みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

黒岳(1984m)[144]

2019-09-18 | 
06:50|黒岳7合目
08:00|黒岳
09:00|雲ノ平(途中まで歩いて引き返す)
09:20|黒岳石室
09:40|黒岳石室
10:05|黒岳
11:25|黒岳7合目

合計 4時間15分

(ゆ) 層雲峡 黒岳の湯



記帳


マネキ岩


参拝


ゆ君、今年5回目の登山


雲ノ平へ


ヒメクロマメノキとウラシマツツジの紅葉


石室と紅葉


曇っていても大雪の紅葉は素晴らしい


ハナゴケ


チングルマの紅葉と北海岳


9月も中旬を過ぎたし、5日前の層雲峡ビジターセンターの情報では、黒岳や赤岳の紅葉は見頃に近づきつつあるとのこと。
天気予報が局によってまちまちで行こうかどうか迷ったが、思い切って行って正解だった。

山頂まではあまり紅葉が進んでいない感じだったが、石室に向かう途中の凌雲岳から北海岳にかけては十分見応えがあった。

石室の管理人さんとの会話も楽しかった。
管理人さんは毎年、石室の営業が始まる6月20日頃の10日前から常駐しているそうで、山開きより前のこの時期は動物たちに出会う機会が多く、また、雪が解けた場所から次々に花が咲くので一番のオススメと教えてくれた。
温暖化の影響なのか、昔は9月上旬頃に見頃を迎えた紅葉が、今では9月中~下旬にずれてきていると話していた(下山後に訪ねた市根井孝悦さんの写真ミュージアムの展示にも、大雪の紅葉が昔のように紅く色づかなくなったという市根井さんのコメントがあった)。

今夜からは雪が降り、初冠雪となるだろうとのこと。
実は先月も先々月も雪は降っているそうだが、まとまった量が降らないと初雪とはならないらしい。
(ちなみに昨年、りんゆう観光の独自観測ではあるが、8月17日に初雪となった際にはなんと50cmも積もったそうだ!)
話を聞きながら、すでに頭の中は来年の6月、石室泊デビューを楽しんでいる自分の姿でいっぱいだった。

黒岳の山頂の小さなお社をのぞき込んだゆ君が驚きの声を上げた。
なんとお社の中には「那智山青岸渡寺」のお札が奉納されているではないか!
このお社はもう何度も見えているのに、ちょうど一ヶ月前に那智山青岸渡寺を訪ねたばかりの今、このタイミングでお札の存在を知ったことに運命を感じた。

下山時にマネキ岩の上空を飛ぶドローンを発見。
ここはドローン禁止のはず・・・と不審に思って操縦している二人組に声をかけると、なんと北海道新聞の記者さんたちであった。
10月2週目の道新夕刊に掲載予定の特集記事を作っているそうで、もちろん飛行許可を得ているとのこと。(失礼しました!)
撮影中にもかかわらず、とても親切丁寧に記事のことを教えてくれたりドローンの映像を見せてくれたりした。
朝刊を買っていれば電子版を見ることもできるとのこと。
記事を読むのがとても楽しみだ。