ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

駐車場内のモラル

2007年09月01日 | モラルの問題
  夏休みも終了しましたが、先日も書きましたように今年は9月2日まで延長(正しくは学校休日)しているために、普通よりは2日間長い夏休みになってます。子ども達にとっては得した気分ですが、宿題や自由研究などに追われている子どもらは、親も協力して今最後の追い込みで家に閉じこもったままの家族もいるかもしれません。

 もしくは、夏休みの宿題も順調に済ませ、今ルンルンというお子様は、そのご褒美として「夏休み最後もヘルストピアで」と目的を達成したサプライズが待っているかもしれませんね。明日は最後の夏の休日。いよいよ明後日から学校もスタート。いつも家に居てゴロゴロしていた子どもが日中居なくなると、親もせいせい?。いろんな夏の日の家族の過ごし方があったに違いありません。

 今日の昼過ぎは、夏休みでも先日の花火大会の日に匹敵する大駐車場満車状態でした。終盤の夏の休日だから、家族連れで賑わっていた?。それにしては入館者が少なすぎる。では何?。お隣の文化センターの利用者の“仕業”でした。

 最も収容能力のある大ホールではJAの家の光大会という女性部が主催する研究発表会のような大きな大会があってました。市内の農業関係者の女性部が一同に会し、演芸も加えて交流を深めています。それから小ホールは医療福祉関係者の集会、展示会場は地元のカメラフェアと大きな催しが重なり一日に集中。

 そしてその反動は大駐車場に。こればっかりは仕方ありません。共同駐車場ですから。そこにうちの遅番の従業員が未舗装部分に止めようとしたところ、「もういっぱいです」と。慌ててその場所に行ってみると普段は止めることのないスペースに違法駐車が何台も見られました。しかも3列の縦列駐車ときてました。その列が7、8列はあったでしょうか。そのうちの1台が身動きとれずに人が来るのを待っていたようでした。「どうされましたか」と私。30代半ばと見られる男性運転手が「見てのとおり前と後ろ挟まれました」と。切り替えしてハンドル切れませんか、と尋ねると「やることはやったんですか」との返事。脱出できなかったようでした。ならばと、当社に電話をして男性陣3人を呼んで1台の軽を4人で抱え挙げて移動する強攻策に出ました。ボディーは浮くものの、残念ながら動かすことはできず、結局は文化センターに電話を入れ「車の移動」の館内放送をしていただきました。
 
 すると5分位でしたでしょうか、60代の女性が車の方にやってきました。身動きの取れなかった男性が「お宅ですか。こんな車の止め方をして」とカンカン。女性は「すいません。となりの車がそうしていましたから、てっきり大丈夫だと思いまして」と。すかさず男性は「貴方は車を止める時、周囲は見回さないんですか。貴方が来なければ30分いや1時間も待たされるところですよ、私達は」と怒りはおさまらないようでした。その言葉を聞いていた私達も確かにそうだ、とこの女性に限らず勝手に車を止めていくモラルのないドライバーが増えていることを想像しながら、最近はこういった苦情が多くてうんざりです。

 その男性は当社の利用ではありませんでしたが、わたしもそこを通りかかった一人でしたし、何とかせにゃいかん。「どぎゃんかせんといかん」と東国原知事張りに、そんな心境になっていました。移動し始めたその女性は「私は集会が始まっているんですよ。ここに止めて良いですか」と私に訴えてきました。「そういわれましてもご覧のとおりここはいっぱいですよ」と今男性から言われていることが少しも効いていない様子でした。さすがにその言葉に私も「反省してないな」と思いました。普通なら申し訳ないやら恥ずかしいやらでもうそこから居なくなるところ。私もその言葉を聞いて「ご自分の良心におまかせします」と冷たい態度で接しました。それでも「そういわれても」とけげんそうな顔をしている女性に「しょうがないな探してみるか」。その地点から奥ばったところに回転できそうなスペースを見つけそこに誘導しました。

 今年の夏は駐車場がいつになく満車になる日が多いような気もします。炎天下の中、頭のてっぺん薄い地肌は汗でびっしょりです。こたえるなぁこう暑いと。