怖いわ～

小隊長(妻)です。

写真は近所の田舎道。
久しぶりに車を運転しました。
愛知県の２３号線（名四国道）と国道１号線で慣らした私も北海道の道路ではただのゴキブリ。
北海道の方は一般道をすごいスピードで走っていますね。

私は慣れていないこともありますが、ゆっくり走っているので皆さん追い越して行かれます。
『峠のミズスマシとはあたしのことぉ～』と自負する私も三河ナンバー引っさげてプライドがガタ落ち。
愛知県人、特に名古屋人は追い越されるのが嫌い。
それでも事故っては何にもならないので安全運転を心掛けています。(言い訳)
さすがに『シャチホコ止め』はないなぁ～(笑)

そういえば道路に『止マレ』と書いてありませんね。
雪が積もると意味がないからでしょうか？

愛知では当たり前に道路に書いてありましたから、いつもそれを見て止まっていました。
こちらではきちんと標識を見ないといけません。
十勝の道路をたらりら～と走ってもいけません。
だけど前の車に合わせて走っていたらスピードがドンドン出てしまい、挙句の果てにはあちこちで取締り。

輝くゴールドの免許証もパーになっちゃうので気をつけなくては・・・

まぁ～でもねー、悔しくて言うわけじゃーありませんが、こちらの方々に「一度、国道２３号線を走ってごらんなさいまし」と言いたいです。
地方から来た人は誰でも怖いっていいますよ。ええ本当に。
自分がいま怖いからってなにも言う事無いじゃんねーと思いつつ、北海道の皆さん早いんだもん。
釧路はもっと暴走していますが・・・。

それから新車が少ないですね。意外と古い車も走っています。
目につくのはキャブやジムニー・・全部ハンターさんかなって思ったりして・・・。（気にして見ているせいかな）

兵長(ダンナ)が愛知県の方が異常だと言います。
愛知は車大国ですからね、どんどん新しい車に買い替えて、ちまたで大流行のハイブリットなんかすごく目につきます。
某有名な車メーカーで働く２０代の知り合いは、３年ごとの車検の度に乗り換えてました。
上司よりいい車に乗っていたら嫌味たらたらです。


これから雪道になりますね。
運転したことがないので心配です。
一応、アンチロック付きで四駆だけど・・
えっと、ゆっくり走って早めのブレーキですよね。

まだ冬タイヤに変えていません。
てゆーか、タイヤの交換なんてした事無いよー。(するつもりはないけど)　
兵長がするでしょう(笑)

竹田川のサファイア

小隊長（妻）です。

休日は兵長（ダンナ）、猟に出かけませんでした。
２２日はいい夫婦の日。
兵長の旧友のご夫妻と帯広で飲み会をして楽しいひと時でした。
兵長と帯広の駅に降り立った時、「去年の今頃はまさかココに立っているなんて考えもしなかったな。」と。
今年は色々ありましたけど、旧友とお酒を酌み交わせる幸せを感じるとパーっと吹っ飛んでしまいました。
そして町中の星球(木々のネオンのことね)を見たらなんだかホッとしました。
愛知にいたころの明るい街が懐かしいです。
今度は新年会かなぁ～。


さて、奈良県の石友『大和のにゃあ』さんから竹田川の砂を頂きました。（上の写真）
この砂には様々な鉱物が潜んでいまして、ガーネット・サファイア・石英・頑火輝石・チタン鉄鉱・珪線石などが含まれているそうです。
中でも最大の目的はこれです。↓



中央のブルーに光り輝くサファイアです。
六角板状になっています。
冬の夜長の楽しみにと、にゃあさんから送られ真冬になる前に我慢できずに選別してしまいました。

努力、根性が嫌いな私もこれは楽しく分類作業をしました。
にゃあさんのご指導通り、初めに強力な磁石でガーネット・チタン鉄鉱を取り除きます。
その後、サファイアを選別しました。
ついでに、石英(シトリン？も含む)も選別し、頑火輝石・チタン鉄鉱・珪線石はその次に選別しました。
まだミネライトで確認していませんが、ジルコン・燐灰石もあるらしいです。

何日か掛けて一回目の選別をした後、絶対見落としがあるので二回目の選別作業をしたところ・・・
やはり、見落としたサファイアがさらに２０個以上見つかりました。
さらに３回目では、３２個見つかりました。
目が慣れてくると分かるようになります。

厚みのあるものは黒く見え、薄いものは雲母なのかサファイアなのかなんなのか悩み、ルーペで眺めての選別です。
結果は・・・

サファイアは２０６個ありました。
４回目の選別をしたらまだあると思います。
貴重な頑火輝石は２１個です。
二粒だけトルマリンらしきものもありました。

ここでは、ガーネット・サファイア・石英の写真を載せてみたいと思います。

ガーネット(鉄ばんザクロ石)↓



サファイア(コランダム)↓



石英(シトリン・ジルコン含む)↓



ガラス質の鉱物は綺麗ですね。
宝石としての価値はありませんが日本でも採集ができるんですねー。
にゃあさんありがとうございました。

隠れキャラ

小隊長(妻)です。

愛知県の真冬以上に寒い今日この頃。
家の中はポカポカですが、熱いお風呂でまったりんこが一番ホットします。
温泉に行きたいですねー。

先日、スーパーのお菓子売り場でこんなものを見つけました。↑

左が普通のかっぱえびせん、右が普通じゃないかっぱえびせんです。
どこが違うか分かりますか？




海老の上に恵比寿様が鎮座しているんです。↓



珍しいから買いました。
家に帰ってネットで調べたらこれは『隠れキャラ』というものらしいです。
噂では聞いていましたがこの恵比寿様はレアものらしく、買った人は何か良いことがあるそうです。

すでに左のかっぱえびせんは食べちゃいましたが、恵比寿様の方はもったいなくて食べられません。

このかっぱえびせんを買う数時間前に兵長(ダンナ)はロト６を買っていたので、当たるといいねと言っていました。


そして当たりましたよ～ロト６。
４等です。
六つの数字のうち、４個当たっていたら４等です。
９６００円也・・・まあ、１００００円以上にはなりませんでしたが、四つ当てるだけでも凄いでしょう？

恵比寿様のお陰と感謝しています。

「良かったねー、弾２０発は買えるじゃない。」ははは・・言ってる私はたいして嬉しくもありませんが。

あと一つ数字が当たっていたら、配当金４９万円でした。（悔）

だけど恵比寿様のご利益は本当なんですね。
次はエゾシカも獲れそう・・無言のプレッシャーを与えてしまっている私にとっては、恵比寿様のご利益を頂きたいと思っています。

あっ・・・が降ってきました。

お買い物に行こうと思ったのに車の運転が怖い～。
まだ夏タイヤですし兵長は今日お仕事だし・・・。
辞めとこ。

どれどれ天気予報は・・・２３日は曇りです。
エゾシカ猟いいんじゃない？
またプレッシャー。

十勝石とメノウ

小隊長(妻)です。

鉱物ネタ、パート２です。

兵長(ダンナ)の会社には北海道の鉱物が飾ってあります。
仕事の関係上、山の中に入ることも多くそこで見つけた鉱物を会社の方が持ち帰り飾っているようです。

例えば会社の方の話では、５～６年前に宮城県の山の中に入った時、林道脇に紫水晶が転がっていたそうです。
宮城県の紫水晶産地といえば・・・鉱物マニアの方はご存知ですよね。
今は採集禁止のようですが、道端に転がっているならそれはＯＫですよね。(笑)
だけど持ち帰らなかったそうです。
なぜだろー。

さて、会社のテーブルにある鉱物は、十勝石(黒曜石)　↓　４０㎝くらいです。



十勝に住んでいるので十勝石は欲しい鉱物のひとつです。
有名なのは、白滝産(遠軽町)の十勝石で黒に真紅がまじる別名、花十勝。
時々、北海道物産展でこの花十勝で作ったネックレスが高価な値段で売られていたりします。
また、上士幌十勝三股産の十勝石も赤色が混じるそうなので、ターゲットにしたいですね。

そしてこの石は鴻之舞産(紋別)の球顆です。↓





約３０㎝～４０㎝の大きなものです。

中にうっすらとメノウが見えるのが分かると思いますが、縞になっています。
今は持ち出し禁止になっているという話ですが定かではありません。

鴻之舞はかつて鉱山があり、稼働時は東洋一の金の採掘で有名でした。
ここも行ってみたいと思います。

そして、会社の近くの川でもメノウが拾えるそうなので行ってみようと思います。
フィールドガイドには載っていませんが、地元の方からの情報なので確かだと思います。

なんだか面白くなってきました。
ワクワクします。

近くの図書館にもいろいろと資料があるようなので調べてご報告できればうれしいですね。

古池鉱山の磁鉄鉱

小隊長(妻)です。

久々の鉱物のお話です。

愛知県にいたころ行くはずだっ古池鉱山の磁鉄鉱を『野遊日記』の管理人、ルース2191さんからいただきました。

以前、岐阜県郡上市の図書館で調べた限りでは、『古池奈良井鉱山』と記されていました。
ここの灰重石が欲しくて場所を調べていたのですが、なかなか見つかりませんでした。
そこで、ルース2191さんにお願いをして調べていただいていました。
突然の北海道への移住で行くことができなくなりましたがさすが、地元のハンターであるルース2191さんは見つけてくださっていました。

この辺りは郡上で唯一の花崗岩地帯で、沢山の鉱山があります。

採集できる鉱物は、黄鉄鉱・黄銅鉱・閃亜鉛鉱・方鉛鉱eｔｃなど。
もう少し南下すると、濃飛流紋岩中の脈に蛍石が採集できますが、私たちは以前、ルース2191さんと他の場所で蛍石を採集しました。
また、トンネル工事で出た普通角閃石を採集したのは懐かしい思い出です。
この辺りは探査をすると面白い地域なのです。

古池鉱山の灰重石の採集は果たすことができませんでしたが、しっかりとした結晶の磁鉄鉱いただき、じっくりと実体顕微鏡で観察することができました。
なかなかよいアングルで撮影できませんでしたが、顕微鏡の中では素晴らしい世界を見ることができます。(上手く撮れませんでしたので断念)
わかりづらいですが磁鉄鉱です。↓ 黒い粒々



スピネルの仲間で三角形の結晶です。
肉眼でも確認でき大きいものだと３ミリくらいでしょうか。
採集した春日鉱山のスピネルもこのくらい大きかったらなぁ・・・

もうひとつの鉱物には水晶のちっちゃいのがちらほらありました。↓



今年は目まぐるしく生活状況と環境が変わってなかなか鉱物採集に行くことができませんでした。
時間が経つにつれどうでもよくなっていたのも事実で、ブルーになっていましたがやっぱ、鉱物は楽しいです。
とは言うものの我小隊は、有名産地に足しげく通うわけでもなく、採集会にもなかなか参加できずやる気があるのか無いのか不透明です。
産地に行ってボウズで終わり～の永遠のビギナーです。(笑)
見つけても数個採集すればお腹がいっぱい、あとは他の鉱物マニアにおまかせ～。

それでも北海道に来たからには北海道の鉱物を一生かけてチマチマと採集したいと思っています。
今は情報収集に力を入れてますので、長ーい目で見ていただければ幸いでございます。
問題は、熊のプーさん対策ですね。
夢中になって採集していたら気がつかないかも・・・

古池鉱山もツキノワグマの生息地、ルース2191さんは百戦錬磨のハンターさんなのでお一人でも探査なさいますが、行かれる方は熊よけの鈴を持っていきましょう。

今季第３戦の結果は・・・

対エゾシカ軍開戦後、2週連続でヘッポコな結果だったワタシ。。。
帰宅後、スコープの緩みが発覚・・・。
先週、帯広総合射撃場でスコープの再調整し、弾薬補給も完了。
悪天候の14日をパスして、本日準備万端、第３戦に出撃であります。

戦闘開始時刻はマルロクイチヨン時、今回も実家の山で第１ラウンドスタートであります。
今季は毎回エゾシカの姿を拝んでいる、シカの濃い戦場であります。

放牧地の境界近くまで忍んで行くと、前方でカサカサと小枝を踏む音が・・・。
ゆっくりと銃を構え、音のする方向を覘くと、120m程先の林の中で２頭の♂が角を合わせて小競り合いの真っ最中であります。
しかーし、敵兵のシルエットは立木の向こうであります。
２頭がお互いに気を取られている間に、ゆっくりと遮蔽物の無い放牧地からシカ避けフェンスまで間を詰めるであります。
その距離約80m、フェンスに銃を委託した刹那、１頭に気付かれてしまったのであります。
スコープのクロスには木の隙間から僅かに覗く肩ロース、敵兵も身動きが取れず、我慢比べでありますな。

