります。

その中で一番の古参は『幸福の木』(正式名:ドラセナ・マッサンゲアナ)なのであります。
この木は私達が結婚した時に戴いた物で、かれこれ十ウン年経ちます。
小隊長殿(奥さん)は観葉植物が大好きなのですが、よく枯らしてしまいます。
(サボテンですら枯らしてしまったのだ!)
だけど、この木だけは逆境(?)に耐えて、スクスク育っていたのでした。

そんなある日、木の先端からニョキニョキと新芽が伸びている。
よく見ると、蕾らしきものが付いている。
ネットで調べると花が咲くらしい。
さらに色々検索してみると・・・、

1.10数年に1度花を付ける。
2.花から蜜が大量に出て、床がベトベトになる。
3.その蜜はすごく甘い。
4.花の香りが強くて、部屋の中に居られない位になるらしい。
5.花が咲いた後は枯れやすい。

ということが判明したのであります。

なにしろ名前は『幸福の木』!
数日前にジャンボ宝くじを買ったばかり!
これで、これからの鉱物採集や鉄砲撃ちには金に糸目は付けないぜってなもんです!!
毎日伸び続ける枝を見ながら、捕らぬ狸の皮算用が頭の中をグルングルン駆け巡る。
そして数日後、とうとう花が咲きましたぁ!!

確かに花の蜜はたくさん出て、すごく甘かったですよ。
しかし、花の香りは殆ど気になりませんでした。
花が終わった後も枯れるどころか、さらに元気になりました。

なんかネットの情報と少し違うような・・・
勿論、宝くじはカスリもしません・・・

結局この花は私たちに『幸福』をもたらすことはありませんでした。
花が咲くまで色々と妄想していた日々が、一番『幸福』だったのかも・・・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道の家畜共進会

2007-05-16 23:35:58 | 北海道の話
北海道では、家畜共進会なるものが毎年開かれます。
要するに牛や馬の品評会なのですが、ちよっとしたお祭という雰囲気。
私達が行ったのは4年に一度開催される全道大会で最も規模が大きいものでした。

牛さんは体中きれいに洗ってもらい、ベビーパウダーを振っておめかしします。
おかげで牛舎はベビーパウダーの香りでいっぱい。

馬さんはペルシュロンという種類で、競馬のサラブレットに比べてはるかに大きい。
ダンナの父はこの共進会の常連で、過去チャンピオンになったことも。
ただし、サラブレットと違い大金が入るわけではなく、皆さんは名誉とトロフィーのために参加している。

会場には色々な出店があり、牛や羊の丸焼きなんてのもあって、かなり迫力がある。
(北海道は絶対日本じゃ無い!!)
その他にも地元工房の美味しいチーズや農産品の販売もあり、野外で戴くとこれがまた格別!
観光馬車が会場内を廻って、子供達が喜んで乗っています。
ホクレンではひまわりの種をもらい、実家の庭先に蒔いて一夏楽しませてもらいました。

内地では絶対味わえない北海道ならではのお祭を、また行きたいな~と思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岐阜県中津川市後山の水晶

2007-05-15 00:20:06 | 鉱物採集
我家には、益富寿之助著『鉱物-やさしい鉱物学』という本がある。
益富先生はすでに故人だけど、鉱物マニアにとって神様みたいな人である。

その『鉱物~』は昭和49年初版で、記載されている産地の情報もやや古いものとなってしまっている。
だけど、あえてこの本を参考に、2006年6月吉日、我ヘナK小隊は岐阜県中津川市後山へ探査に出撃したのでありました。
狙いは、トパーズとベリル(アクアマリン)のヒカリモノ!!

中津川市周辺は花崗岩ペグマタイトで有名で、水晶・トパーズ等が多産し、鉱物マニアのメッカなのであります。
地元のオジチャンに話を聞くと、『そんなもん、ドコ掘っても出てくるぞぉ』と仰います。
こちらは何処を掘ったらいいのかワカラナイから聞いているのに・・・。

さて、後山の駐車スペースから山中を歩き廻ること約1時間。
雰囲気のある広いガレ場に到着したヘナK小隊。
付近の探査を開始すると、早速ペグマタイトの脈を発見!。
脈を辿って行くと、長石やチンワルド雲母が出ているポイントを発見!
チンワルド雲母はトパーズと共生するので、もう採ったも同然、顔もニヤケテクル。
少し掘ると、幅30cm位の晶洞発見!!

ここからは実況中継(再現)
カンカンカン(ハンマーの音) 『トパーズはあるかなぁ~』
カンカンカン(ハンマーの音) 『おっ煙水晶が出てきたぁ~』
カンカンカン(ハンマーの音) 『ベリルは出てくるかなぁ~』
カンカンカン(ハンマーの音) 『トパーズはどこだぁ~』
カンカンカーン(ハンマーの音) 『終わった・・・』
(静寂が我小隊を包み込む・・・)

結局、収穫は煙水晶のみ。
だけど、ルーペで見てみると山入り水晶や、緑色と赤色のマリモ入り水晶だった。
『トパーズとベリルは次回のお楽しみ(やせ我慢)』と帰路に着くヘナK小隊でした。

その後も後山には再チャレしたけど、結局トパーズ&ベリルに御対面する機会に巡り合うことは・・・・・無かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする