GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

食べず嫌いだったのね

2010-01-27 10:28:14 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

日高山脈が美しい↑

最低気温がずっと-15度~-20度の日々が続いていました。
今日は-10度、最高気温が2度で暖かいです。
愛知県だとかなり寒く感じるはずですが、不思議ですね、北海道の気候に慣れてきています。

私は特に寒さより乾燥した空気が堪えます。
湿気の多い愛知県とは違いもう干からびて死にそうです。
肌はボロボロ、人様に見せるような顔じゃありません。
あかぎれもできちゃった。(涙)

北海道の冬の乾燥がこんなに辛いとは・・・。

テレビで愛知県の菜の花畑が映っていたけど涙が出そう・・プチ都会生活はそれはそれで良かったのよねー。
今じゃ本一冊買うのにも10キロも走らなくちゃ、しかもコンビニ並みの小さい書店・・最新刊さえもありません。(涙)
お取り寄せで頼んでも連絡なし。
本がすぐに手に入らないのはストレスの極み、せめて文化的な暮らしだけはしたいなぁ~。


さて、狩猟も波に乗ってきて食べ頃のサイズを獲って来るのは良いことですが、最近兵長(ダンナ)の実家が鹿の味を覚えちゃって。
タンとロースを差し上げたら絶賛!
今まで全く鹿を食べることがなく、私たちを変人扱いしていた人達です。
「あんなもの人間の食べるものじゃないわ。」だとか「不味そうで食べている人の気がしれない」だとか言っていたけど、今じゃ鹿タンとロースの虜になっちゃいました。
(勝った!)

甥っ子なんか「牛タンよりずっと美味しいです~」って大喜び、以来もっと寄こせと言ってきます。
兄嫁は知り合いのハンターに頼んで鹿タンを集めているようで、兵長が幼馴染のハンターの所へ行ったら「鹿が全部、口をパックリ開けてたわ」と言っていました。

幼馴染はタンを取るのがメンドクサイと言って食べないのに、そのメンドクサイことをさせられたのねー。
お気の毒です。(笑)

それで先日獲ったメス鹿をうちに持って帰ってきたのは良いけれど、「実家に半分置いてきちゃった!」だって。
「それは良かった」と私も喜びましたが、量をみたら半分どころか3分の2以上は置いてきただろー。

「まだ鹿を送らなくちゃいけない人いっぱいいるのにー。」とブーブー言いながら兵長「また獲って来るから~」と言うのよねー。
1月も2月も土曜休みが一回しかなくて、日曜日しか出かけられないのは少しかわいそうなのですが、エゾシカを食べてくれる人がたくさん増えてうれしいです。

さすがに脂が黄色くなったジジ鹿は硬いし、パサパサで美味しく仕上げるのが大変だけど・・・。
とは言うものの3月ぐらいのエゾシカはもっとどうかなぁ~。(道東は3月末まで)
2月中ごろの鹿もちょっと辛いなぁ~。

メスなら美味しいかなぁ~、だけどお腹にこっこがいるし。
今回獲ってきたメス鹿にはこっこが入って無かったらしい。
兵長は昨年生まれた鹿じゃないかって言います。

エゾシカは2歳になったら毎年出産するそうなので間違いないでしょうね。

でもって兵長「アレ?タンが見当たらない実家に置いてきちゃったかな?それとも間違えて捨てちゃった?」
ボケているのか言い訳しているのかどっちだろー。

ふ~ん、私より実家が優先なんだぁ~。(怒)
頬肉もどうしたのさ!

でもいいや、実家の人たちが食べず嫌いだったって分かったから気分爽快!
週末は2頭かな・・・
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やるときゃやるのだ!

2010-01-24 23:43:41 | 射撃・狩猟
土曜日は出勤だったので、チョット遅めの出発。
2010年、2度目のエゾシカ軍掃討作戦へGO!であります。

開戦時刻のマルロクヨンゴォ時、戦線へ到着。
毎年、この時期に寝屋にしているはずの実家の山の松林には、敵の気配が無いであります。。。
数年ぶりの大雪で、エゾシカ軍の行動パターンに変化があるのでせうか??

『やっぱり、ダメじゃん。』な~んて声が聞こえてこない様に、確実なポイントへ移動であります。
前回、足跡が多くて有望だったけど、先客のために途中で引き返した林道に突入であります。

この林道は途中で通行止めになっていて、行き止まりまで進軍すると・・・・・、本日も先客が。。。。。
なんと‘三重’ナンバーでありました。
そして、何やら上を眺めてるであります。
車を降りて話し掛けると、山の上にエゾシカを見つけたが回収が大変なので撃つのを止めたとのこと。
復路にも数台のハンターとすれ違うであります。
地元ナンバーに札幌や千葉のナンバーも。
どうやら、本日はハンター祭りでありますな。

この林道も早々に見切りを付け、前回に多数の敵軍と遭遇したエゾシカパラダイスの林道へ転進であります。

林道のゲートを過ぎて直ぐ、ハイラックスが停車中。
付近で回収をしている様子も無く、どうやら忍び猟をしてるのでありますな。
そのまま奥へ進軍続行であります。

ところで、前回は谷底からの回収に難儀したので、本日のテーマは‘楽チンな回収’であります。

すると、ゲートから500m程進んで、カーブを抜けた前方の切り通し斜面に敵兵2頭発見であります!!
流石エゾシカパラダイス、期待を裏切らないでありますな。

写真の赤丸の急斜面を右に移動中、距離約70m。

こちらに気付いて逃走を図るも、足場の悪い斜面なので敵兵の動きも鈍いであります。

先頭の敵兵のネックを狙い、初弾発射!
アリャ?
ハズレ??
スコープで捉えていた敵兵は木の陰へ・・・。

今度は15m程の撃ち上げの着弾補正を考慮して、後続の敵兵のヘッドを狙い、次弾発射!!

見事命中であります。

林道脇の斜面の上、目論見通りに回収は楽チンでありました。
今回も美味しいサイズ、未経産の♀であります。

着弾は・・・、
ノーズショットによるショック死の様であります。


解体が終わったのが昼前、実家で休憩後、午後の部スタートであります。




・・・・・が、本日はハンター日和。
行く先々で、オレンジベストが乗った車が氾濫してるのであります。
結局、2匹目のどぜうに出会うこと無く、ヒトロクニィヨン時、戦闘終了であります。


2戦連続のクリーンショット、只今ぜっこーちょーであります。
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十勝のカモ達

2010-01-21 09:12:23 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

ずっと冷凍庫に居る感じの十勝の冬です。
日中晴れていると、屋根の上の雪や氷がドタッと落ちます。
毎日、屋根から落ちそうになっている雪を落とし、落ちた雪をスコップでどかしての繰り返しです。
体力も筋肉もつきます。
運動不足解消には良いですね。
・・・と思わないとやってられません。


さて、やっと兵長がエゾシカを1頭獲ったのは喜ばしいことですが、私は「カモも食べたい」ですね。
会社の人にも頼まれているのですが・・・

だけど十勝では全然カモを見かけません。


ところが・・・居たんです。

十勝川温泉辺りに白鳥が飛来する場所があるということで行ってみたら、白鳥といっしょにカモがわらわら。↓ ところで白鳥の脚って黒いのね。



「カモ鍋パラダイス~」と叫んでみても狩猟禁止区域(涙)
しかもこの子達は人間になついていて逃げない。
どうです、このぷっくりんこのマガモちゃん ↓



うちのパソコンのスクリーンセイバーに怒アップで貼ってあります。
兵長がパソコンに向かう度に「カモが食べたい」って洗脳するわけです。

次に美味しい、カルガモちゃん ↓ (コガモが居ないのは残念)



その次はとりあえず、オナガガモちゃん ↓



キンクロハジロかと思いました。
カモの種類を調べるのに、兵長(ダンナ)が持っている大日本猟友会発行の『狩猟読本』を見て覚えています。
だけどアレって絵なのね。
どうして写真じゃないのかなぁ~。
ちなみに庭に来るカケスのサミーは獲っちゃいけない鳥だってこの本で分かりました。

で、どさくさにまぎれて1羽欲しい・・・
手を伸ばしただけで鳥獣保護法違反でございます。(悔)

兵長「こいつらココにいたのかぁ~ くそぉぉぉ~」・・・って、エースハンター(空気銃)冬眠してるじゃん!

どうりで周辺の川には居ないはずです。
観光客がたくさんエサをあげているので、幸せそうなカモ達でした。

生き物を見たら食べモノと思え!
世界が食糧危機になったらハンターは尊敬の念で迎えられることでしょう。(笑)

私も門前の小僧なので、山に取り残されたらしばらくは生きていけることでしょう。

それにしてもプクプクと美味しそうだこと・・・
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実家のトラクター

2010-01-18 10:21:36 | 北海道の話
小隊長(妻)です。

寒いです。
最近はずっと日中も氷点下です。
ここ一週間は24時間ストーブを点けっぱなしです。
寝る前に消してしまうと室内は冷えきって、朝点けた時の灯油の消費量が多くなり、かえって無駄になることから点けっぱなしで就寝します。
その方が燃費が良く節約できるというわけです。(煙突付きだから死なないの)

就寝前に設定温度を15度くらいに落としてから寝ます。
そして起きた時に20度くらいに設定しますが、室内は暖かいままなので起きるのに辛くはありません。
その事を知らずに就寝中は消していたら、「十勝の人は灯油の節約のためにかえって点けっぱなしで寝るんですよ。」と。

兵長(ダンナ)は薪ストーブしか経験がないので知らなかったそうです。
だけど私はまだ半信半疑。
十勝の方の教えを聞いて実験中です。


さて、兵長(ダンナ)の実家には、大きなトラクターがあります。
160馬力もあるこのトラクターは、間近で見ると大きいです。
兵長の身長が約171㎝くらいなので、タイヤの大きさが分かると思います。↓ (10月に撮影)



タイヤだけでも150㎝くらいあるのかなぁ~。
北海道ならではの大きさのような気がします。
値段は約1千万。
義兄のおもちゃだそうです。

そう言えば、兵長が初めて運転した車は実家のトラクターだったとか。
クボタかどっかのOEМで、FIAT640だったとか。
レースエンジニアになったのは、子供の頃の影響かな、自分で車を作ってみたいと目覚めたらしい?

このトラクターは座席に乗ってみるとボタンがいっぱい。
シートの乗りごごちもグット
義兄はボタンが多くていまいち使いこなせないと言っていました。
冷暖房完備、CDも聞けて義兄のいこいの場所みたいです。(笑)
これだとヒグマが居る山に入っても平気ですね。
本格的にヒグマ退治に行くならこれで行きます。

そして、今回もう一つある古い方の同じタイプのトラクターが今年の夏公開の映画『ハナミズキ』、新垣結衣ちゃん主演の映画に義兄も出演予定になっています。
編集で切られなきゃ・・の話ですが。

ロケがあったのは10月の上旬だったのですが、引っ越ししてまもないうえ、予定があったので見に行くことはできず残念。
アングルとしてはアップダウンのある長い農道の脇から出てくるシーンです。
詳しいことは割愛します。
公開前にあまり言っちゃだめらしいです。

映画で見られるといいですけど、さてどうなんでしょうか。

それにしてもいいなぁ~ガッキー見たかったなぁ~と兵長も悔しがっていました。

映画が公開されたら見に行って、出演していたらご報告します。
たぶんでるだろーなぁ~、義兄はイケメンで体も大きく映えますから。
機会があったら見てくださいね。
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なんだかね・・・

2010-01-15 10:13:23 | 射撃・狩猟
小隊長(妻)です。

先日、以前住んでいた所の所轄から兵長(ダンナ)に電話がありました。
「○○さん、北海道に引っ越されたんですよねー。そちらの所轄から連絡がないものでー。」って、なんなワケ?(怒)
愛知県を出るときにK察には報告に行ったわよ。
こっちのK察にもすぐ行ったのに、今頃何の確認してるんだか!

しかも、大阪の猟銃発砲事件があったあくる日に電話確認なんて、慌てて業務をこなしたのがミエミエです。
兵長は優等生だったから良いものを(それでもダメでしょ)鉄砲持ってんだからきちんとやってもらいたいものです。

そんなんだからヤバイやつを見過ごすんじゃないのぉ~。
あの事件ムカムカするわ、また厳しくなるんじゃないの?

テレビのコメンテーターが「すぐ手に届くところに猟銃を管理しているからダメなんですよー、所轄に預けて使用する度にとりに行けばいいんですよ。」って言ってたけど。
24時間、いつでもK察から出せるの?
日の出から出猟できるのかい?
山奥に住んでいる人はとりに行くのが大変だわ。

鉄砲と弾持たせたら、何時なんどきでもヤバイやつには無意味だわ。

また「猟銃所持ステッカーを玄関に貼ってここには猟銃がありますってしてもらわないと怖いですよねー。」って言ってたけど、どういうことか分かってんの?
危機感ゼロだわ。
世界じゃ、パスポートより日本のハンター手帳の方が信頼度大ですよ。
「あんなに銃所持が厳しい日本で許可してもらっているなんて」ってね。
「こいつは信頼できる人」って思われてます。
それだけ猟銃所持は厳しい日本なのに、まーた厳しくなったら家族も嫌になるわ。

あと、猟銃撲滅論を言っている人もいて「かわいそうに、何も野生の動物殺して食べることないのに」っていう人いるけどスーパーの家畜はいいんだよね。
調理するばっかりに成形された肉をフライパンで焼いてるときに、命のありがたみを感じている人がいたら感心します。
だけど、獲ってきた獲物の内臓とって、血抜きして、解体するとこ見たら大抵の人は食べられないでしょ。「気持ち悪い」って言って。
そういうのを人間の勝手って言うんだわ。

特に有害駆除をしているハンターさん達はこれ以上厳しくなったら減ってく一方、日本中有害動物パラダイスだわよ。
命を貰うってことがどういうことなのか、一番自覚しているのはハンターだよ。
だから絶対、人には銃口向けない。
撃ったらどんなことになるか一番分かってます。

大阪の事件も奥さん、ダンナから暴力受けてて首絞められてるって、周囲も知ってたでしょ。
うちだって、兵長からどんな理由でも何発もビンタくらったら即、K察に電話するわよ。
「この人怖いから猟銃を没収してくれ」ってね。
たとえそれが原因で離婚してもね。
それだけ腹くくって猟銃所持してるんだから、猟銃の更新時にちゃんと調べろっての!

なんで分からなかったの?

テレビの人達も、悪いのは猟銃じゃなくて猟銃を持ってる人間の資質の問題ってのが分かんないかなぁ~。
猟銃や弾だけK察が管理したって仕方無いんだよねー。

そして今回の事件で犠牲になった方々は本当にお気の毒でした。
何も悪くないのに。
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古池奈良井鉱山のザクロ石

2010-01-14 12:24:01 | 鉱物採集
小隊長(妻)です。


昨年、野遊日記の管理人ルース2191さんから頂いた古池奈良井鉱山のザクロ石です。
以前頂いたものには磁鉄鉱がたくさん付いていましたが、今回はザクロ石が付いていました。

ちなみにザクロ石は、

鉄ばんザクロ石→ 鉄とアルミニウム(ばん)
満ばんザクロ石→ マンガン(満)とアルミニウム(ばん)
灰鉄ザクロ石 → カルシウム(灰)と鉄
灰ばんザクロ石→ カルシウム(灰)とアルミニウム(ばん)
灰クロムザクロ石→カルシウム(灰)とクロムで組成されています。
          
総称してガーネットと言いますが、ジュエリーショップで売られているガーネットは、鉄ばんザクロ石がほとんど。


古池奈良井鉱山はスカルンエリアなので、恐らく灰鉄ザクロ石か灰ばんザクロ石なんでしょうね。
要は、鉄が入っているのかアルミニウムが入っているのかの違いなのでしょうが、いつも悩みます。
化学の世界ですからね、見ただけでは良く似ているのでどちらなのか判りません。

ちなみにスカルンとは、そこにある岩石(石灰石とか)と熱水(マグマとか)などが接触して化学反応が起こることなんですが、なんだか難しい。
古池奈良井鉱山は、磁鉄鉱がでるので鉄鉱床のスカルンエリアですね。