ここで悪魔の囁き、『撃っちゃえ！撃っちゃえ！３回目もボーズだったらカッコ付かないでありますよ！！』
そして天使（？）の囁き、『半矢になったらどーする！ロース潰したらどーする！敵が動くまで待つであります！！』

１分経過・

３分経過・・・

５分経過・・・・・

さらに２、３分程経過した後、敵兵は木を蔭にゆっくり後退、スコープ内の肩ロースは奥の茂みに消えたのでありました。。。


振り向くと、ギャラリーが鼻で笑ってたであります。。。


終わったことは気にしな～いワタシ。

真新しい足跡を追跡して、奥に進軍であります。
そろそろヒグマのテリトリーでありますが、昨日の雨で葉が落ち、見通しも良いので前回よりチョット奥までＧＯ！であります。

すると、落ち葉の上にエゾシカの骨を発見。
少々古いモノでありますが、折れ方が不自然で、関節部分の太い部分は何かに削り取られている様な・・・。

こりゃ、ヒグマが骨髄を食べた跡でありますな。。。

・・・・・。

こんな時に限って、キジを撃ちたくなるワタシ。。。
まぁ、見通しが良い林の中だし、他人に見られる心配も無いし、内地ではとうとう獲れなかったキジをこんな所で撃つなんて。。。


その後も、古い林道を奥へ。


敵兵の行進跡を追跡であります。


マルキュウサンマル時、敵兵を確認出来ないまま撤収であります。

その後、晴れの天気予報のはずなのに、雨、雨、雨。
これぢゃあ、シカの動きは期待薄でありますな。。。

雨が上がった午後からは、友人Ｍ君と確実に敵兵と遭遇できるポイントまでプチ遠征を決行・・・のはずが、途中の道路が事故で通行止め。。。
急遽、変更して向かった林道では、撃てない草地で発見するのみ。

最後に地元で、日没前のラストチャンスに賭けるであります！！










お会い出来ませんでした。。。。。。。。。。。


３戦連続でエゾシカ軍に敗退。

次回こそは・・・。

雪とプリン大福

小隊長(妻)です。


朝起きたら雪が降っていました。
今朝は氷点下８度ってテレビで放送していましたが、本当かなぁ。
内地の家に比べたら暖かいのでピンときません。

愛知県の私の実家は、温める部屋は居間だけなので台所や廊下などは寒いのです。
北海道は家じゅう暖められる造りになっているのか内地より快適ですね。

その寒さに慣れてたいるので部屋の温度は２０度前後にしています。
なんだか兵長(ダンナ)の方が「寒い寒い」って言っていますが、彼は冷え症ですし・・・。
朝ごはん食べないからダメなんだよー。

皆、私がこの寒さに根をあげるのを密かに期待していますが、絶対負けない！
「本当の寒さはこれからだ・・」って言いますが、ふん、寒くないもん。

でもって、雪なんてスキー場に行かなきゃお目にかかれなかったから珍しいー。

朝、カーテンを開けたらなんだかワクワク子供のように嬉しかったでーす。

そんな中、先週の新聞に『プリン大福』の記事があり、興味が湧いて買ってみた。
チーズ蒸しパンに継ぐヒット商品になるかもって書いてありましたが、なるかも。
パッケージはこんな感じ↓



中はプ　リ　ン。↓



実際、プリンが丸ごと入っている感じじゃなくて、味がプリンな感じ。
キャラメルが美味しいです。

暖かい部屋で大福を食べて至福の一時ではありますが、実はこちらに来てからやたらアイスクリームを食べています。
何故、北海道の人がストーブの前でアイスを食べるのかやっと分かりました。
空気が乾燥していて喉が渇きます。
ポカポカしているので水分が欲しくなります。
糖分・脂肪分を摂取したくなります。
実際していますが、こりゃ太りそうですね。



※北海道の鉱物採集情報をゲットしました。
　フィールドガイドに載っていない情報はやっぱ、地元の人に聞くのが一番ですね。
　そのうちアップします。(いつになることやら・・・)

