GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

クマゲラ

2019-04-08 11:53:53 | 野鳥・花・生き物
小隊長(妻)です。


暖かくなってきました。本州は桜が満開でとても綺麗ですね。
こちらは新元号の『令和』になってから最初の花見が出来そうです。
待ち遠しいです。


さて、4月から有害駆除が始まりました。
去年の北海道は狩猟の自重がありほとんど狩猟に行けませんでした。
それに暖冬も手伝ってエゾシカが増えているようです。

4月から6月までの前半は町内でエゾシカ500頭が目標になりました。
去年より200頭増です。

30名にも満たないハンターで頑張るしかないのですが、サラリーマンで週末ハンターの兵長殿はより忙しくなります。

駆除が始まると途端に生き物が姿を隠し見えなくなりますからその前に山に行っていろんな生き物を見てきました。

さっそく山に入る前にエゾシカ、山の中でキツネが顔をだしてました。




でも一番喜んだのは北海道に来て今年で10年目、初めてクマゲラを見たことです。


天然記念物で数が少ないのでなかなかお目にかかることはないので感動しました。
ペアで鳴き合っていたのを兵長が見つけてくれました。

相変わらず野生のものには耳も目もいい人です。

ハンターさんがよく巡回するこの林道にはエゾライチョウもいて猟期には姿を見せないくせに終了した途端に姿を現します。


この鳥も数が少なくて稀少種なのに狩猟鳥という不思議な立場でいます。
もしかして特別天然記念物の丹頂より少なかったりして。
それも情報量が曖昧で断定するのが難しいということがあるようですが…本当のところはわかりません。
動きが遅いのも減少の原因かもしれませんね。
この林道で5羽見かけました。
本州で言う山鳥は北海道ではエゾライチョウのことを言います。
なのでハンターさんは「山鳥」と呼んでいます。

そして駆除が始まって一週間後に再び行ってみたら見事に生き物は姿を消して気配もありません。
見かけるエゾシカもキツネもこちらを見たら脱兎の如く逃げて行きます。
これから10月まで追いかけっこが始まります。

でも昨日は兵長もキツネ狙いで一緒に行ったのですが狙うだけで撃ちません。
むしろキツネが逃げるまで待ってる感じです。

「もしかしてキツネは苦手なの?」と聞くと

「あんまり得意じゃない」と言ってました。

真冬のキツネはもふもふで可愛いですからねぇ。
今年はあまり駆除に付き合うのを止めておこうかなと思います。
いつもハンターさんにバッタリ会うので兵長がお母ちゃんを連れてるって有名ですから。

兵長は気にしてないようですが…。
私は山で野鳥や花や蝶を探したいから付き合うのですが駆除に付いて回る奥さんなんかいませんから(笑)

エゾシカだと引っ張るのを手伝ったりしてるのでそれはそれで助かるようですが?

そんなわけでクマゲラを見れたことが幸せな日でした~。
コメント (2)
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