埼玉県川口市の市道で25日午前、保育園児の列にワゴン車が突っ込み、園児2人が死亡した事故で、業務上過失傷害の現行犯で逮捕された運送業手伝い井沢英行容疑者(37)(埼玉県栗橋町)は、助手席に置いてあったカセットプレーヤーのテープを替えようとして脇見をしたことが、わかった。
飲酒運転の問題でもそうなのだが、他人の命を奪う乗り物であるとの自覚がない人が多くなってきたためではないかと思う。
狭い道路で、幼児や高齢者がいるのに、全く徐行せずにぎりぎりを走り抜ける車も多い。
幼児や高齢者でなくても、自動車が歩行者のそばを通る場合は、徐行するか距離を離さなければならないことになっているが、ほとんど守られていない。
自動車が、歩道を通らないと駐車場に入れない場合は、歩行者を優先して通さなければならないが、車のほうが早いからといって、(歩行者の側にもそういう認識があるが)車を先に通させてしまう。
信号のない横断歩道のあるところでは、自動車は歩行者を先にわたらせなければならないと道交法にはなっているが、現実はそうではない。
弱肉強食の市場経済が、これから促進されてくるわけだが、ますますこれによって事故は増えるであろう。
いちばんマナーがないのは、タクシーである。時は金なりで動くから、とても危険なドライバーを生み出す。そうでないと生活が苦しいからである。
時間に余裕が生まれる自然主義経済では、このようなことはなくなる。
お金を吐き出さなければならない自然主義経済では、飲酒運転もなく、運転代行は繁盛する。
現行の常識はとても危険なのだと思う。
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