マンガン鉱床でスカルンエリアだと、多くは新鉱物が出ていて、北海道では国力鉱山のオホーツク石などがあるそうです。
そう考えると鉱物ってどんどん面白くなります。

で、いただいた鉱物のあちこちには磁鉄鉱もたくさん付いていて共生するので、単純に灰鉄ザクロ石と言うことで・・・(悩) ↓




ザクロ石は好きな鉱物の一つではありますが、ここ北海道ではどうやら結晶で採集するのは意外と難しそうです。

北海道の鉱山では、

野沢鉱山 上川(かみかわ)支庁富良野市山部 灰ばんザクロ石
八田鉱山 日高支庁沙流(さる)郡平取(びらとり)町振内(ふれない) 灰クロムザクロ石
日東鉱山 日高支庁沙流郡平取町二世宇(にせう) 灰クロムザクロ石
糠平鉱山 日高支庁沙流郡平取町貫気別(ぬきべつ) 灰クロムザクロ石
八幡鉱山 胆振(いぶり)支庁勇払(ゆうふつ)郡穂別町 灰クロムザクロ石 など。(まだまだあります) 
      
いずれにしても日高山脈の周りなんですけど命がけになりそうです。(涙)
この辺りの河原で見つけてみるのもよさそうですね。(それもやっぱり命がけ~)

どうせなら、ペグマタイトエリアがある渡島(おしま)半島あたりで採集したいものです。

でもってペグマタイトとは簡単にいえば、花崗岩(石英・雲母・長石とか)の隙間に綺麗な鉱物ができている場所のことで、宝石でいえば水晶・トパーズ・ガーネット・アクアマリンなんかもペグマタイト鉱物です。
そう言えば、岐阜県中津川市の山の中でりっぱなペグマタイトが顔を出している場所がありましたが、どうなったのかなぁ~。
ただ眺めるだけで諦めたのは、手に届く所ではなく脚立が必要だったからなんです。
頭付きのトパーズが付いていたのかも知れませんね。

綺麗な石→ペグマタイト
地味な石→スカルン

と、私は思っています。

でも、スカルンエリアの方が新しい発見と地味だけど結晶鉱物を見つける快感は味わえるような気がします。(個人差ですが)

いただいたザクロ石もペグマタイトで採集できる鉄ばんザクロ石より地味ですが、ロマンを感じませんか?
ひっそりと誰にも発見されずにそこにあるもの・・・地味な石こそ、実体顕微鏡で覗いた時のワクワク感は気持ちの良いものです。

な~んて語ってますが、鉱物採集をサクサクしてから言えって言われそう。
北海道の鉱物はまだ一つも採集していないのに・・・。
これが一番問題なのねー。

すべては雪の下に・・・。
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バードウォッチング

2010-01-12 14:29:14 | 野鳥・花・生き物
小隊長(妻)です。

本日、腰のあたりまであった長い髪をバッサリと切りショートにしてきました。
生まれてから一度も髪を短くしたことがないワタクシ・・
何を血迷ったのか勢いでやっちゃったなぁ~と。
新しい土地で、新しく生まれ変わるのだ~なんてね。

さて、玄関の前、すぐに雪が積もってその度に雪掻きです。
屋根のつららから滴り落ちる水も氷となって山になっています。
鉱物採集で使っているハンマーやタガネを取り出し氷を砕いての繰り返し。
まさか、この道具をそんなことに使うなんて思いませんでした。
石を叩くより氷を叩く機会が増えました。

まぁ、そんな体力仕事は兵長(ダンナ)に任せて、メタボな体をスッキリとしてもらいましょう。

そして先週のこと、一日外で雪掻きをしていた兵長が「小隊長~オンコの木に焼き鳥がとまってる~」
見たらヒヨドリが実を食べていました。
もう食べるものがないのか、しわしわの実をついばんでいました。

「よし!焼き鳥にして食べよう・・撃て!!」と言っても兵長は「無理・・・捕まる」
「家の中から撃っちゃえば分かんないって!」←悪魔のささやき

もちろんそんなことはしません。
ゴム鉄砲ならいいんじゃないの?

