GO GO ヘナK小隊!!

北海道で趣味の鉱物採集と狩猟を楽んでる、小隊長(奥さん)と兵長(ダンナ)の夫婦による‘ヘナK小隊’只今奮闘中であります。

獣専用冷凍庫(笑)

2012-10-24 15:44:00 | 日々雑感
小隊長(妻)です。

※ これは食べ物じゃありません、あしからず(笑) ↑



寒くなりました。
朝晩ストーブを点けるようになりましたが、以前のすまいに比べたらとても暖かいので光熱費は浮きそうです。

お風呂も暖かい、家も暖かくてもう寒い思いをしなくてもいいと思うと涙が出るほどです。
家中暖かい北海道の建物は、分厚い断熱材が入っているので夏涼しく冬温かいので本州の家に比べても快適です。


さて、最近冷凍庫を買いました。


いつも猟期が始まると冷蔵庫の冷凍室と相談しながらシカを獲っていたのですがいよいよ買いました。
ずっと欲しかったのですがなかなか決心出来ないでいました。

でも、北海道の田舎は買いだめ文化、この十勝は特に買いだめ志向が強いようです。
私の会社の人も一年分の鶏肉を買いだめしてますし、鮭は丸ごと数匹、缶コーヒーもカップ麺も1ケース単位で買う人も少なくありません。

ただウチの場合は獣専用ということですね。(笑)

私の希望は省エネ・引き出し式でしたが、兵長はもう少し大きめが欲しかったようです。
メイドインチャイナは妥協したとして、群馬県のメーカーでしかも省エネなのでよしとしました。

そして120リットルが欲しかったのが本音ですが100リットルを購入。
電気代を考えるとねぇ・・・。

引き出し4段には上からイノシシ・アナグマ・ヒグマが入っています。


イノシシは、岡山産と福岡産でハンターさんに送っていただきました。 ありがとうございます。

お料理は考え中~、以前からアレコレ妄想してたのですが何から作ろうかしら・・・ワクワクします。
珍しいアナグマとかヒグマとか、なんて幸せなんでしょう・・・って、理解していただかなくてもよいですが(笑)いろいろ考えるのは楽しいのですよ。
普段食べないものをいただくと美味しく食べてやると闘志が湧きます。

ハンターさんは山で獣と戦いますが私はキッチンで・・・。

そんな訳で兵長にもさくさく獲ってもらいましょう。


鴨希望・・・(毎年言ってるな)

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デカイ!!

2012-10-14 23:49:11 | 射撃・狩猟
猟期が始まって早や1週間。
ワタシといえば、未だ満足に出撃出来ないでいる今日この頃、北海道のてっぽ撃ちの皆様の戦果は如何でありませうか?

土日が休みの今週末も、主戦場の白糠町が金曜日に国道が通行止めになる程の豪雨のため、どーせ山の中はグチョグチョのピーだろうからってんでのんびりしてたら・・・。


マルクマルマル時、ケータイに着信。
『デカイのが獲れた!』


最近ネタ不足のブログの為、とりあえずGO!であります。


場所はいつものM君の解体施設。
其の中で横たわっていたのは・・・・



実測470kg!!!



こんなのに、パンチをくらったらと思うとゾォ~っとするでありますな。。。

撃ったS氏の牧場で、牛の飼料を食い漁り、牛までやられたそうであります。
丸々太って、脂の厚さは10cm。



4人がかりで解体を始め、要した時間は4時間半。


ドーブツ愛誤団体の皆様が見たらギャーギャー言いそうでありますが、家の裏にこんなのがウロウロしてたら生きた心地がしないでありますよ。

ちなみに、高価と言われる“熊の胆”である胆嚢は、この時期は全く獲れないのであります。
熊の肉だって、商品価値は今やエゾシカ以下。
熊の毛皮の敷物を欲しがる人なんて、ニホンカワウソより少ないでありますな。



さて、ワタシが今だ本格的に出撃出来ないでいる理由は・・・・・、


猟用車を換えたのであります。
昨猟期、山奥で遭難しかかった痔無兄号に代わって、新しい相棒は負裸怒号。


車が届いたのが、つい先日。
シカを乗っけるキャリアが未完成なのであります。


さぁ、来週はワタシの出番かな?

頑張るぞー









って思ってたら、週末は出張でありました。。。。。
コメント (12)
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ほんわかと優しい猟師のために・・・

2012-10-06 16:22:22 | エゾシカお料理レシピ
小隊長(妻)です。


秋深まり・・・と言いたいところですが、例年より暖かい秋ですね。
猟期に入り兵長も出撃したいところですが、サラリーマンゆえに月曜日のスタートは断念。
ただでさえ狩猟と猟銃の更新やらナニヤラで休みがちなのに、お祭りだからって休むわけにはいかないみたいです。

そして昨日、技能講習に参加して問題なく終わりいよいよ明日から出猟です。
技能講習もたったの2名だったとか。
案外、猟期が始まってから受けた方が穴場だったりして・・・(笑)


