GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

丹頂鶴のしっぽ

2014-09-16 10:19:10 | 野鳥・花・生き物
小隊長(妻)です。



朝晩寒くなってきました。
先月、山で見つけたクルミを庭の土に埋めて二週間。


外側の殻はそろそろ柔らかくなったでしょうか?

それよりも先週、愛車RAV4を兵長が運転中、エゾシカと衝突しまして(笑)ただいまRAVちゃん入院中~です。
保険で修理でも痛いわ~。
いつかやるだろうな…と思っていましたがなにも父の葬儀の日じゃなくても…。
どれだけ親不孝してたんだか。
落ち込みながら(兵長が)帰る途中、今度は蝦夷パンダに捕まり1.2諭吉お支払~。

兵長一言「お父さん酷いわ~。」でした。

そんなわけで早く車が治らないかな~。

で、関東の親戚を鶴公園に連れて行ったので丹頂鶴をパチリ。
ボケてますけど…。

丹頂鶴はしっぽが黒いと思っている人、多いと思いますが違うんです。
羽根をたたむとそう見えますけど


開くとしっぽは白いんです。


父ーちゃんの引き締まった身体を見よ!(本当は私に威嚇してます。)


「早くエサを獲って来なさいよ!」
「へ~い」


みたいな…。


マガンも編隊を組んで南下を始めました。
家の上を飛んでいきます。
秋だな~。

10月から一部の地域で狩猟解禁です。
早いですね~。

コメント (2)
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訃 報

2014-09-11 22:00:37 | 日々雑感
小隊長(妻)です。


突然ですが先週の木曜日に兵長殿の父上が亡くなりました。
享年89歳でした。

今年に入ってから入退院を繰り返していました。
6月、食事が出来なくなりましたので最後の入院をしました。

お医者様からは「もって2ヶ月です。」との宣告を受けていました。
腎臓の機能が失われてすでに透析の治療もできず、しかも父が透析を拒んでいたのもあってあとは静かに見守るだけでした。

幾度となく釧路の病院までお見舞いに行き、会う度にやせ細っていく父を見ると一声かけるたびに涙が出そうになりました。

意識がしっかりしているのに尿毒症の症状が進んでいましたので食べることができず大変辛かったと思います。

「サイダーが飲みたいな…」「関節が痛いんだ、湿布を貼ってくれ…」「背中が痒い…」

そう言う度に兵長が父の体に湿布を貼り背中を掻いていました。
足を見たら骨と皮だけ、さするととても冷たくて、しゃんと背筋を伸ばして歩いていた父の足がこんなになってしまったのか…と悲しくなりました。

私が最後に聞いた言葉は「元気でやれ…」亡くなる1週間前でした。

亡くなる前日、お医者様から「もういつ亡くなられてもおかしくない状態です。」と告げられていましたので兵長は昼から会社を早退して病院に駆けつけました。
遅くまで親戚と共に団らんをしてると「もう帰れ」と言う父。
「じゃあ帰るね」と言うと「起こしてくれ」と言って名残惜しそうな感じだったそうです。

あくる日、私は仕事でしたが兵長から「血圧が急に下がって危ないらしい、これから釧路に向かうよ」との電話。
私も早退をして後を追って駆けつけました。

でも間に合いませんでした。
兵長も親戚も誰も間に合わず父は一人で旅立って逝きました。

みっともない姿を見せるのが嫌いな父でしたから父らしい最期だったような気がします。

前日に兵長が父と会話が出来たことが本当に良かったと思います。

2ヶ月以上も食事が出来なくて辛かったと思います。
痛いとか苦しいとかも言わず手のかからない人だと看護士さんの人気者でした。

葬儀にはたくさんの人が来て下さって父の偉大さを感じました。

結婚してから今年で20年が経ちましたが私は一度も父から嫌なことを言われたことがありません。
いつも優しくて面白くて本当に素敵な父でした。
嫁としていたらないところがあっても咎めることもなく私は幸せな嫁でした。

本当に父のことが大好きでした。

兵長は淡々としていましたが父が亡くなっても涙ひとつ見せず葬儀の手配をサポートしていました。
でも出棺の時は涙が出て一言…

「やっと涙がでたわ…」

兵長が泣いたのを初めて見ました。

何か月ももたないと聞かされてから数か月、辛かったと思います。


町の為に尽力され、寺の総代として、また酪農や馬の発展のために努力をされていた父を知らない人は町にはいませんでした。
そんな偉大な父を忘れず私たちは一生懸命生きることをあらためて誓いました。

北海道に移住してから丸5年。
その間、親孝行は出来ませんでしたが北海道に帰れたことは父も喜んでくれていたことでしょう。

お父さん本当にありがとう。

感謝しても感謝しきれません。
コメント (2)
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