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【愛国心】左右脱却から自然への回帰へ

2009年12月06日 20時18分05秒 | Weblog
やはり近年の問題は、愛国心という言葉を軽はずみに使い、愛国心たる気概を常に肝に銘じていない者や、愛国のための身体を鍛えず口ばかりが先行し、日本人としての儀礼も身に付けていないようなのが愛国・保守を名乗るわけだから、日本がズタズタになっていくのも無理もない。


そもそも、愛国心なる言語は明治以降に作られたものであり、愛という単語が頻繁に使われ出したのはキリスト教伝来からである。

さらにこの愛国心なる言語は、近代国家を指していることが多い。神道についての考えも、明治以降に作られた国家神道であり、そんなものは日本の伝統にあらず、西洋にあわせて作られたものである。したがって国家神道の愛好者は、己の考え方とは違う左翼的思想に対して徹底的殲滅を図ろうとする。しかし本来の神道は、全てを生かし、全てを1つにまとめるおおらかさと、和を持って尊しとなす精神がある。

しかし現代の右翼思想は、己と反対の考えをみつけ次第、喜び叫んで罵倒したがる。彼らは日本人がバラバラになっていくことに常に嘆いているが、その日本人を左右に分けてバラバラにしている張本人が彼らなのである。

まことに愚かなる人々は盲目に至るため、ちょっとやそっとの警告では気づくわけもあるまい。

もはや、保守だの革新だなどと言う死語にこだわる必要もなく、左右を脱却する時代が望まれる。脱却には、人為的思想にとらわれることなく自然への回帰を政治的になしうることだろう。

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