小隊長(妻)です。
9月6日未明、最大震度7の胆振東部地震が発生しました。
枕元に置いてあったスマホの警報音がなり「まもなく地震が来ます!」との音に飛び起きた瞬間、横揺れが始まりました。
震源地が十勝ではないことはすぐにわかりましたがまさか胆振とは!
いつもは日高、十勝、根室が多いので予想していませんでした。
途端に停電です。
懐中電灯を取りだしロウソクをつけて情報はスマホだけが頼りです。
すぐに停電は解消されると思っていましたが丸一日全道ブラックアウト。
兵長の会社は休み、日中32℃まで上がったので車に避難しました。
スマホの充電は幸いにも車で2台とも1度に充電出来たので問題なしです。
エアコンをつけてカーナビでテレビを見て悲惨さを確認していました。
近所のスーパーもコンビニもホムセンも人だかりだったので買うのを諦めてあるものだけで食事をしようと決めました。
車の中でスマホの充電中、庭のとうきびの花に赤トンボがとまって近寄るとこっちをじっと見ています。
逃げもせずスマホで写真を撮らせてくれました。(現実逃避)
ちと大きすぎ(笑)
電気が使えないだけで不安になります。
でも胆振の厚真や札幌などは停電に加え断水もしています。
どれだけ不安なことでしょう。
夕方、コンビニに再度行ったら暗い中わずかな食べ物が売られていたのでお菓子とカップ麺とお茶を買いました。
冷蔵庫は兵長が「開けちゃダメ」と言うのでそのままです。
開けない方が半日は大丈夫らしいのです。
そして、鹿肉専用の冷凍庫があるのでペットボトル数本、凍らせてたのでそれを冷蔵庫に移したお陰で電気が復旧するまでの丸一日、冷蔵庫はほぼ冷えてました。
牛乳とイカの塩辛は廃棄したもののあとは無事でした。
毎週金曜日に一週間分の食料を買っていたので6日の地震で実はほとんど空っぽ。
夜はロウソクをつけて前日の残ってたご飯でおにぎりを作り、溶けかけてたエビと食べ頃のアボガドを和えておかずにしました。
あくる日、スーパーに行くとやっぱり肉も魚もその加工品もありません。地元の野菜が少し、とりあえず3日分だけ買いました。
でも夜に空を見上げたら満天の星空で天の川がとても美しかったです。
あんなに美しい星空を見たのは初めてでした。
午前3時、トイレに起きてランタン片手に行くと窓から灯りが見えました。
電気が復活したのを喜びました。
北電さんの努力の賜物です。
でも山が崩れて多くの方が亡くなられました。
それなのに停電で不安になっても水とガスは大丈夫だったのに情けない限りです。
缶詰や乾パン、水など用意しておこうと痛感しました。
そしてたくさんの方からメールをいただきました。
ありがとうございました。