諦めて、ヒヨドリを鑑賞するのも良いものだと思い、早速バードテーブルを木に設置して餌をまいてしばらくすると、ヒヨちゃんが数羽来ました。
だけど警戒していてなかなか食べないので、好物のみかんを輪切りにして置いていたら、一羽のヒヨちゃんがみかんを食べ始めました。↓




「う~ん、バードウォッチングも良いなぁ~。丸々と太って美味しくな~れ。」

おとぎ話の『ヘンデルとグレーテル』のばーさんになった気分です。

心優しいヘナK小隊は、冬の間だけヒヨちゃんのお世話をしようと思います。
それにしても美味そうなヒヨドリなのよねぇ~、食べたことないけど。(笑)

そこへ、カケスちゃんも来た。
上の写真は、電柱に止まってスキあらばみかんを食べようと待っているカケスちゃん。
この子の名前はサミーです。
山ネズミロッキーチャックに出てくるカケスのサミーから名づけました。↓




さすがにカケスはヒヨちゃんより大きいので、ヒヨちゃんもお手上げ状態。
そそくさと枝に移り眺めていました。

日に日に野鳥が増えてきて、シジュウカラなのかコジュウカラなのか分かりませんが来ました。↓





みかんより野鳥のエサが食べたいみたい。

ここ最近は、早朝ヒヨドリが玄関の前でうるさくなりました。
バードテーブルを覗くと好物のみかんがないので催促です。(勝手に思ってます)

真冬の御馳走だけど、みかんばかり食べてエサをあまり食べません。
サミーは、ヒマワリの種だけを選別して食べて、ヒエやアワなどはシジュウカラorコジュウカラ、スズメが食べています。

そしてリンゴを置いてみたら喜んで交代で食べていました。

結局、朝のエサやりは兵長の日課になりました。
私は何もしない~
ただ眺めるだけ~のバードウォッチングはいいですねー。
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今年のワタシはチョット違う?

2010-01-10 22:28:52 | 射撃・狩猟
正月休みは出猟しないで、マッタリと寝正月。。。
昨年は出猟の度にヘッポコな結果でありましたな・・・。

今年最初の出撃は、本日マルゴォヒトマル時。
雪が積もってから初めての猟でありますな。
今回も実家付近での戦闘であります。

開戦時刻はマルロクゴォサン時、いつもの実家の山に進軍しようとするも、昨年来から積もった大雪で断念。
地元ハンターが実績を上げているコースは・・・、通行止めでありました。。。

2本目の、山の高所を通る林道も積雪通行止め。。。

ムムム・・・、これじゃあ、いつものパターン?


3本目の林道では鹿の足跡も多く、期待を胸に進むと、八戸ナンバーのランクルと地元ナンバーのダブルキャブが駐車中。
どうやら忍びで山に入っているようであります。

遠来のハンターさんの邪魔しちゃ悪いので、この日4本目の林道にGO!であります。
この林道に入るのは、解禁日以来でありますな。
今日は他のハンターさんが入った痕跡も無いようであります。

林間コースに入り、『さぁ、どっからでもかかってこんかい!』って思っていたら、いきなり♀2頭のエゾシカと遭遇、だけど発砲できず。。。
次のカーブを回ったら、右側に別の♀3頭発見!、またもや尾根の向こう側へ・・・。
その次のカーブを回りこんだら、♂&♀5頭が車の前を左に横切って行くであります!
今度はA-BOLTを手に車を降り、薬室に装填、スコープに捉えた敵小隊は30m程下の谷底を逃走中であります。

逃走するエゾシカ(♂)を、構えた銃のスコープ越しに見ながら、ワタシはフト考えた。
深~い谷を見下ろしながら考えた。
深~い雪に足を取られながら逃げるエゾシカを見て考えた。

ここで引き金を引くと、間違い無く命中であります。
命中したシカは回収しなくちゃならないであります。
深い谷底に溜まった深い雪。
銃から弾を抜き取り、車に戻ったのは賢明な判断でありませう。


なんといっても、ココはエゾシカパラダイス!!
400m程の進軍で、敵兵と3回計10頭と遭遇であります。
もっと楽に回収できる場面で遭遇する可能性は特大であります。