さて、残りわずかな冷凍庫のエゾシカさん。
狩猟解禁日に参戦できなかった【ほんわかと優しい猟師】のために、エゾシカのステーキを作りました。
              
題名は、先日コメントをいただいた方のお言葉なのですが、とても気に入ってしまって使わせていただいております。

しか~し、本当に兵長はほんわか優しいのだろうか・・・・

女、子供に平気で銃口を向け「あ・・食べごろサイズみっけ!」と言っては撃ってるハンターです。
命を区別しないと言っても調理しているのは私なのですが・・・、「あ、この子あの時のシカだわ・・」と思い出しながら美味しくな~れとお料理するわけです。

いただいた言葉を肝に銘じ、我がヘナK小隊は狩猟シーズン突入です。 (鉱物採集はどうなった・・影の声)


で、今回はいつもフルーツソース主流だった私のソースを、和風に変えて作りました。

玉ねぎ・リンゴを同量すって、赤ワイン大さじ2・みりん大さじ3・醤油大さじ5・塩コショウを合わせて小鍋で温めたものを焼いたお肉にかけました。

兵長一言「さすが!」

私の分も食べていましたが「もう少し獣臭さがあってもいいな・・でも、エゾシカを初めて食べる人にはこのくらい臭みを取らなければ受け入れて貰えないだろう・・・」と。

確かにそうなのですよ、増えすぎたエゾシカを食べようという動きは北海道では活発に普及に力を入れているのですが、なかなか受け入れてもらえないのは獣の臭みがネックなんですね。

エゾシカを出す飲食店はたくさんあるのに周囲の話を聞くと「お店で食べたけど臭かったからもういいや」と言う意見の方が多いのです。
猟師さんはあまり感じない臭みも、普段ジビエに慣れていない人にとってはわずかな臭みも経験がない分受け入れにくいのです。

我が家でも臭みに対して今だに温度差がありますから、これからその辺の所をクリアしないとなかなか普及しないと思います。

この、ソースのレシピは愛知県にいたころ教えていただいたソースなんですが美味しいので気にいってます。
エゾシカは、ソースの中に必ずフルーツをたっぷり入れた方が美味しいと思います。



・・・・・・だけど、たまには違う獣を料理したいものです。(笑) 
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読書の秋~

2012-10-01 10:40:46 | 日々雑感
小隊長(妻)です。


本日から猟期だと喜んでいる妻は極めて稀でしょうがそろそろ鴨を食べたい。


最近、私が勤めている会社の同僚から面白い本があるというのでただいま4巻まで出ている本を購入しました。
彼女曰く「とても重いテーマがさらっと書かれていて、食べることの意味を考えさせられる本です。」と言っていました。

私は北海道の人はエゾシカを普通に食べているもだと思っていた時期がありましたが実際は殆どの人が食べていません。
そのためエゾシカを食べる私は変わり者のようです。
本を紹介してくれた彼女は唯一の私の理解者です。

特に会社の女子は野生の行きものを食べる行為が分からないと言い、「豚や鶏をたべればいいのに・・・」と言います。
また可哀そう・・・とも。

私は兵長が狩猟を始めるまでエゾシカを食べたことはありませんでしたが、「可哀そう」と思ったことが無かったので、意外と偏見が多いことに北海道に来てから驚いたものでした。

家畜も野生の生き物も同じ生命で買うか獲って食べるかの違いなんですが、獲って食べてみて食の大切さを知った気がします。
では、家畜だけを食べていたら理解したのか・・・と言えば、私はきっと「命」は考えなかったでしょうね。
なので、会社の女子が眉をひそめても仕方のないことだと思っています。

でも最近、札幌の街中でヒグマの目撃情報が多発していて、地域の子供たちは猟友会のガード付きで登校していたります。
だけど「山に返せ」だの「殺すのは可哀そう」と言う声が多く聞かれます。

私には何が可哀そうなのか理解が出来ません。

見た目が可愛いから?、ヒグマは何も人間に危害を加えていないから?そんな理由で簡単に済まされる問題なのかなぁ~。
「殺さないで!」と言えば動物愛護だと思っているならおめでたい話ですよね。

話がそれましたが、今回読ませていただいた【銀の匙】は、食べることの意味、自分とは違う種族と接することで得られる生きることの意味が明るく描かれている本でした。
この本は兵長もハマって、繰り返し読んでいます。

とてもよく出来た本なので機会があれば読んでいただきたい本です。
すごく面白いです。

そしてもう一つの本はこれ ↓ コレ二巻ですが一巻を買いそびれています。


作者は鳥をメインに狩猟をしている人なのですが、愛銃は兵長と同じ‘エースハンター’。
日々の狩猟の話が描かれています。

これも面白いです。
イノシシの解体の仕方がビックリでしたが(笑)、エゾシカもこうだと楽そうです。



・・・もう少し色気のある本を読めと言われそうですね。
しかし、インドアの私をアウトドアに導きワイルドな生活に引きずり込んだのは兵長です。(笑)
コメント (6)
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