GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

富田ファームの高温石英

2007-06-29 21:14:14 | 鉱物採集
午前中は散々な結果で凹んだヘナK小隊は、観光で気分転換を計るのであります。

向かった先は、富良野市の新富良野プリンスホテル敷地内にある“森の時計”。
ここは以前、倉本聡脚本のTVドラマ“優しい時間”のロケが行われた喫茶店であります。
ホテルの敷地とはいえ森の中に散策路や洒落た土産物店が点在し、さらに奥に目的の“森の時計”があった。
そして店先には、行列が・・・。

普段、行列になど絶対に並ばない我ヘナK小隊一同ですが、ここは素直に観光客の列に加わるのでありました。
北海道とは思えない暑さの中、順番を待つヘナK小隊。
名物でもある自分でコーヒー豆を挽くホットコーヒーはヤメにして、アイスコーヒーを注文するふたり。
なにしろ当日は暑かった!!
しばしの休憩で心身共に復活した我が小隊は、お土産も買わずに次なる目的地に出発するのでした。

そして中富良野町にあるラベンダーで有名な“ファーム富田”に到着。
しかーし、ここへは観光に来たのでは無いのだ!
詳しい場所は割愛するけど、ラベンダー色をした“高温石英”が採集できるのであります。
厳密には産地とはいえないが、手に入るのなら文句は無い。
それに、この場所は人目も少なく採り放題状態なのだ!!
それも50~60mm位の母岩付きであります。
コンビニの袋が一杯になるまで拾い集めたところで飽きてきた・・・ので、やっぱり観光してしまった。

次に向かったのは美瑛町の採石場。
ここでは十勝岳形成時の溶結擬灰岩を母岩とする高温石英が産出するらしい。
多分、ここから“ファーム富田”にも運ばれたのだろうなぁ。
採石場にはダンプカーが絶えず出入りしているし、高温石英はすでにタップリ採集済みなのだ。
近所にある“パッチワークの丘”に寄って(ここでも観光か!)、最後の採集地へ・・・。

旅の最後は夕張市の白金川での砂金(砂白金)採集で締めくくる予定でありました。
ところが、ここに来るまで予想以上に時間を消費してしまった。
歴船川の時と同様、すでに真っ暗闇の中!
結局この旅ではパンニング皿が水に濡れることは無かったのでありました。。。

やっぱり計画に無理があったなぁと反省しつつ、無事船上の人となったヘナK小隊一行でありました。
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勢多鉱山に行ってみたが・・・

2007-06-26 19:52:53 | 鉱物採集
とうとう帰る日がやってきた。
北海道鉱物採集の旅、後半戦の開始であります。

帰路は、実家から富良野を目指し、その後苫小牧からフェリーで本州に帰ります。
その道中に鉱物採集と観光の予定であります。
実家を8時に出発し、最初に向かうのは上士幌町にある勢多鉱山であります。

北海道で辰砂といえば“イトムカ鉱山”や、置戸町の“紅の沢”が有名ですが、遠回りになるので断念した。
ここ勢多鉱山でも1940~1945年の間に水銀(辰砂)52.5tを産出した。
その後、製紙用にカオリンを採掘し、現在は農業用土地改良剤としてゼオライトを採掘している現役の鉱山であります。
1991年道立地下資源調査所(現、地質研究所)がボーリング調査で有望な金鉱を発見しています。

我々の狙いは当然“辰砂”であります。

国道273号線から林道(セタ鉱山線)を5km程進んで、勢多鉱山に10時過ぎに到着。
先ずは事務所で採集の許可を貰い、雑談の後にズリの場所を尋ねてみると・・・。
辰砂を採掘していたのは現在の施設とは別の場所で、当時のズリは今では木々が鬱蒼と茂っているとのこと。
ここまで来たのだから探査開始!といきたいところなのだが・・・。
ここで時間を費やすと、帰りのフェリーに乗り遅れてしまう・・・ということで断念。
ここに来た記念にゼオライトを2つ頂戴して、次の目的地へ。

向かった先は、新得町にある岩松神社。
今回の採集旅行計画時にベテランの石友氏に戴いた資料によると、ここの境内で高温石英が採集出来るらしい。
廃校となっている岩松小学校に到着する。
目的の岩松神社は、学校横にある林道の奥にあるようだ。
ところが、岩松神社への道は草木が生い茂り、人の侵入を拒んでいる。
おまけに巨大な虻がブンブン飛んでいる。
軽装でブッシュに突入するのは大変そうだなぁ・・・ということで断念。

