ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

白熱する鍋合戦

2011年03月09日 | 第三セクター
 

 次の日曜日、3月13日、ヘルストピア周辺は熱くなる。

 地元の8つの第三セクターが結集して行う初めての企画、
「きた!きた!きた!のべおかGENKI市 N椀グランプリ2011」が、
ヘルストピア横のサッカー場で開催されます。

 口蹄疫復興支援、県のファンド事業を利用
中小企業振興策(県の助成金を運用)として
1月末に事業の承認を得て、
道の駅北浦・田村支配人が構想を練り、
事業化したものです。

 主催は延岡市観光レジャー施設協議会
メンバーは道の駅北浦、道の駅北川はゆま、
ETOランド、須美江家族旅行村、北川ホタルの宿、
北方よっちみろ屋、祝子川温泉美人の湯、
そして我らがヘルストピア延岡の計8つの施設。

 イベント会場のメインは約90店の大物産市
(地場産品販売ブースと軽トラック市)。
物産市で購入できる1,000円の商品券を好評販売中。
実はこの商品券にはからくりが・・・。

 今回物産市に並んで注目されているのが「鍋合戦」です。
合併前の旧4地区(延岡、北浦、北方、北川)の
JAや漁協女性部が中心となり
4地区それぞれが“お国自慢の特産品”を具財にした鍋を考案し、
当日その鍋を食べていただきます。
そして、4地区の鍋で一番美味しかったと思われる鍋に投票
(投票は食べたお椀を旨いと思った地区の所に入れる方式)



 「えっ、振る舞いなの」
と思われそうですが実は、
1,000円の商品券を購入していただかないと
鍋が食べれない仕組みなんです。

 「どういうこと?」

 そう、商品券の最後に鍋実食券2枚が付いており
1冊1,000円の商品券を買うと
おまけで鍋2杯食べれる仕組みなんです。
当日は鍋だけの現金販売はできませんので、
商品券を買った人だけが鍋を食べれる権利を有し、
無料で食べれるわけです。ただし2食分だけ。
4地区の鍋全部を食べたい場合は
商品券2冊分(2,000円)が必要になります。



 現在8つの施設と観光協会、
商業観光課、商工会議所や北方支所などでも発売しておりますが、
発券冊数は1500冊と数に限りがあります。
既に4割方は販売され、
毎日急ピッチでお買い求めいただいております。
当日は券も完売と言う事も有り得ますので
この機会にどうぞお買い求めください。

 先月24日、4地区合同の鍋の試食会がヘルストピアでありました。
4地区とも地域の食材を生かした
素晴らしい鍋が出来上がっていました。
味、香り、地元の食材、どれも甲乙つけがたい逸品ぞろい。

 北浦は鱧(ハモ)のすり身鍋。
北方はイノシシの肉を豪快に盛り込んだ山賊しし鍋
北川はシカの肉をつみれにしたヘルシーもみじ鍋。
延岡はブタ肉と新玉ねぎ、すった生姜を風味にした「ぶったまがり鍋」




 試食会で初めてお互いの手の内を見せましたが
それ以降は食材はそのままに味付けを改良しながら
各地区の女性部の方々が4地区1位を目指し
今までに無い地域の食材を生かした鍋が考案されています。

 さて、優勝するのはどの地区か。