芋・蛸・めんめ

小隊長(妻)です。

週末、兵長（ダンナ）のエゾシカ猟はお休みでした。
スコープがズレてるからって、急きょスコープ合わせに行ってきたみたい。
先週、弾代あげたのに「小隊長～もう１万円ちょうだい。」って。
蹴り入れたいけど、『４０ババア骨病』←(医者が名づけた)が再発してできない。
２０代の頃から時々でてくる持病で、その頃から医者から「４０歳のおばさんの骨みたいだ」(笑)と。
背骨の軟骨が欠けて、神経をツンツンと刺激する病ですが、痛いのよ～。
だから蹴られない。
兵長の大嫌いなきのこの菌を鉄砲に植え付けてやろーか。ふん。


さて、引っ越し前は３キロぐらい体重が落ちてたのに今は戻りつつあります。
北海道は食べ物がおいしくて、食べ過ぎて、しかも物価が安くてびっくりです。
１週間の食費が愛知県で暮らしていたころの約半分で済んでしまいます。

しかも、肉・魚・野菜をたっぷり食べてもです。
上の写真はかじか鍋↑　ごつごつした魚だけど味はよいです。

飲み物も安くて箱売りが多いですね。
特に缶コーヒーが多いかな。

北海道の人はコーヒーをあまり飲まないと思っていましたが、缶コーヒーが主流なんでしょうか？
でもね、加糖されている缶コーヒーは糖尿病になりますよー。
缶コーヒー１本に角砂糖が１０個分くらい入っているらしいですから。


でもって我が家は和食が主流です。兵長が大好きな『めんめの煮付け』↓



小さいけどめんめです。
愛知県でも見かけたけれど高くて買えませんでした。

お次は『蛸刺し』↓　地元の蛸です。




すごく美味しい。
山わさびを付けたら最高！

そして兵長が会社の人からいただいたじゃが芋、レッドムーン
レンジでチンして、バターをのっけていただきました。↓



これを食べたとき、じゃがいもがこんなに美味しいなんて！！
十勝のじゃが芋、最高！

そして、北海道の人がお酒好きで強いのは寒さのせいと思っていましたが、海の幸、山の幸が美味しいからだと確信しました。
お酒が欲しくなる食材ばかり。
私も寒い冬の晩酌にどのお酒を買おうか思案中ですが、やっぱ日本酒かなぁ。

エゾリスの森

小隊長(妻)です。
鉱物採集のことをスルーして日々雑感が多いこのブログ。
内地で集めた鉱物を小出しに書いてもなかなか良いものがありません。
いただいた鉱物を実体顕微鏡で撮影するも上手くいかず、ただいま努力中・・・
なので今日も日々雑感でございます。

兵長(ダンナ)は仕事の関係で山の中に行くことがあるみたいです。
そして、山へ行く前に会社から保険をかけられたそうです。
山の中で働いている人の所へ行くと、「今年は、１頭見たわ。」と言われたそうな。
もしかして保険をかけられたのって、そういうこと？

昨日も広尾の山奥へ行き、いかにもヒグマが出そうな雰囲気だったとか。
ついでに落ちてる鉱物を観察してくるようにお願いしてあります。
思いがけなく何かが見つかると良いですねー。
だけど見つかるのはヒグマの○○だったりして・・・。（怖）


さて、こちらに来てから生活が一変して、時々ストレスもありますが、それを上回る感動が北海道にはあります。
見たことがない花、見たことがない木、そして見たことがない生き物。

兵長が近くの森に散歩に行ったらエゾリスに出会えるかもっていうので行ってみました。(前月の話ね)

家から歩いて５分・・ちょっとした森があります。
散策用に道もあって木漏れ日が美しい。(１０月末の風景)　↓




ボチボチ歩いていると、いきなりエゾリス　↓




落ちた木の実を抱えて私の前を横切って行こうとしています。

チョーー感動！
思わずデジカメでパチリ！

人に慣れているのか２メーターまで近寄っても逃げません。
本州のリスよりひと回り大きい感じ。

その先を散策していると、またエゾリス。





落ちた木の実を必死に食べていたのですが、私の気配を感じているみたい。
この後、木の上に登って行きました。

家の近くで野生の生き物に出会えるとは、なんてお幸せなの。

愛知県に居たころは、雉、鴨、雉バト・・あとヌーちゃん(ヌートリアのことね)くらい。
どれも摂取できるたんぱく源だけど、そう考えなくてもいいエゾリスはかわいい・・
純粋な心で眺めましたよ。(笑)
カラスと鳩は何処にでもいてありがたくないなぁー。