そろそろお腹も空いてきた。
そういえば、ここ新得町は蕎麦の産地だったよなぁ。
ということで、昼食は狩勝峠で‘ざる蕎麦’を食べたのだが・・・オイシクナカッタ。。。


ここまで踏んだり蹴ったり、成果ゼロの戦況に意気消沈のヘナK小隊。
果たして、この後に行く予定の産地では、このテイタラクから挽回できるのだろうか???
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本岐炭鉱で琥珀探し

2007-06-24 23:12:59 | 鉱物採集
たぶん誰も知らない鉱物産地(?)に行ってみた。

実家に滞在中のヘナK小隊だが、ここでも鉱物採集をしてみたいのだ。
実家のある白糠町付近には、有名な鉱物産地が無い。
砂金が採れそうな川も無い。
珪化木なら、採集できる場所があるのだが・・・。

実家の近くには40年程前まで石炭を採掘していた“本岐(ポンキ)炭鉱”があり、大勢の人が住んでいた。
学校・病院・スーパーマーケットや映画館まであったのだ。
今では、木が生い茂り、コンクリート製の廃墟が残っているだけ・・・。

だけど、石炭は鉱物というより化石だよなぁ。

しかし、炭鉱では黄鉄鉱が産出することもあるらしい。
そして、石炭といえば琥珀(これも厳密には化石だけどね)。
子供の頃、川底で拾った石炭の中に、ビール瓶の欠片の様なものを見つけた事があったのだ。
今になって思い出すと、あれは琥珀に間違いない!

というわけで、我がヘナK小隊は実家の甥っ子を引き連れて、車で5分の本岐炭鉱跡に琥珀探しに行ってみた。
しかし、炭鉱施設の廃墟はすでにジャングルの様相を呈しているだろうし、今は誰一人近寄ることは無い。
(冬期はエゾシカ猟で行くことがあるけどね。)
ということは、ここでも北海道名物“ヒグマ”の登場であります。

子供連れで(連れていなくても)そんな処へ行くわけにはいかない。
もっと安全な、道路脇にあるボタ山で琥珀探しをすることにした。
ボタ山の転石は長年の風雨でボロボロになり簡単に割ることができる。

琥珀は4~5個の石を割ると1個の割合で見つける事が出来た(ちょっと楽しい)
時折、割った石の中からは新鮮なキラキラ輝く琥珀も出てくる(ちょっと嬉しい)
だけど、他人様にお見せする標本にしてはちょっと小さいなぁ(ちょっと悲しい)

それでもいいのだ!故郷の産地で見つけたことに意義があるのだよ(と、自分自身に言いきかせる・・・)。
それに、本岐炭鉱産の琥珀の標本なんて誰も持っていないだろう(これだけは、自信がある・・・)。


数10年前には大勢の人が働いていた、今は廃墟の傍らで小さな琥珀を手にしたヘナK小隊+1名なのだ。

そして後半に続くであります・・・・・。
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えりも岬にも寄ってみた

2007-06-22 23:31:50 | 鉱物採集
三石町蓬莱山を撤退したヘナK小隊が向かったのは、えりも岬であります。

えりも岬では何が採集できるかというと、・・・・特にありません。
とりあえず、有名観光地にチョット寄って行こうと思っただけであります。
ところが、時間が遅い事もあり閑散としていて、おまけに風も強かった。

駐車場から岬の先端まで遊歩道があり、石垣が組んである。
その脇を歩いていると、石垣の石のひとつに黒い斑晶があるのに気が付いた。
よく見ると・・これは・・どうも・・磁鉄鉱っぽい・・気が・・する。
だけど、いくら人が少ないといえ、観光地の真っ直中。
おまけに石垣はコンクリートで固められてる。
こんな所でハンマーを持ち出すほど肝っ玉は大きくないので写真採集で我慢した。
(これを読んで‘えりも岬’に行くことがあれば、是非探してみてください)

駐車場に戻る途中、小隊長殿(奥さん)が小石を拾った。
それは、所々緑色のガラス質の結晶を含んでいる。
何だか判らないけど、とりあえず記念にお持ち帰り決定。
(後日鑑定してもらった結果、灰クローム柘榴石の成りかけらしい。)

そして、次にヘナK小隊が向かったのは、大樹町の歴舟川。
砂金が採集出来ることで有名な所であります。
そういえば、数年前の“名古屋ミネラルショー”で歴舟川の砂金が売っていた。
その値段は0.1gで、なんとイチマンエン(税別)!!
(注;ホントは歴舟川で砂金採集するには、役場で許可を取る必要であるらしい。)

