ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

着々と新清掃工場建設進む

2008年06月27日 | 周辺の出来事
  平成21年春の完成を目指して急ピッチに工事が進んでいます。
お隣りクリーンセンターの新清掃工場。

 ヘルストピアから見ますと北東部に位置し東海河口の方角にありま
す。以前は旭化成のヘリポート発着所があり、平成2年のヘリ墜落以
降この地は閉鎖されていましたが、老朽化した清掃工場を新築するた
めこの地に工場を新設。早ければ年内中に試験運転という運びで今、
工事も進められています。



 市のホームページによりますと、新清掃工場は延床面積約7,773平方
メートル(建物本体部分)、地下1階地上5階建て。高さは、一般的な
集合住宅のほぼ10階建てに相当-とあります。

 この5階建ては32.2㍍だそうです。妙田(ヘルストピア周辺)
公園で30㍍の高さの建物はと言いますと、当社が4階建てではあり
ますが、4階の建物と併設されているプールゾーンの構造は、横吹き
抜けとでも言いましょうか、通常の4階建ての高さではありません。
地面からどのくらいでしょう。最深部で20数㍍はあるかな。それで
いきますとヘルを超える周辺では一番高い建物になりますかな(いや
いや待てよ、文化センターの最上部はどのくらいだろう)。

 焼却能力は1日218㌧だそうです。2基の焼却炉があり、従来の
炉よりも幾分処理能力は圧縮されています。ゴミの減量化などで、圧
縮分をカバーするものでしょうか。1市3町(高千穂町、日之影町、
五ヶ瀬町)の西臼杵ブロックも建設費を負担、広域の工場となります。



 というわけで、新工場も当社と同じく埋立地に建設。しかも建物の
重量は当社の比ではありません。となれば、例の基礎工事(25日の
ブログを参照下さい
)、かなり地中深く掘削したでしょうね。処理能
力の半分のゴミの量が搬入されますと1日100㌧近い量を焼却する
ことになります。現在の1日の処理能力はどのくらいでしたか、50
㌧だったけか、また調べておきます。

 もう一つ新工場が優れている点、それは環境に配慮されていること。
ホームページによりますと、排ガス処理には、すすなどの固体粒子を
除去する「ろ過式集じん器」、触媒を用いて窒素酸化物やダイオキシ
ン類を分解する「触媒脱硝装置」を設置するほか、消石灰や活性炭を
噴霧して塩化水素や硫黄酸化物などの有害物質を除去し、法令で定め
られた排ガスの規制値よりさらに低い排出値で運転します-とありま
す。これらは建設前に準備室の職員が念入りに調査(民間に委託)、
分析されていたデーターを元に、条件に見合ったある意味最新鋭に近
い施設だと認識しております。

 正式稼動は来年の春。運転が早くて年内中、着々と周辺も整備され
また新たな公共施設がこの長浜に完成しつつあります。


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