更に200m程進むと、右手の林の縁に1頭の敵兵発見。
車から降り、40m程先で動きを止めた刹那、A-BOLTが火を噴く!
ヘッドショットで、即倒であります。

車から回収セットを取り、発砲地点に戻ってみると・・・、居ない・・・。
即倒したはずのシカが居ない。


倒れた場所から谷底に向かって一筋の赤い筋が・・・。

写真では判りづらいでありますが、路肩からの高低差は約30m、積もった雪は腰の深さはあるでせう。
ワタシの猟用車には、未だ鉄縄巻取り機が装着されていないので、兄貴にSOS発信であります。
救援隊が到着するまで、長いロープの片方を傍らの木に括りつけ、意を決して谷底に突入であります。


撃ったシカは殆ど埋まってました。
1歳半の♂、食べ頃サイズであります。


ヘッドショットにより心配したタンは、無傷でナニヨリであります。


腹抜き放血処理後、到着した救援隊により無事谷底より生還。
停戦(日没)時間まで余裕があるも、本日はこれで撤収。

猟果より、エゾシカパラダイスの発見に大満足の1日でありましたな。


<業務連絡>
M殿へ
現地より電話した例の部位は、谷底に忘れてきました。
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愛の国から幸福へ

2010-01-06 13:04:00 | 北海道の話
小隊長(妻)です。

皆様、明けましておめでとうございます。

今日から兵長(ダンナ)も仕事初めです。
休みの間猟に出るだろーと思い、何の予定も組まずに気を使っていたのに一度も出猟せず・・・。
かえってムカつくわ~

昨日は一日中、雪・雪・雪で家に引きこもっていようと思いましたが、いよいよ家の中でビミョ~なイライラ感がつのってきたのでお出かけしました。

地図を開いて目に付いた場所・・・帯広市の愛国町と幸福町、懐かしい『愛の国から幸福へ』のアノ場所です。

♪幸福行きを2枚下さい~今度の汽車で出発します♪ 芹洋子さんの『愛の国から幸福へ』より

旧愛国駅から ↓



汽車に乗って ↓ (うそぴょん)



旧幸福駅へ ↓




すでに廃線になっていますが今も形だけは残っていました。
ブームは去りましたが最近では中国や台湾の方々が観光に訪れているそうです。

新婚でもあるまいし、今さら兵長と行ったところでラブリィ~な感じもへったくれもありませんけどね。(笑)

新婚時代だったら、「一緒に写真撮ろうー」だとか、「幸せになりますように」とか書いて、駅の壁にペッタンと貼って来るところでしょうね。
どちらもそんな会話もなく「ふ~ん、ここがアノ有名な幸福駅なのねー」って感じ。

それでもちょっぴり幸せな気分でチラッと兵長を見たら・・・そっぽ向いて煙草をふかしてたわ~

売店のおばちゃんが「今日の日付の切符ありますから~」と言ってくださったけど愛想笑いで済ませて、四葉のクローバーの携帯ストラップと幸福手形の飾りを一つずつ購入。
私「これ買ってぇ~」兵長「へいへい、買ってやりますとも・・」

もちろん、兵長の財布から出してもらい(私の財布から出す気はさらさらありません。) お小遣いを使ってあげました。
本当は母への土産なのは内緒です。(爆)

そんなわけで、吹雪の中を帰ってきたら雪掻きが待っていた・・・。


兵長の実家に新年のご挨拶に行っただけで終わったお正月でした。
だけど、北の大地でお正月を迎えられたことは感謝です。

本年も宜しくお願いいたします。

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2010 謹賀新年

2010-01-01 00:04:55 | 日々雑感
明けましてオメデトウございます。

昨年は愛知県から北海道に活動の場を移し、我が小隊にとっては激動(?)の1年でありました。
このブログにお越し頂いた皆様には、厚く御礼を申し上げる次第であります。


本年も北海道の平和維持(狩猟)と地下資源探査(鉱物採集)のため、不撓不屈の精神で邁進する所存であります。

今年も“GO GO ヘナK小隊!!”を、宜しくお願いします。


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