ところが、歴舟川に到着した頃には、すでに日も沈みかけてる時間でありました。
ちょっと(かなり)スケジュールに無理があったのは否めないなぁ。
暗闇で砂金取りなんて絶対無理!・・・ということで素通り。。。

そこからは、一路、実家のある白糠町へ向けてひたすらハンドルを握るのでありました。

《教訓 その2》 『鉱物採集のスケジュールに無理は禁物!!』

つづく・・・・・。
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三石町の蓬莱山 ・・・に行ってみた

2007-06-20 20:37:27 | 鉱物採集
新冠町で腹ごしらえが完了したヘナK小隊一行が向かったのは・・・。

ところで、ここから実家のある白糠町までの道中には幾つかの鉱物産地がある。
平取町のコランダム(サファイア)
平取町 日東鉱山のクローム鉄鉱
広尾町 音調津鉱山の石墨・磁硫鉄鉱
えりも町の菫青石 etc.

しかし、これらの産地のほとんどは、すこーしだけ山の中にあるのだ。
ということは・・・、

“この辺りのすこーし山の中”+“人気の無い所”=“熊さんの縄張り”

という方程式が成り立つのであります。
狩猟期間なら鉄砲持って行くのに・・・、なんてこれっぽっちも考えません。
ヒグマはすごく利口な生き物なのです。
ハンターがヒグマに逆襲に遭うこともあるのであります。

そこでヘナK小隊が選んだのは、三石町の蓬莱山。
ここは道路脇にあり、柘榴石(ガーネット)・磁鉄鉱が産出するらしいのだ。

目指す蓬莱山は国道235号線を左折して2km程の道路脇にポツンとありました。
この一帯は地層の下には地下深部で形成された“神居古潭変成岩”と蛇紋岩が潜在している。
それらが断層に沿って幅狭く押し出されて、蓬莱山を形成している。

車から降りて、山の踏み分け道に入ってみると、なにやら看板と祠がある。
その看板によると、・・・
1.この山はアイヌの神が鎮座する処として古くから諸祭事が執り行われた聖地で先人の供養塔や祠がある。
2.北海道文化財百選にも指定されている。

これじゃあ、ハンマーで叩くわけにはいかないなぁ~。
記念写真だけ撮って、あえなく撤退するヘナK小隊でありました。

おまけに、帰宅後に判明したことがある。
磁鉄鉱・柘榴石を含む角閃岩は石材として採取され尽くされ、蓬莱山の周りでは現在ではほとんど見られないらしい。

《 教訓 》 『鉱物採集の事前調査はしっかりと!!』

まだまだ、つづく・・・・・。
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ここでチョット観光なのだ

2007-06-17 22:17:29 | 北海道の話
千歳鉱山を後にしたヘナK小隊一行が向かったのは・・・

一旦、苫小牧まで引き返し、日高自動車道に車を乗り入れる。
この日高自動車道は、どう見ても高速道路なのだが、通行料金は取られない。
道も空いていて、鼻歌ドライブ♪♪
終点の鵡川町から、一路、平取町に向かうのでありました。

平取町の目的地は“ニ風谷アイヌ文化博物館”。
鉱物採集ばかりではなく、観光も織り交ぜた計画なのだ。
小隊長(奥さん)がアイヌ文化に興味を持っているので、ここを選んだのであります。

車を降りると暑い!暑い!!暑いぃぃぃ!!!
涼しい博物館内で、しばし、いにしえの文化に想いを馳せるのでありました。
アイヌの人達は、北海道開拓以降、辛い歴史をたどってきた。
しかし、自然に対する考え方は現代の人間が見習わなくてはならないモノがあると思う。

その後、国道235号線をサラブレッド牧場を横目に快適ドライブ。

この辺りの山間部は、その昔、砂金が大量に採集された時代がある。
今でも山奥の沢を遡れば、砂金採集は可能だろう。
しかし、今回はパス。(次回もパス)
その理由は“ヒグマ”!!
日高山脈は、ヒグマの棲息地なのだ。
鉄砲を担いでいても、マッピラごめんなのだ。

そして朝から“いも団子”しか口にしていないヘナK小隊は空腹に襲われた。
目についた道の駅“サラブレッドロード新冠”で遅い昼食。
普通の食堂といった感じのお店なのだが、これが大正解!!
注文した“豚丼”が美味しかった!
売店でお土産を選ぶが、競馬グッズがたっぷりある、“ディープインパクト”のヌイグルミを購入して出発。

