おおさか佳巨 街頭演説のブログ

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小沢一郎と菅直人

2006年04月04日 23時18分00秒 | Weblog
民主党の前原代表の辞任表明を受けた後継代表選びで、菅直人・元代表(59)は4日、立候補する意向を固めた。

菅氏は5日にも記者会見を行い、出馬を表明する。小沢一郎・前副代表(63)も近く出馬表明する見通し。

小沢氏と菅氏は4日、東京・音羽にある「鳩山会館」で開かれた民主党の観桜会に出席し、記者団の前で握手した。菅氏はあいさつで「代表選で(新代表が)決まれば、一兵卒だろうが何でもやる覚悟で、一致結束してやりたい」と述べた。小沢氏は記者団に「どなたでも(代表選に)出たい人は出ればいい。(挙党体制は)できる」と語った。



この代表選挙は、菅が勝てば民主党政権にはならず、小沢が勝てば民主党政権になるだろう。

菅直人は、歴史の時代の要請から考えると20世紀末までは、「反乱者」として必要な人物であったが、今後は小沢一郎のような「好戦的軍事愛好政治家」が選ばれる。

東京都知事が青島幸男から石原慎太郎になったように。

小泉内閣から小沢内閣に代わるにしても、小泉政権は反乱型であり、小沢政権は軍事型となる。

私は、小沢一郎氏が自由党党首時代から、「やがては民主・自由連立政権により、何かの理由で与党第二党党首の小沢氏が総理大臣になるだろう」とみていたが、それはなくなり、民主・自由の合併となってしまった。したがって、彼は民主党の代表となり、やがて政権をとるだろうと前々から予測していた。

小泉内閣のような、既存権力の破壊の次にあるのは、小沢氏のような軍事中心型政治である。

世の中を経済以外の部分に目を向けさせる可能性のある政治家として、歴史の一躍を担う人物であるが、その反面マイナスを多く残すのではないだろうか。

物事には順序がある。それは歴史の法則、自然の法則であるとしてある程度は逆らわないほうが良い。

小沢氏のあと、復権した自民党政権は石原慎太郎内閣になるか、あるいは安倍晋三内閣になるかわからないが、とにかくこの経験を踏まえないと、次に進めないのではないかという気がしている。

いずれにせよ、総理大臣を誰がやるかによって日本がどう変わるのかという点では、以前よりもましになってきているといってよい。以前は、田中角栄・竹下登・金丸信・小沢一郎・野中広務に従うロボットたちが総理大臣を担ってきた。それは少数の欲得に絡む利権政治であった。

これは事実、変わりつつある。

しかしながら、いまだに経済の根本ルールには踏み込めないだろう。平和党はこのタイミングをよく見極めるべきだと思う。

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