そういえば・・・雉っていないのね。

「北海道ではヤマドリと言えばエゾライチョウのことさ。なんまら上手いんだとさ。」と兵長。

ライチョウ～、内地じゃ特別天然記念物なんだけど・・・

「ライチョウと言っても、雉の仲間なの」だそうです。
内地の雉とエゾライチョウ、どっちが美味しいのかなぁ～。


話がそれましたが、美しい森にエゾリス・・最高です。
韓ドラに出てくる景色みたいです。
ヨン様と歩けたら・・・。

嫁の務め

小隊長(妻)です。
ただの愚痴ですから～。

１１月１日、兵長（ダンナ）は実家の山へエゾシカ猟。
私も釧路へ行きたかったので一緒に出かけました。

午前５時半到着、家の明かりが消えていたのでとりあえず牛舎へ。
温めておこうと薪ストーブをつけているところに兵長の母が登場。
兵長はすでに鉄砲を抱えて山へ。
日の出とともにエゾシカとの戦闘開始。
こちらも腹を空かした子牛が鳴き出したので子牛相手に戦闘開始。

生まれて間もない子牛と売られていく子牛にはたっぷりのミルクを与えます。
出産ラッシュで全部で２４頭分のバケツを運びましたが・・・。
これを毎日、母は朝晩やっています。
お年寄りにはキツイお仕事です。

売られていくこっこ↑

この子はめんこくて多めにあげちゃった。

憎たらしいのもいてバケツ１杯じゃガンコに飲まないヤツ。
２杯与えたらゴックン。

「んまぁ～アンタはせこいわねぇ～」

聞けば出戻り３回目なんだとか。
売ったけど手がおえなくて帰ってきたらしい。

フト山の上を見たら、若いエゾシカがいたので兵長に教えてやろーと思ったけど・・・やめた。


ひと仕事終えて、いざ釧路へ～

母も行きたいって言うのでお連れしました。
買い物をしている間に、母は義兄の為にパンを大量購入。
お腹が空いてきたのでランチに誘ったけど、「お腹は空いてない」とおっしゃる。
海の幸を試食しまくったからいいか。
私だけ食べるわけにもいかないので、ジュース一杯で空腹をしのぎ帰宅しようとしたら・・・。

「寄りたいところがあるんだけどいいかい？」と言うので行ったらそこは激安スーパー。

母はここぞとばかりに大量買い！

片栗粉10ｋｇ　←　何に使うんだ。
カップ麺12個入り箱買い、缶コーヒー箱買い、漬物用の白菜20ｋｇ～。
持つのは私、運ぶのも私。

眠いよ～(起床午前3時)　お腹すいたよ～(朝5時から食べてない)

実家に着いた途端、「お腹すいた～」と言って、おやつや柿を食べる母。
さっき空いてないって言ったじゃあーりませんか。
「あんた、お腹すいたでしょ、結局わたしのお買い物に付き合わせちゃったね。」と言う母。

嫁って所詮こんなもん。(苦笑)

まぁ、ちょっとだけお嫁さんらしいことが出来たのでまぁーいいかぁ～と自分に言い聞かせ。

だけど兵長は丸々1日、エゾシカと追っかけっこ。
実家の手伝いもしないでそれでいいのか！二男坊。

父は兵長に甘く「好きなように生きればいいんだぁ～鉄砲持って遊んでいればいいんだぁ～」
「嫁はこき使えばいいんだぁ～」とは言われていないけど、兄嫁の愚痴も分かるような・・・。

9月の引っ越しでギックリ腰をした私、やっと回復したのにまた痛いじゃないかー。

兵長にエゾシカ獲ったら背ロースは確保してね(背ロースは撃たないでね)と言っていたけど、私の背ロースは傷んでしまった。(涙)
帰ってきたら「小隊長～もう弾が5発しかないの・・買わなくちゃ(買ってほしい)」←嫁の苦労も知らないで呑気なやつ。

「残りの5発でタンパク源確保してこいや。」と言う気力もなくさっさと寝たさー。フン