閑話休題
“豚丼”は帯広市が発祥地で有名店がある。
だが、ヘナK小隊のオススメは、国道38号線の釧路市と白糠町の間にある道の駅“恋問館”の豚丼であります。


栄養補給に成功したヘナK小隊が向かう先は、・・・・・つづく
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千歳鉱山の紫水晶

2007-06-14 21:02:54 | 鉱物採集
北海道で最初に鉱物採集をしたのは千歳鉱山でありました。

苫小牧から支笏湖を抜け、国道276号を通って到着。
ここ千歳鉱山は1933年に発見され、1936~1986年に金21t・銀86tを産出した。
金・銀の他には、水晶・ポリバス鉱・黄銅鉱・閃亜鉛鉱・方鉛鉱・石英(水晶)・氷長石・方解石etc.が産出するらしい。

現在は稼動していないはずだが、事務所らしき建物があり、車が止まっていた。
採集場所は‘鉱さい堆積場’で、500m×300m位の広場にズリ石が3m程の高さに積んである。
いつも鉱物採集に行くようなズリとはスケールが桁違い!
‘鉱さい堆積場’入口には鎖が張ってあるので、その手前に駐車して、いよいよ戦闘開始であります。

ところが、あまりにも広大な場所なので、ドコから手を付けてよいかわからない。
とりあえず、ハンマー片手に歩き出す。
堆積場のズリ石は雑草で隠れているが、所々ズリが崩れたところがある。



最初に見つけたのは、銀黒と呼ばれる金・銀を含んでいる石英。
ただし、銀黒部分はあまり濃い黒色ではなく、金品位はかなり低いようであります。
(ズリに捨ててあるんだからしかたない)

次に見つけたのは、小さいながらも母岩付きの水晶。
短時間でたてつづけに数個発見!

さらに探索すると、紫色の石英を発見。
よく見ると小さいながら結晶の頭が付いてる紫水晶だぁぁ!!
段階的に結晶が成長した跡が見られ、わずかに残った隙間に再度紫水晶が成長したと思われる状態でした。

結局、手にしたのは紫石英(紫水晶、母岩付き)を2コ・水晶(母岩付き)数個・銀黒石英が数個でありました。
ほとんどの標本は赤鉄鉱に覆われている。
帰宅後にクリーニングしたら、何か出てくるかもしれないなぁ。

初っ端から想像以上の収穫に、気を良くしたヘナK小隊一行。
ほんとは腰を落ち着けて採集を続けたいところだが、他にも行く予定がビッシリある。
近くには小川が流れていたので、砂金のパンニングもやりたかったなぁ。

いつの日か必ず再訪する事を心に誓い(!)後ろ髪を引かれつつも、次なる目的地へ出発するヘナK小隊でありました。

・・・つづく
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北海道鉱物採集記 プロローグ

2007-06-12 22:43:44 | 日々雑感
二年前の夏、飼っていた猫が他界しました。
あまりのショックに何も手につかず、毎日泣き暮らしていた。
完全にペットロス状態でした。

趣味の鉱物採集なんかもうどーでもよくなっていた頃、日頃鉱物でお世話になっていた方からのメール。
「生あるものの運命ですし・・。」
いろいろな人からの慰めはあったものの、こんなに明確で、一見厳しい言葉の中にも、
猫の死を認めなければならないんだという現実を意外と楽に克服できてしまった。
人間慰められると、よけい落ち込み不幸な自分を甘やかしてしまう。
はっきりと現実を言っていただいたことに、今も感謝しています。(浮上のキッカケが欲しかったのかな。)

そんな時、ダンナは気晴らしにどこかバカンスにでもと思ってくれて、私にこう言いました。
「北海道にカーフェリーで帰ろう。北海道を車でドライブしながら、実家までのんびり帰ろう。」

すごーく嬉しかったので、後先考えずに1つ返事で、その日のうちに、フェリーの予約をいれた。
(帰ってから、経費の計算をしたら恐ろしいことになっていたとはこの時、考えなかった。)
そこまでは良かったのだけど、なーんてことはない、単に車で北海道の鉱物産地めぐりをしたいだけだった。
まあそれでも、気晴らしできるし、ゆったり船旅も経験したかったので敦賀から苫小牧まで、20時間の旅をしました。

敦賀を23時すぎに新日本海フェリーで出航、翌日の19時に苫小牧東港上陸。
その日は苫小牧に1泊して、あくる朝7時に車でいざ、出発!!
苫小牧から車で約1時間半、途中道の駅“フォーレスト276大滝”で軽く朝食をとりました。
ここの名物は“きのこ汁”らしいが、暑い!
北海道に来たはずなのに暑い!!
結局、食べたのは北海道名物‘芋団子’だったけど、なんまらおいしかった。
(うちでも田舎からじゃがいもがたくさん送ってくると半日かけて芋団子をつくり、冷凍保存して休日の昼に食べたりしている。)

そしていざ、最初の目的地“千歳鉱山”へ。

・・・・・つづく。(北海道鉱物採集記は、ダンナにバトンタッチ!)
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週末は涙雨

2007-06-10 23:53:54 | 日々雑感
この週末に降った雷雨は我々ヘナK小隊の涙雨であります。

先週は日曜出勤だった。
来週・来来週の土曜日も休日出勤だ。
今週末は、6月で唯一の2連休でありました。
この連休を有意義に過ごそうと、1ヶ月前から計画を練っていたのであります。

土曜日は岐阜県の某鉱山跡とその周辺に、鉱物採集。
そのため、図書館とネットで資料を調べ上げたのだ。
ヘナK小隊の新兵も出撃で、ヒカリモノ系の鉱物を採集する予定・・・だった。

日曜日は、土岐射撃場でエアライフルの射撃練習。
銃の手入れも準備万全。
5月に手に入れた新しいペレット(CROSMAN PREMIER)の試射の予定・・・だった。

しかーし、火曜日くらいから天気予報のお告げは『週末ハ雨ナリ。』
ネットの天気予報に毎日チェックを入れるも変化は無く、金曜の夜から雨が降り出した。
おまけに雷鳴で深夜に起こされた。

土曜日に予定した採集地は急流を渡らなくてはいけないらしい。
危険な事は極力避けてるヘナK小隊にはリスクが大きすぎる・・・やーめた。

翌日曜日(今日)、朝から雷雨だが、午後には晴れそうだ。
射撃場には一応屋根があるが、水溜りで泥だらけになりそう・・・やーめた。

仕方なく、昼から鉱物産地の情報収集のため、某博物館に出かけるが収穫無し。
まずい!、このままだと、ブログのネタに窮してしまう。

しかーし、こんな時のために‘とっておきのお話’のネタを温存してあるのだ。

そのお話とは、・・・・・つづく。。。

(写真と本文は特に関係はありません)
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トパーズのインクルージョン

2007-06-08 21:48:47 | 鉱物採集
去年の冬、中津川市で採集したトパーズの中に何かの結晶が含まれているのを発見した。
(いわゆるインクルージョンというやつ)

よーく見ると、緑色をしてる。
「まさか!ベリル?」と期待して、まじまじ見たけど全然判らない。
数ある(ちまちました)トパーズの中で、たった1つだけだったのでずっと気になっている。
トパーズの透明感も悪いので、いまいちハッキリしない。

遊びに来たダンナの高校時代の友人(大学に勤めている)に、どうすればその結晶の正体が判るのか聞いてみた。

1つ目は、‘電子線マイクロアナライザーEPMA’という装置を用いる方法。
サンプルをスライスして調べるので、一発で分析可能。
ただし、試料は破壊されるそうだ。
2つ目は、‘レーザーラマン分光装置’。
EPMAに比べて分析力は劣るものの、非破壊で分析できるとのこと。
彼曰く、「うちの大学にラマン分光学の世界的権威がいるから聞いてみよう。」と言ってくれた。

しかし、我がヘナK小隊の鉱物採集なんて、まだまだ初心者に毛が生えた程度なのよね。
そんな立派な方にわざわざ分析してもらうなんて、だんだん話が大きくなってきたのでお断りした。
とは言うものの、いまだトパーズの中の結晶が何なのか判らなくて悩んでいる。

実体顕微鏡でのぞいても判らず、ダンナは「どーせ緑泥石だよ」って言うけど、そうかなぁ~。
ベリルだといいな。
ただのゴミだったりして・・・。
でも知らないほうが夢があっていいのかな。

きれいな石は大好きだけど、結晶の方がワクワクする小隊長としては重要な問題なのよ。
もっと簡単に分かる方法ってないのかなぁ~。

まさか、新種鉱物を大発見!?・・・・・なんてね。。。
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